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飲酒依存拡大

2012年03月17日 11時13分20秒 | Weblog

 

 東日本大震災で家や仕事を失った被災者がアルコール依存症になる可能性が多くなっている。

 昼間からお酒を飲む被災者もいる。

 夢も希望もなくなると人はお酒におぼれ易い。

 家族を失い、住み慣れた土地を追われ、仕事もない。

 当然、生活保護は受給されるが、楽しくも。面白くもない。

 特に、大川小学で母親と息子を死なせた、父親は号泣の毎日だろう。これも完全に人災だ。

 次に原子・放射線被害だ。今、明らかになりつつあるのは、福島原発の、電源・冷却装置は「津波」の前にすでに地震で壊れていた可能性があるらしい。これも杜撰な設計で、人災だ。

 以前、このブログで述べたが、故江里チエミさんは、声帯手術後の経過がよくなく、昔の声が出せなくなり、お酒に溺れて、ベッドの上で吐き、それがのどに詰まり、孤独死だった。

 故石原裕次郎さんも昼飯代わりがアルコールであった。だから早死にされた。

 このようにアルコールは何かを忘れさせてくれるが、生命を脅かす。

 大川小、原発災害でも不安全対策という人災は許せない。

 一番許せないのは原子力保安院が大震災2年前に、アメリカに研究員を派遣して、アメリカの高度な安全対策を学ばせていながら、日本に帰り、関係省庁、東電、特に内閣府にその重要性を報告していないことだ。何のために税金を使ってアメリカに調査に行かせたのか。

 2年前の段階で十分報告されていれば、福島原発の爆発は防げていたかも知れない。これが一番大きな人災だ。

 日本人は「想定外は」を使いたがる。簡単にこの言葉で責任を逃れさせてならない。

 想定外の山が、日本国を完全に潰すからだ。