ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

私の好きな「木下珈琲店」

2007-12-12 09:14:09 | ぶらり都めぐり
下鴨神社に行った後は、下鴨本通り側にある「木下珈琲店」へ。

下鴨近辺に行った時は、いつもここにお茶しに寄りたくなります。


バス停下鴨神社前の近く、「加茂みたらし茶屋」の向かい側です。


清潔で洗練された感じのいい店内。壁にかかっているのがお店のマーク。
大きな窓から下鴨通りがよく見えます。


スィートポテトセット。
コーヒーはスマートな感じのいいマスターが1杯ずつサイフォンで淹れてくれます。

ゆっくりくつろげるお店です。
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秋深まる松ヶ崎疏水

2007-12-12 07:52:42 | 松ヶ崎村風土記
12月8日、疏水の紅葉もいよいよ最後となってきました。






小さな柿の実が鈴なり。
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着物ファッションショーを見る

2007-12-11 01:56:27 | ぶらり都めぐり
並河靖之七宝記念館を出て三条通りをぶらぶらしていると、「着物ファッションショー
5時35分からあります~」という呼び声が。会場が三条御幸町角にある「ART COMPLEX 1928」つまり、かつての毎日新聞ビル、あの武田五一の設計になるビル3階のホールであるというので、見ていくことにしました。

これは大分前に撮影した建物の写真。

これがファッションショーの会場風景。

主催団体はアイセック京都大学委員会 京都着物企画という若い人達がやっているもの。
アイセックとは、世界中の学生同士が異文化理解を深め合うことを目的に、海外インターンシップ事業や受け入れ事業をおこなっている団体らしい。その事業の一環として、着物を通じて日本の伝統文化への理解を促す活動もしているのだそうです。会場では、着物ファッションショーの他に、着付け体験、茶道体験、かんざし作り、匂い袋作り、焼き物絵付け体験、豆腐作りなどのブースもあって、体験できたようですが、この時間にはもう終了していました。この他にも、和楽器演奏、合気道演舞もあった模様。
なお、入場料は100円でした。


では、「着物でデート」をテーマとしたファッションの数々、どうぞお楽しみくださーい。


               


               


               

つんつるてんの裾丈とか、着物にブーツとか、ぎょっとするところもいっぱいありましたが、ものおじすることなく着こなして、堂々と照れずにポーズを取っている若い人達に感心、拍手を送りました。
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「明治の風雅」並河靖之七宝記念館

2007-12-10 12:45:42 | お庭
京都市美術館でチラシを見たらその日が秋の公開最終日だとわかったので、近くだし「並河靖之七宝記念館」に寄ってみました。
9月15日~12月9日秋季特別展「明治の風雅」では、地理学者でもあるジャーナリスト、エリザ・ルーアマー・シドモア(1856‐1928・米国)の見た靖之の作品と親交の様子が展示されていました。


記念館の建物は明治・大正時代の七宝家並河靖之の旧邸、竣工は1894(明治27)年です。表屋、主屋、旧工房、旧窯場が国の登録有形文化財になっています。

銅の器にガラスの釉薬をさし、焼成・研磨を繰り返した七宝の繊細な作品の展示品、それを作っていた工房、窯場の跡、外国人もたくさん訪れた母屋の座敷の展示も興味深いものでした。


庭園は七代目小川治兵衛(植治)の作庭、植治の作風が創出された初期の庭です。庭園は京都市指定名勝。

池の水が建物の縁側の下まで入り込んでいて、まるで水に浮かぶ船のようでした。

一文字の手水鉢もあり。



琵琶湖疏水からの豊富な水が庭内に大きな池を作っています。
この水は、七宝の研磨のために引かれたということですが、植治が民家に疏水の水を引いて作庭した初めての例です。



苔に散紅葉が美しい。



瓦やタイルをはめ込んだ通路や踏分石の使い方がおもしろいです。

繊細で素敵な七宝欲しーいと思ったら、自分で作れる七宝教室もあるようです。
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「京都と近代日本画」展

2007-12-09 19:28:35 | ぶらり都めぐり
もう会期は終わってしまいましたが、京都市美術館で10月6日~12月9日開催されていた特別展「京都と近代日本画-文展・帝展・新文展100年の流れの中で-」を見ました。


上村松園の「人生の花」、「待月」、「晴日」を見て満足。
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紅葉の下鴨神社

2007-12-09 08:24:42 | ぶらり都めぐり
12月8日、下鴨神社の紅葉はまだまだきれいでした。

参道から、

摂社河合神社の側から、どちらもたくさんの人が紅葉を見に来ています。


大イチョウの葉は大分散ってきていました。

馬場の紅葉を愛でる人々。


人のいない時をねらって。
ここの紅葉は黄色い葉っぱが多いようです。



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高野川の秋

2007-12-08 10:41:04 | 松ヶ崎村風土記
           

高野川が北山通りと交わるところ、松ヶ崎橋の上から上の方を見ると、毎年紅く紅葉する木があって、この季節とてもいい眺めになります。
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紅葉の御土居初公開

2007-12-04 03:47:50 | 御土居堀
八瀬から叡山電鉄に乗って出町柳まで、そこから市バスで北野の天神さんへと移動、今年初めて秋に公開されている御土居の紅葉を見に行きました。(12月2日)

北野天満宮の西側小高い土塁になっているところが秀吉が京都の周りにめぐらせた御土居の遺構の一部です。
その御土居の土手と横を流れる紙屋川の谷間一帯が紅葉で染められていました。
正に今が盛り、「モミジのニシキ神のまにまに」です。

紙屋川一帯が整備されて、きれいな橋もでき、対岸も歩けるようになっていました。




突き当たりの大きな木の紅葉が一段と目を引きます。

「三叉の紅葉」は大きすぎて全体が写せません。
樹齢400年以上です。



午前中に見た瑠璃光院の整えられた庭園の紅葉もよかったけれど、こちらの紅葉は自然のままに生い茂る深山の様子が感じられ、安らぎを覚えてさらによかったです。

サザンカもきれい

御土居苑の入場料600円でお茶とお菓子がついています。
お菓子は、秀吉の大茶会にちなんで老松さんの「大茶湯」。

天神さん境内の南天も色づいていました。


この後時間があったので、初めて宝物殿を見学しました。
国宝「北野天神縁起絵巻」、重要文化財長谷川等伯の「昌俊弁慶相騎図絵馬」等々・・。

「豊太閤北野大茶湯図」「北野大茶湯高札」もあって、1587(天正15)年秀吉が広く一般人にも茶会に参加するように呼びかけ、財力のあるものは2畳の広さの茶室をあちこちに作り、ないものは自分の湯のみを持って参加するようにふれているのがおもしろかったです。
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エクシブ京都八瀬離宮でランチ

2007-12-04 02:17:45 | ぶらり都めぐり
瑠璃光院拝観の後は叡電八瀬比叡山口駅近くまで戻り、すぐ前にある会員制リゾートホテル「エクシブ京都八瀬離宮」に行ってみました。


ここは、元は八瀬遊園地があったところで、夏のプールとか家族で楽しませてもらったのだけれど、残念なことに何年か前に閉鎖になってしまったところです。その跡地の広大な敷地を使っていくつものホテル棟が建っています。
どんなところか一度偵察したかったので、この機会に(笑)。

レストランもあるけれど、とてもお呼びでない気配なので、ロビーラウンジで軽食ランチをいただくことにしました。

地鶏のパニーニ。

目の前に水の流れを配して、その向こうにはるか宝ケ池方面の山並み風景が広がって、抜群の眺めです。
ゆったりとお昼をいただいて、次の紅葉巡りに向かう英気を養いました。
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紅葉の瑠璃光院

2007-12-03 04:40:30 | お庭
紅葉の見頃のうちにと、八瀬にある瑠璃光院に行って来ました。

叡山電車「八瀬比叡山口」駅から高野川を渡って、川沿いに歩くとすぐの所にあります。


川辺の紅葉がきれいで、スケッチしている人もたくさんいます。



この門の写真を撮ろうと思うのに、ひっきりなしに観光客が出入りするので、なかなか撮れません。
やっと途切れた時に撮れた珠玉の(笑)一枚。

空には少し風があるたびに紅葉がはらはらと散って、最高のシチュエーション。

門から玄関へと上がって行く露地にももみじが散り敷いています。

苔の上にもいっぱい
毛足の長いふかふかの苔でした。

玄関前の池のある庭園。

池にももみじがいっぱい。

書院の前の庭園「瑠璃の庭」。
苔のじゅうたんの間をぬって一筋のせせらぎが流れています。
けれど、一番前の眺めのいいお席はお茶をいただく方達の席になっていて、後ろからはお庭の眺めはイマイチ(涙)。これだけ撮るのがやっとでした。

この上の階はこの日は貸切で入れず、残念。

書院の裏側に建つ茶室に向かう廊下からの眺めも素晴らしい。

せせらぎの中に苔玉のような固まりが点々と配されているのが素敵です。
こちらから向こう側下の段にある庭園に向かって水が流れて行きます。

茶室側からのせせらぎの眺め。

流れはやがて池につながって、背景のもみじ林の眺めへと広がっています。
「臥龍<がりょう>の庭」。

茶室の名前は「喜鶴亭」。
三条実美公が命名したそうです。

数奇屋造りの建物は京都電灯創業者が大正末から昭和の初めにかけて改修したもので、棟梁は中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作だそうです。



今はお寺になっていますが、その前は料理旅館「喜鶴亭」(「八瀬の釜風呂」)でした。

壬申の乱で背中に矢傷を負った大海人皇子(天武天皇)が「八瀬の釜風呂」で傷を癒したという言い伝えがあり、この形は大原女家のお菓子にもなっています。

釜風呂の中はござに枕があってここに寝て蒸し風呂にあたるのだったんだ。

「八瀬の釜風呂」って、聞くだけでいっぺんも入れなかったなあ。


秋の特別公開が12月9日(日)まで延長になりました。
拝観料500円。10:00~16:30

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當る子歳吉例顔見世興行

2007-12-02 19:13:36 | ぶらり都めぐり
12月1日夜の部を見に行きました。


南座は元和年間(1615~1623年)四條河原に公許された7つの櫓のうち、明治まで残った櫓が二つ、明治26年に北側芝居も廃座となり南座だけが歌舞伎発祥の現在地に残ったものです。
現在の建物は1029(昭和4)年竣工。歳末の吉例顔見世興行は戦中も一度も絶えることなく続けられてきたそうです。


午後4時20分開始の夜の部前には四条通り南側歩道は入場を待つ人でぎっしり、これから歳末の26日までは昼の部の開始10時半前とこの時間には、四条通りを通らないほうがよろしおすえ。



演目は、

第一 梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
    鶴ヶ岡八幡社頭の場
第ニ 寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
    劇中にて中村錦之助の襲名口上あり
第三 京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
    坂田藤十郎喜寿記念
第四 河内山(こうちやま)
    質見世より玄関先まで
第五 上 三社祭(さんじゃまつり)
   下 俄獅子(にわかじし)

それぞれが30分から1時間かかり、その間には15分から30分の休憩時間があったので、全部見て終わったのは午後10時5分になっていました。

はーっ。歌舞伎を見るってこんなに大仕事だとは思っていませんでした。
皆さん幕間に幕の内お弁当を食べておられる方が多かったですが、私達ははねてから食べに行こうと思っていたので、じっと我慢の子。

それに会場がスースーと寒くて足元が冷えて冷えて、コートを着ても冷え切ってしまいました。



それでも、カブキ見れてよかったです。

ここに日本の伝統芸能が凝縮したようで、啖呵に大見得、宙返りに早変わり。花道、せり上がり、隈取り、豪華な衣装。浄瑠璃、長唄、清元にお囃子(違いがよくわかっていない)、三味線、太棹、太鼓に笛の音、その他の音響効果もすごくて、踊りのお囃子には思わず身体も動きそうになってきました。

藤十郎の道成寺はどう見ても娘としか思えないしぐさで、動きの激しい長い踊りを見事に踊られて、喜寿記念とはびっくり。

着物の裾さばきとか所作とかもすごいなあと、お勉強になることがいっぱいありまいました。
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