香川県仲多度郡琴平町、金毘羅さんには登らなかったけれど、いろいろおもしろいものがありました。
JR琴平駅。
1923(大正12)年築。国の登録有形文化財。
琴平電鉄琴平駅。
街の中を流れる金倉川にはたくさんの橋がかかっています。
琴電琴平駅の近くにある高燈籠。
1865(慶応元)年に完成した高さ27メートルの日本一高い灯籠で、国の重要有形民俗文化財に指定されています。瀬戸内海を航海する船からこんぴらさんを拝む目印となっていました。
金倉川に架かる鞘橋。
木造、屋根付きで橋脚のない珍しい浮橋。建立の年代は不明ですが、寛永・天明年間の建造、現在のものは明治2年に竣工、明治38年に現在地に移転したもので、現在は金刀比羅宮の神事の時だけ使われています。国の登録有形文化財。
鞘橋の渡り口部分。
金毘羅さんへの参道はお土産屋さんや旅館が立ち並んで賑やか、中でも一際大きくて立派なのが、清酒「金陵」の酒屋さん、西野金陵株式会社。1658(万治元)年創業。金陵というのは江戸時代に儒学者頼山陽が琴平を訪ねた折にこの地が中国の古都金陵(南京)を思わせるものがあるとして命名したのに由来しています。
街の至る所に金毘羅歌舞伎ののぼりが立っていました。
金毘羅本宮へ登る石段から横にそれて、坂道を少し上がったところにある「琴平町公会堂」。
1932(昭和7)年の木造建築。御殿のような立派な建物で国の登録有形文化財に登録されていますが、現在も各種催しや集会などに活用されています。