11月末、奈良県南部に出かけました。
先ず、長谷寺へ。
近鉄大和八木で乗りかえて長谷寺駅から歩いて約15分。
駅からお寺までの参道両側にはお土産屋さんや旅館が並んで、なつかしい感じの道が続いていました
長谷寺というと、長い登廊(のぼりろう)で有名。
仁王門から本堂まで階段になった登廊が続いています。
登廊の側には牡丹園がありますが、今は花もなく、、、
かと思ったら、少しだけ寒牡丹が咲いていました。
国宝の本堂、大悲閣です。
1650(慶安3)年徳川家光によって寄進建立されました。
本尊の十一面観音は10m以上の大きさに驚く慈悲深いお姿です。
本堂の前面に舞台が広がる構造は清水寺に似た造りです。
舞台からの五重塔の眺め。
晩秋とは言え、去年の紅葉はとても遅くて、青葉もまだまだ残っていましたが、このあたりの眺めは見頃でした。
長谷寺の開基は686年、西国三十三ヶ所第八番札所の観音霊場です。