先週末は・・・。
天候次第で出撃するかどうしようか迷っていましたが・・・木曜日の予報でほぼ大丈夫そう
性懲りも無く・・・甑島へ
今回はもっともリーズナブルで出港地までの距離も近い里を選択なにより、昼までなのでカラダが楽
前回同様、藤丸で
寡黙な若い船長さんです。
甑島のクロもそろそろ産卵に入って、瀬ムラ、日ムラが大きそうですが、撃沈覚悟で出撃
出港は3時半
今回も一睡もせずに0時半に出撃です
AZに寄っても2時半前到着
正味2時間掛からないって、すばらしい
どおりで熊本のお客さん、多いわけだ。
藤丸、甑島に向かう船の中では多分、一番大きいでしょう。
幅はサザンの方がありそうだけど、長さは同じぐらいか。
ということで、お客さんもいっぱい
40人ぐらいいるんじゃ?
荷物の積み込み、大変だなぁ・・
と思ってたら、乗船場所から遠いところに車止めたせいか、一番最後に荷物積み込むことになってしまいました
あー、寝る場所ないな・・・。
でも、1時間ぐらいなんで横になれなくても問題ないです
積み込み終わったら、
はすぐに出港
大した揺れもなく、気がついたらエンジンスローに
まずは黒神から
風はまだ結構吹いているようです
サラシだらけ
1番、2番半、3番と合計4名のお客さんを降ろし・・・
次は沖の島へ
私は灯台下辺りだろうからまだまだだなぁ?って思ってたら、まさかのまさか、私の名前を呼ぶ声が
えっ、次、沖の島じゃなかったっけ?
サーチライトに照らされた島は、紛れもない沖の島
テンション、一気にMax
えっ、どこどこ?
1人目を島の南側に降ろした後、次、私の番
瀬付けされた場所は、向かいにコゴ瀬が見える
船長と、瀬上げを手伝ってくれた方から船付けと反対側(コゴ瀬との水道側)をやって
とアドバイスをいただきました
ありがとうございまーす
これまでに何回、里に来ただろうか?
1、2、3・・・9回目で、沖の島ゲットです
船着き側は風裏になって釣りやすそうですが・・・水道側に出てみると・・
あらら・・・爆風
写真は夜明け後
ここの水道は南北方向に位置していますが、北風なんで、もろ水道を爆風が吹き抜けていきます
が、こんなのそよ風、そよ風
と自分に言い聞かせ、釣り準備
沖の島に上がらせて貰った感動を、秀月丸の船長と大牟田のKさんにメールして伝えようと思ったら・・・
スマホ、車に忘れてきてる
帰港後、この瀬、秀月丸の船長から「サンカク」っていう名前であることを教えて貰いました。
ついでに、潮汐も確認してなかったので、これから下げるのか上げるのか、満干潮がいつなのか、さっぱり分かりません
さらに、せっかく、いいところに上がらせて貰ったのに・・・夜釣りタックル、持ってきてません
デカ尾長、出そうなのに・・・
とりあえず撒き餌とタックルの準備を終えたら、夜明けまで待機
今回は、朝まづめ一発タックルと、口太タックル、両方最初から準備しておき、貴重な時間をロスらないようにしましたよ
尾長用は、宇治の昼タックルと同じマスターモデル尾長H、ライン3.25号、ハリスだけ3号にup
口太用は・・・いつものアルマ1.5、ライン、ハリスともに1.75号 針は最近、気に入っているダイワの5号
夜が明けて、水道側に出てみると・・・正直、水道側の出口先端(南側)は、あんまり足場はよくありません
バッカンを置いてあるところが最初の釣り座
先端付近
写真右下の岩場が釣り座です。
コゴ瀬向き
水道方向を向いて釣りをするということは、右側から風を受けます。
潮の流れは風と同じ方向(右から左へ(北から南へ))ですが、釣り開始時はほとんど流れてないような・・・。
カラダを風を背にして立てる場所がないので、浮子の流れとともに、カラダを90度ひねります
これがちょっと苦痛
で、狙うポイントは・・・
釣り座足下には張り根はないように見えます。結構、深そう・・。
ですが、水道出口側(南側)は、乗っている瀬がそのまま海中に入っていき浅くなっています。
とりあえず瀬際の落ち込みを潮の流れに沿ってトレースしていきます。
この際をトレース
2ヒロの棚でやりますが・・・全く餌も盗られない
3ヒロで・・・変化無し
ここももしかして産卵に入って、
、口使ってくれないのか?
コゴ瀬には、私の瀬上げの手伝いをしていただいたお二人が乗っていましたが、あちらも竿が曲がる様子はないです。
そうこうしているうちに、流れが逆(北側へ)になり始めました。
これから上げ潮かな?
ということは、爆風に向かって釣りをすることに
とりあえずはこちらも瀬際から・・・
うーん、なーんにも当たらないぞ。
ふと、コゴ瀬の二人を見ると、竿、曲がってるじゃないですか
ヤバッ
沖の島で撃沈とかありえんし・・・
プレッシャーハンパないです
・・・・
どうしようか・・・
やっぱり尾長タックル諦めて、口太用にするか?
せっかくタックル準備してるし・・・
ということで、タックルチェンジ
狙いはそのまま瀬際
竿が柔らかいので、穂先が風で煽られて釣りにくい・・・
ラインメンディングしようとしたら・・・
一気に浮子が消し込みました
ついに、ヤツが来ました
んーーーーー、止まらん
プチッ
あっ
やっちまった
おまけに・・・
ラインから高切れ
二段浮子だったので、沈め浮子はサヨウナラ
上浮子だけパラソルで回収
風でライン出過ぎてて合わせが遅れてしまった。
ヤバイ、ヤバイ
やっぱりおるやん
再び尾長タックルに・・・
同じコースを流しますが・・・
当たらない・・・。
やっぱり二段浮子の方がいいかなぁ・・・。
でも深く入れたら、また高切れくらいそうやし・・・。
・・・・
あれこれ考えていると・・・
浮子がじわっーっとシモリ始め・・・
当たり
来たっ
と思ったら、あんまり引かない・・・
なんなく浮いてきたのは35cmぐらいの口太
あらら・・・
あなたじゃないんだけど・・・
でも、これで沖の島ボーズ脱出
ついでに初沖の島クロです
その後も、8時頃まで粘ってみましたが、ヤツはとうとう現れず
コゴ瀬の二人は爆釣モード突入
ヤバイ、このままでは下手くその烙印押されるの確定じゃないか
さっき高切れした口太タックルの仕掛けをセットし直し、口太にロックオンです
水道中央部を見ると、南からの上げ潮が入ってきて、いい感じの潮目ができています
赤いラインが上げ潮
黄色のラインのところに潮目ができています。
黄色の丸が朝一番でやっていた釣り座
赤丸が上げ潮になってからの釣り座
黄色の星印は尾長プチッポイント
緑丸は船着け
対岸のコゴ瀬側は結構浅くなってるみたいで、潮目はその瀬の落ち際付近にできているようでした。
この先に潮目が・・・写真では見えないか
執拗に狙っても喰わなかった瀬際を諦め、潮目に仕掛けを遠投
撒き餌も遠投・・・
って、横風を受けて狙ったところからかなりずれて着水
あーぁーあー
でも風を読み、風上に撒き餌を打つといい感じのところに着水
撒き餌の流れをみると・・・
おさかな、見えます
いっぱい
、いる
投入した仕掛けを直線に張ろうとすると・・・
仕掛けが馴染むまもなく、ヒット
あっという間に2匹目ゲット
爆釣の予感
慌てて血抜きバッカンと神経締め具を足下に持ってきて、その後はクロちゃんシバキまくっては、締めまくり
ワタリのクロなんで型はイマイチですが、喰わないより全然楽しいです
しばらくすると仕掛けに気を遣わないと喰いこまなくなりましたが・・・
軽い仕掛けで、仕掛けの張りに気をつけていたら、再びヒット
コツンとした当たりを穂先で捉えて、掛け合わせです
時々、すっぽ抜けますが、よくみると、掛け合わせで針が少しずつ伸びてきているようです。
針も数匹掛ける事に交換
気がついたら・・・25匹目
ちょうど納竿タイムの13時前
この頃にはだいぶ風も止んでましたよ
こちらは船付け側
こちらで竿を出さなかったけど、こちらもいい雰囲気でしたよ
船付け足下
張り根が出ていますが、その先は深そう
風裏で釣りやすそうでした。
回収後
船から
当日は、この付近はよく釣れていましたが、他はほとんど撃沈のようでした・・・
黒神もパッとしてませんでしたねぇ。
しばらくは甑島も厳しいかなぁ。。。
今年2回しか乗ってないのに、こんないいところにあげてくれて、船長に感謝です
当日の釣果です。
小さくても腹、パンパン
私は8匹捌きましたが、1匹以外全部♀でした
白子吹いているの、結構いたと思ったんですけどねぇ・・。
脂もちょーノリノリ
筒切りにした身をアクアパッツアにしましたが、メバルに引けを取らないぐらい美味でした
で、帰り・・・
今回も念のため、酔い止め、飲んだのですが・・・
最近、飲み始めた新しいやつ、私には効き過ぎます
みなさんが港を後にした後も、2時間ほど車中で爆睡
その後は、津奈木町の温泉に寄って、さっぱりして順調に帰りましたが・・・
その日の内に魚を処理しきれないので、クーラーを大学の低温室に置きに行くことに・・・。
氷を詰めて、低温室に置いた後、居室でメールチェック
仕事メールが何通か
1時間ほどで仕事済ませたら、どっと疲れがでてきて深呼吸したら・・・椅子に座ったまま爆睡
寒くて目が覚めたら・・・まさかの3時
それから家に帰って、道具を片付けて、布団に入ったのは5時でした
(爆)
酔い止めはなるべく飲まないようにします