土曜日、花見に行っている時、スマホで日曜日の天気を見てみると・・・
西寄りの風なんで、当然、離島はおろか、甑、天草、九州西海岸は全滅・・・。
東海岸は・・・
土曜日は南風だったので、東も全滅でしたが、日曜日には北西に風向きが変わるとのことで、北浦は大丈夫そうじゃあ、北浦に行こう
ということで、早くも先週のリベンジ釣行です
でも、ちょっと考えて・・・
いつも使わせてもらってる
あゆ丸だとまた島野浦周りになるかも
北浦の北側に渡している
喜福丸、
貴富丸、
勝丸、
幸神丸のブログ、HPを見てみると・・・
めっちゃ釣れてるやん
そこで、ちょっと浮気して、いつも喜福丸を使っている糸車のマスターにお願いして、喜福丸さんに連絡してもらいました
喜福丸は1月に、糸車のマスター、秀月丸の船長、橋本さんと利用した船です。
日曜日は朝3時半と5時半出港らしいので、5時半を選択
土曜日に水俣まで行っていなかったら3時半でも良かったのですが・・・
これが誤りだったかも・・・
当時は2時15分に家を出て、喜福丸がでる阿蘇港には4時半過ぎに到着
で、駐車場を見ると・・・
な、何台停まってるんだぁ
ざっと数えると20台以上・・・
しまった
3時半の便で行くべきだった
沖磯は無理かぁ
先週、あゆ丸は10人もお客さんがいなかったので、安心してたんだけど・・・
とりあえず5時半便はあまり人がいないなと思ってたら、こちらも期待を裏切られ、出港時間が近づくにつれ、あれよあれよという間に、沢山の釣り人がやってきました
みんな知り合いみたいで話しが弾んでいます。
結局、5時半便で10数人を乗せて出港
あゆ丸の船長は飛ばすけど、喜福丸はゆっくりです。
期待通り、北側方面へ向かいます。
最初は・・・
青バエのチョンに2人、その後トウセンバエ、大バエへ
既に3時半の便で上がっている仲間がいる瀬に合流してるみたい。
その後、さらに北側の瀬に向かうのかと思いきや、逆戻り・・・
また斗升崎付近まで戻ってきたところで、私の名前が呼ばれて・・・
その時、船は御前バエに舳先が向いていたので、御前バエか
と思ったら、
結局、トマスの2番に上がることに・・
ちょっとビミョー
ここ、上がったことあるし・・・。
その時はイマイチだった記憶が・・・
まぁ仕方がない。先週のポイントよりは潮は動くところなので、ちょっと期待
で、私のあとは、1人が御前バエ、その後また船は北側に再び戻っていきました・・・。
どういうこと???
上礁した時には既に明るくなっていました。
早速撒き餌を作り、釣り開始
そういえば私が使っている撒き餌の配合、書いたことがなかったので、書いてみます。
パン粉3kg、アミ大1角、オキアミ生半角X2、集魚剤(味付け程度 風が強い時、ポイントが遠い時に追加)
これで一日分
一日釣りの場合、2回に分けて作ります。
集魚剤はあまり入れません。昔は、集魚剤とオキアミオンリーのまるで釣り餌メーカー推奨の撒き餌を使っていましたが、撒き餌が沈みやすいので、最近はパン粉メインですね。
それに集魚剤が多いと場所によっては餌取りがひどいし・・・。
オキアミもあまり入れなくなりました。理由は、オキアミ入れすぎると、魚影の薄い天草なんかだとすぐに、魚がお腹いっぱいになってしまう気がするので(笑)
この配合だと餌代も安いですしね
甑島も基本的には同じですが、釣る時間が短いので、量は少なくなります。
ホームの大江の場合は、真冬はこの配合ですが、餌取り出てきたら、パン粉とボイルオンリーです。
離島の場合は、尾長はオキアミ生とアミだけですが、口太狙いではパン粉も加えます。
尾長狙いでは撒き餌の量も多いので、餌代もかかりますねぇ
話しはトマスでの釣りに戻って・・・
釣り座からの写真です。
左側はトマス1番
中央のハナレ瀬はアミタテ
ずっと奥に大バエ、カリバエ、中のハエが見えます。
正面の御前バエと沖の青バエ
トマスの釣り座は後ろは崖だけど、海沿いにかなり遠くまで歩いていけ、かなりの人数が余裕で竿出しできます。
おまけに足場もいい
瀬に上がる前、船長から「船着きをやってみてん。棚は深いよ。竿1.5本から2本ぐらいで」と言われました。
マジで
深すぎやろ
ちょっと嫌な予感・・・。
撒き餌を撒くと、ん!、何やら大群が撒き餌に・・・。
餌取り、半端ない数います
12cmぐらいのボラの子かイワシの子
その下には、コッパいや当歳魚のクロ
仕掛けと撒き餌を合わすと、まったく餌が残りません・・・。
足が速すぎて、かわせない
最初は足下のサラシの先を竿1本半でやっていましたが、上がってくるのはコッパのみ。
その後、釣り座を転々としましたが、コッパしか釣れない・・・。
Max足の裏
嫌な予感・・・。
今日は爆釣のはずだったのに・・・
とりあえずどこに行っても、餌取りが凄い
おまけに風で表面が流れているだけで、ほとんど流れない・・・。
仕掛けも、最初は二段浮きを使ってできるだけ底潮を捉える釣り方にしていましたが、ゆっくり落とすと、餌取りの餌食
次に3B浮き使って一気に底まで落としてみましたが、これもダメ
次は全遊動でどこまでも入れ込むことにしましたが、やはり餌取りの餌食に・・・。
ダメだ・・・。
せめて吸い込む潮があれば、軽い撒き餌でも深棚まで入れられるだけどなぁ。
撒き餌打つと、表面で拡散して、餌取りが全部喰ってる感じ
周りは・・・
トマス1番もほとんど竿は曲がっていない様子
正面の御前バエは、時々竿は曲がっていました。でも小型が多い様子
青バエは・・・
遠すぎて分かりません(笑)
瀬変わりしようと決め、弁当便を待ちます
アミタテに弁当便がやってきました。
また弁当便で来た仲間の釣り人を降ろしている様子
この後、喜福丸が近づいて来て、弁当を受け取ります。
船長「どんな?」
私「全くダメです。餌取り、多すぎです。潮も動かんし。」
船長「もっと右側でやってみてん。潮目をねらって」
私「そっちもやりましたけど、ダメでした。」
船長「もっと向こうの方」
私「じゃあ、そっちやってみます。」
船長「お昼にまた見回りに来るから。」
ということで、もう少しここでやることにしました・・・。
釣り再開
たしかにずっと右手の方まで歩いて行けます。
御前バエとの間に潮目ができているので、狙いますが遠い・・・。
仕掛けはギリギリ飛んでも、撒き餌、強風で飛ばない
手前の小さなサラシの流れに撒き餌を打ち、沖からの当て潮の間を狙いますが、ここでも餌取りの餌食に
む、むつかしすぎるぅ~
もうギブアップ
とりあえず釣り座だけは拾いので、あちこち釣り座変えながらやりましたが、全くダメ
時計を見ると、もうお昼前
なんとなく弁当を食べる気にもならず、とりあえず買ってきたパンを口に入れます。
お昼過ぎ、またまた見回りの喜福丸が・・・。
船長に状況を説明し、瀬代わりさせてくれと言ったら、瀬代わりする場所あるけど、ここの方が釣りやすいよ
とのこと。
瀬代わり先は浅いし、テクニックいるから難しいけど、面白い場所だよって
私的には、こんな潮も動かず、餌取りだらけのところより難しいところはないと思うけど・・・。
多分、船長、ここの餌取りの多さ、理解してくれてないな・・。
私、完全、初心者扱い・・
とりあえず、浅い方が慣れているので、瀬代わりさせてください
って、お願いして、移動することに。
移動先は・・・
すぐ近くの黒バエという瀬
釣り座の足下、幅数mはハエ根はありませんが、水深はない様子
釣り座の左側は、10m以上沖までかなり浅く、その先がストンと落ちています。
大きなサラシがでていて、時々しぶきが飛んできます。
右側も斜め方向に浅くなっていて、潮は左手の沖から当ててきて、釣り座当たりは横流れになり、右手のハエ根にそって流れています。
釣り場は広くて、ここも快適
トマスと違って、潮が流れているので釣れそう
早速、釣り開始
船長から、あんな風に言われたんで、ここは何としても釣らなければ
ポイントは、潮が当たっている右手のハエ根の際とみて、そこに仕掛けがなじむように流します。
撒き餌を打つと・・・
ありゃりゃ
ここにもさっきの場所と同じ餌取り軍団が
万事休す、か
でもここは流れがあるので、なんとか流れを利用してかわすことができます。
早速当たりがありますが、上がってくるのは、またもやコッパ
これはかなり撒き餌と仕掛けを離して流さないと・・・。
そこで仕掛けを遠投し、右手のハエ根の沖を狙うと・・・。
ヒット
来た、来た
いい引きをして上がってきたのは、40cmぐらいの地グロ
狙い通りです
パターンが分かったら、これから爆釣だぁ
と思っていたら、そのうち沖も餌取りに・・・
流れもゆるくなってきました。
とりあえず場所を休ませるために、弁当タイム
喜福丸の弁当はこちら
あんまり味わって食べなかったけど、美味しかったです。
でもあゆ丸の弁当の方が好みかな
弁当食べながら、お隣さんの釣りを見ていましたが、あんまり釣れてる様子はなかったです。
弁当食べ終わって、釣り再開
ここはいかに餌取りをかわすかが課題
釣り再開して一投目
だいたいこういう時に当たることが多いんだよなぁって思ってたら、やっぱりヒット
でも、引きがちょっと違う・・。
重いけど、あんまり引かない。
上がってきたのは・・・
ブダイ
とりあえず美味しいからキープです。
ブダイを釣った時、そういえばこいつ神経締めしたことなかったなと思い、やってみることに。
頭も固くなく、意外に簡単でした。
そのうち携帯が鳴っているので、誰かなと思い携帯を取り出すと・・・
秀月丸の船長
「どこに行ってるんですか?」
「北浦ですけど・・・
」
「今晩、BBQするから来ないですか?」とのお誘い
是非行きたいけど、まだ釣れてないから、頑張って釣らないと・・・とのことでお断りしました
秀月丸は、当日はロシア人団体客が来て、大変だけど盛り上がったようです
釣れない北浦に来るなら、ポーターで参加すれば良かった(笑)
もうこうなったらデカバン釣って、喜福丸の船長に納得してもらないといけません
でも、その後なかなか釣れない・・・。
16時前、またまた沖でヒット
今度のはなかなかの重量感
間違いない
手前に来てもいい引き見せたのは、良型の口太
45cmオーバーです
針、外してみると、針がかなり曲がってるぅ
危なかった
この後は続かず、16時過ぎに喜福丸が沖を通り過ぎていくのが見えたので、納竿としました。
とりあえずボウズは免れたけど、キープ数は先週と変わらなかったです
まぁ先週よりは型が良かったのが救いですが・・・。
今日はどこも釣れてなかったのかなと思っていると、なんと沖磯は爆釣だったみたい
クーラー、激重です
良型の口太だけでなく、デカマダイやイサキも
それに回収の船見て、ビックリです。
何人乗ってるの?と思うぐらいの釣り人の数(多分、30人以上はいたはず)
道具も山盛り
喜福丸、人気船なんですね
トマス、釣れるなら、あれだけの人数来てるんだったら、3時半の便で誰か瀬上がりするよなぁと思い、なんだかなぁの気分
とりあえず少しは見返せたかなという思いで、北浦を後にしました
次回、北浦に来る時は浮気せず、あゆ丸に戻ろう