vitisktの日記

釣りと魚と植物と・・

最近のこと・・

2012-03-29 12:25:52 | インポート


もう年度末ですね。

大学は卒業生もでていき、少し寂しい感じになっています。

でもあと何日かすると、新入生が入ってきて、騒がしくなるんでしょう。

我々は今が一年で一番平穏な時かな。



今年はサクラの開花もかなり遅れましたね。

いつもなら卒業式(例年は3/25、今年は日曜日だったため3/23)には、サクラは満開に近いのに、今年は全然・・・・。

おまけに雨


毎年、サクラの木の下でみんなで写真を撮りますが、今年はそれもなし・・・。

寂しい卒業式でした

で、週明けからの陽気に誘われて、急に咲き出したサクラ

来週ぐらいには花見をやらないと・・・。

でも今年は人が少ないから、いまいちやる気がおきない。



その前に、今週末

またまた大時化らしい・・・

今回は南からのうねりが入ってくるようで、北西風に強い北浦もOUT

メバル釣りの予約入れたけど、もしかしたら有明海も無理か?

雨予報だし、お客さんも少ないんだろうか?

weekdayはこんなにいい天気続きなのに、週末だけなぜ狙われる?

ほんと一ヶ月ぐらい週末はシケですよね

私は3月に何度か代休を使って、遠征釣りできたものの、週末しか行けなかったらたまりませんね。

天気のいい平日に釣行できる人達が羨ましい




あっ、ついでにこれも以前から書こうと思ったのですが、みなさん、オキアミを直に手で触っても大丈夫ですか?

私は最近、ダメなんです

どうだめかというと、オキアミを右手でつまむ親指、人差し指、中指の皮が手荒れしてボロボロなんです

以前はここまで酷くなかったのですが、最近、ひどい・・・。

フカセ釣りした後、1週間近くは悲惨な状態です。

まぁ特に痛みとかはないんですが・・・。

オキアミアレルギーなのか?と思っていたのですが、ネットで検索してみると、同じような悩みの人が少なからずいるらしい

どうも釣り餌用のオキアミには冷凍する時に、防腐剤を入れているらしく、それが私の皮膚と合わない可能性があるみたい

私はもともと乾燥肌なので、手が汗をかかないのも原因かもですね。

特に酷いのは、小さな付け餌用の冷凍ブロック餌

これは尾長用に以前、使っていたのですが、最近はやめています。

意外にパック餌は大丈夫

以前は口太狙いでもパック餌使っていましたが、今はほとんど撒き餌の中から拾うので、それで最近は手荒れが酷くなったのかも

一番いいのは手袋をすることですが、研究室で使うラテックスの手袋(手術なんかで使う薄手のゴム製)をすることなんですが、これは破れやすいんですよね。

最近は、フィット感は変わらず、より丈夫なニトリル製の手袋もありますが、それも一日はもちませんでしたね

こまめに海水で手を洗えば少しはマシですが、冬時は冷たいし・・・。

手が荒れずにすむいい方法ないですかね?



北浦釣行

2012-03-28 19:38:49 | インポート


つづいて日曜日に行った北浦釣行

土日とも九州西海岸は大時化


こんな時はメバルに行くのですが、予報を見ると西風

西風だと釣りは大丈夫だそうですが、さすがに10数メートルもの予報だと、結構沖は時化ていそう

それに土曜日の釣果を見ると・・・

なんかいまいち

うーん、どうしようか

別に釣りに行かず大人しく家で休養を取っていても良かったのですが、北浦の予報を見ると、風は強そうですが、西から北よりの風で地寄りは全く問題なさそう

おまけに天気もいいらしい

散々、悩んだあげく、いつの間にか山本釣具にオキアミの解凍予約の(爆)

その後、久しぶりのあゆ丸にも

5時に出船をお願いしました。

釣りナビ情報みると、また最近釣れているらしいとのことなので楽しみ

離島の尾長釣りは、なんとなくプレッシャーかかりますが、近場の地グロ狙いはのんびり気分で出撃です

1時40分に家を出て、到着したのは4時すぎ

北浦は、私の家からだと天草の大江に行くのとほぼ同じ時間で行けます。

ただ距離は北浦の方が遠いですが、道が快適なのと、道中車が少ないので、運転は楽ですね。

港に到着し、しばし仮眠

外が騒がしくなったので、急いで準備して船に乗り込みます。

あゆ丸、久しぶりです

お客さんは少ないみたい 7人ぐらいか。

去年の同時期以来かな

北浦自体には1月始めに糸車のマスターと秀月丸の船長、橋本さんと来ましたが、それ以来です。

そもそも今シーズンは、いろんなところに行ってるんで、同じ場所に2度以上行ったのは大江ぐらいかな。

以前は大江オンリーでしたが、いろんなところで釣りをすると釣りの幅が広がる気がします。

それでもやっぱりホームっていうのは、釣り方の基準を作る上で大切だと思います。

今回乗る瀬は、船長おまかせです。

船は真っ暗の中進みますが、どっち方面に行ったのか不明・・・。

10分ほどで船が減速したので、周りを見てみると・・・。

ん?どこ?

北側じゃないなぁ。

あっ、島野浦?

横バエの近くです。

まずは高バエから。

「誰か乗らない?」って、船長の声

年配の方が乗ることになったよう。

次は・・・

若い人が船長に横バエの北側をお願いしたみたい。

いいなぁ。

その後、途中2人を降ろした後、船長に「1人?」って聞かれたんで、「はいっ」って応えると

船は大平バエの方へ

大平バエは、既に別の渡船が2人上げていました

てっ、ことで、私はその隣の瀬へ

大平バエには一度乗ったことがありますが、ここは始めて

船着きは若干斜面ですが、完全フラットで、足場サイコー

おまけに全くゴミも、撒き餌後もなく、綺麗な磯

寝るにはこれ以上ない瀬ですね。

でもちょっと待てよ。

ということは、最近全然ここに釣り人乗せてないってことだな

果たしてこれが吉と出るか凶とでるか



夜が明けて釣り開始

船着きが足場良さそうだったけど、右斜め前からの当たり潮

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写真では分かりませんが釣りにくそう。



そこで
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写真左側の高くなったところから釣ることに

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ここが釣り座

左側には・・・
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いい感じのサラシが
ここはスロープがそのまま3~4mぐらい海中に張り根になってでています。

流れは右から左へ

左手に飛び出た大平瀬の先端を目指して仕掛けを流していくと・・・

ヒット

で、でも、小さい・・。小さすぎるぅ

コッパからコッパ以下の当歳魚?と思われる、極小尾長

こいつがサラシの先で沸いています

ようやくキープしたのは、33cmぐらいのサイズ

離島だと何でもないサイズですが、コッパの中釣れると嬉しい

そのうちこんなのが釣れ出しました
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なんか分からないけど、綺麗だから、写真を撮ってみました

で、いつもこのブログを見ている方は珍しいなと思われているかもしれません・・・。

そう、最初から写真、いっぱいあるでしょ?

何でかというと・・・

そう、つ、釣れないからです(爆)

やる気が失せて、暇なんで、写真、いっぱい撮りました

最初は右に流れたいた潮も、あっという間に当て潮になり、仕掛けが張り根にあたって釣りにくい・・・。

さらにはその動いていた潮も全く動かなくなり・・・。

時折吹く突風で表面だけが流れている始末

珍しく早々に瀬変わりを決意し、弁当船を待ちます。

以前にも書きましたが、ここ北浦では弁当船があるんですね。

朝、頼んでおくと、9時から10時の間に弁当を持ってきてくれます。

値段は500円で、なかなか美味です。

私はいつもこの弁当を楽しみにしています



9時半には綺麗に道具を片付けて待っていると、10時ごろあゆ丸登場です

船長「釣れた?」

私「全然、ダメです。コッパばっかりです。」

船長「コッパが釣れるぐらいならまだマシだよ。」

私「えっ、マジですか

船長「今日は潮色が悪いねぇ。潮も動かんし。どこも釣れとらんよ。代わってもいいけど、どこも期待薄よ」

私、少し考えて・・・

私「じゃあ、ここで粘ってみます

あらら・・・

ということで、ここで続行することにしました

多分、中のハエとかあっちの方は人がいっぱいなんだろうなぁ

とりあえず潮通しのいいところに乗りたいけど無理かぁ・・・。

今日は終わったかなぁ・・・。

北浦は土日にいい瀬に乗るには、前の晩から乗っとかないといけないんだよなぁ・・・。

・・・・。

とりあえず、道具をもう一度出して、釣り始めるも、全く釣れる気配がない

潮、動かなさすぎ。

お昼前、早々に弁当を食べることに。

これが当日の弁当
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なんのことはない弁当ですが、磯の上で食べると、旨い

天気もいいし、今日は釣りじゃなくて、ピクニックに来たんだし(爆)

磯の上に座って弁当を食べようとすると、何やら上空に影が・・・

ト、トンビです

何羽も狙っていたので、壁際に立って上空を警戒しながら食べました・・・(笑)

食事のあと、あまりに釣れないので、周辺を瀬の高いところまで上がってみました。
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瀬の頂上から私の釣り座方向

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チギレ・桜バエ方面
そういえば桜バエにもお客さん降ろしてました。

岬の先端の沖には
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島野浦の名礁ヤサク
この周辺にはめちゃめちゃ人がいました。
釣りナビ、見たら、島野浦の沖磯はかなり釣れているとか・・・。
残念ながら北浦の船はエリア外です

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湾奥にはゴロタ浜も見えます。

その反対側には・・・
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高バエ、横バエが見えます。中央の2人乗っている瀬の名前は分かりません

その後、少し休んで釣りをするも、やっぱり釣れる感じが全くしないので、本格的に寝ることに(爆)

なんて気持ちがいいんだろう。

磯の上の昼寝、サイコー

熱くもないし、寒くもない

1時間半ほど寝て、釣り再開

でも、でもやっぱり釣れない・・・。

しばらくすると小舟に4~5人に乗って、私が乗っている瀬の後ろにやってきました。

何をするのかみていると・・・。

何やら瀬に付いた海藻を掻き取っているみたい。

よくみると・・・

あっ、ヒジキです。
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春だもんなぁ。

私も取って持って帰ろうかな

でもヒジキ、取った後が大変なんです。

乾燥したヒジキって、黒いでしょ?

生きている時は、褐色なんです。

コンブやワカメと同じ褐藻の仲間です。

ヒジキって生では渋くて食べられません。なので、何時間も煮込むんです。

煮込むとどうなるかというと、渋み成分のタンニンが細胞から抜け出ていきます。

タンニンは細胞の外にでて酸化すると黒くなります。それが普段みているヒジキの色なんです。

なので、自分で持って帰っても処理が面倒なんで、持って帰りません

そういえば、以前糸車の付け出しで、マスターが取ってきたヒジキがでてきましたが、美味しかったです

最近は、マスターもヒジキ取ってないのかな。



しばらくすると、すこーし左流れの潮が動き始めました。

瀬際を釣っていたら・・・
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足下の小さなサラシです。

瞬間的に、尾長と思うような、鋭い浮きの消し込み

ハリス1.5号だし、慎重にやりとり

40cmぐらいのやつかなって期待していたら、まっ、まさかの登場

三チャンです

呼んでないし・・・。

おっ、さかなの活性上がってきたか?と期待しましたが、

その後も続けてこいつが喰ってきました

ふと、大平瀬の方を見ていると、めっちゃクロ、かけてるしぃ

こっちは当て潮になって釣りにならないけど、こっちに当てた潮がはねて、大平瀬側に流れていて、向こうは潮が動いているみたい

一番、嫌なパターンです。

向こうは入れ喰うけど、こっちは全く・・・。

もう16時を過ぎ納竿近くなってきました

ヤバイ、ヤバイ

このままではほぼスーボです

必死になって釣れそうなポイントを攻めます。

船着きを見ると、お昼には底スケスケだったポイントも日が傾いて、西日が逆光になっています。
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サラシのところは、ハエ根になっていて、その先はストンと落ちています。

もしや

これは大江パターンか?

迷わず狙います

すると、今まで手前に流れていた潮が奥に流れています。

おっ、これは来るって、確信しましたね。

そしたら、仕掛けがなじんだころ、浮きがゆーっくーりしもっていって、ヒット

やっとキター

これは間違いなくクロ

なかなかの引き

意外にもよく引く

上がってきたのは、40cmぐらいの口太

嬉しいぃーーー

何よりもほぼスーボを脱出できたということより、今、喰うと思って、来たのが嬉しいです

急いで同じパターンで狙うと、またまたヒット

でもこいつは違う

浮きの消し込み方が、まるで尾長

と思ったら、すっぽ抜け

た、多分、三チャンということで

それからもう一度当たり

こいつもさっきと同型の40cm口太

こいつを釣ったところで、納竿としました

なんか、ホッとしましたね。



回収後、みなさんあまり釣れてなかった模様。

横バエの方は数枚ゲットされていました。

やっぱり当日は、潮が動くところが良かったみたい

他船では、クーラー満タンも珍しくなかったみたいだし


クソー、悔しいなぁ・・。

もう一度、北浦、リベンジで行くかな。

今度はイサキ、マダイ狙いでって言って、潮の動くところに乗せてもらうかな
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帰り途、夕陽がとても綺麗でした
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津倉瀬釣行

2012-03-27 12:54:58 | インポート



先週木曜日には、秀月丸の船長兄弟たち総勢5名で津倉へ。そして日曜日は、一人で北浦に行ってきました


まずは津倉から・・

津倉へ行った日は当初、鷹島の予定でしたが、鷹島はゴミ潮の影響で釣れてないということで変更になりました。

当初、聞いていた話では、お客さんは10人に満たないはずだったのですが、当日秀月丸の船長から聞いた話ではなぜか20人ぐらいいるらしい

津倉に、20人はきつそう

なんてったって、あの絶壁&つるつるの岩だけの瀬ですから・・・。

行く前からちょっと不安です

いつもなら足場が悪くても、波を被るカブリの瀬にも喜んで乗る私が、なんでこんなんに不安になるかというと・・・

ちょうど去年の今ごろのことです。

その日は宇治一泊で、宇治に渡っていたのですが、あまりにも釣れないということで、急遽、2日目の夜中から津倉へ移動して釣りをすることになりました。

で、私が降ろされたのは、津倉2番の南東ビラの横のワンドのスロープ

ここはそれまでにも一度降りたことのある釣り座でした。

最初に降りた時は5月の連休

そして去年は3月・・・。

一度降りたことがあったので、ポイントや沈みの場所も分かっているので安心していたのですが、降りてみてびっくり

スロープいや、滑り台にノリと藻類がびっしり

最初に上がった時は、既にノリが枯れて落ちた後だったんですねぇ。去年はまだノリがびっしり

船付きからスロープを登って上に上がろとしても、全く上がれません。

それどころかスロープに置いたクーラーやバッカン、道具類がスロープを滑って、全て波打ち際へ

慌ててスロープによじ登り、四つん這いで道具類を回収に行きますが、道具が滑るなら人間ももちろん滑ります。

私も一緒に波打ち際へ

ほんとにヤバイ、落ちて鮫に食われるって、思いましたね。

運良く潮が引いていて、波打ち際にいるカメノテにひっかかって、セーフ

大声だして、船、呼びましたが、聞こえるわけもなく・・・

必死の思いで這い上がり、道具は竿立てのピトンを二つ打ってそこにかけておきました。

結局、私は船着きの足場の狭いところで釣りをすることに・・・。

なので、この季節の津倉は恐怖なんです


で、今回、秀月丸の船長がサザンの船長と相談した結果・・・

2番のA級ポイントの南東ビラには、魔神さんと永松さん、2番南に秀月丸の船長、4番に橋本さんが、そして私は2番の南西に乗ることになりました。

船長が瀬上がりした後、私の番です。

見るとそこは・・・

ちょうど干潮時だったので、釣り座までかなり高さがあります。

でその斜面が・・・

またノリ、ノリ、ノリ

見た瞬間、「絶対、無理」って、思いました

去年の悪夢が蘇りましたね

たまらずサザンの船長に、両手をクロスして「無理のサイン」を送りました。

いやぁ、申し訳ですが、本当に身の危険を感じました

まだ潮が高ければ、乗れたと思いますが、ノリの斜面を登るのは私にはできない。

いままで一度も船長に勧められたポイントを断ったことはありませんでしたが、今回ばかりは断らせていただきました。

すみませんでした

で、船長から「乗るところないよー」って言われたけど、あそこに乗るぐらいならどこでもOKです。南東のスロープ以外は

ってことで、4番に橋本さんを降ろした後、名前呼ばれて「相乗りでもいい?」

もちろんOKです

その後、3人グループの方に快く相乗りを快諾していただき、結局乗せてもらったのは、なんと津倉3番の北

えっ、マジで

ここは津倉の中でも、2番南東ビラと並んで、ちょー足場のいいポイントでおまけに大物の実績大のちょーA級ポイントです

最初に勧められた瀬を断ったのに、こんなにいいところにあげてもらえるなんて

めっちゃラッキー

船長、ありがとうございました

で、瀬上がり後、みなさん早速準備にとりかかります。

足場のいい水道側にお二人、北向きの船付きにお一人入られたんんで、私は北側の一番低い場所に釣り座を構えました。

私の場所以外、足場サイコーです。

私のところもノリべったりですが、フラットなので、注意していれば大丈夫

荷物を置いている場所から釣り座が少し離れていたので、準備に時間がかかりましたが、23時すぎ、ようやく釣り開始

既にみなさん、戦闘中です

潮は西向きに流れているので、まずセオリー通り、撒き餌をジャンジャン打った後、瀬際を攻めます。

今回は闇夜なんで、極力ライトを付けないように、付け餌と撒き餌のバッカンにはそれぞれケミホタルのデカイのを入れています。

それから足下も危ないので、特大ケミホタルを足下に

なので、針を結び直したりする以外はノーライトでいけます。

足下から流し始めて、お隣さんを少し越えるところまで流します。

しばらくやりましたが当たりナッシング

そのうち流れが反転し、左流れに変わりました。多分、これが本命の上げ潮です

私は足下から瀬の先端に向けて流します。

と、お隣さんも私の足下に仕掛けを投入し、そこから流しはじめているようです。

これは全然、構わないんですが・・・

釣り始めてから気づいていたのです、お隣さん、やたらライト点けています

餌を付ける時はもちろん、撒き餌撒くときも

おまけに撒き餌の投入位置もしっかりライトで照らしてから打っている様子

ていうか私の足下やん

夜釣りでライトを海に照らすと逃げちゃうのは、常識だと思ってたんですが・・・。

違うのか???

ずーっと、海面をライトで照らされるので、私はもう諦めムード

たまらず反対側の水道側をやってみると、サラシが強すぎて釣りにならない。

おまけに瀬際を攻めると、即根掛かり

こちらは張り根があるみたい

何度かやりましたが、結構根が出ているみたいで、根掛かりにめげて、元の外向きをやることに・・・。

こちらは相変わらずのライトピカピカ

潮はいい感じだから、デカバン来ると思うんだけどなぁ

このままでは釣れないと思い、意を決して、お隣さんに言ってみました

「ライト照らしたら、さなか逃げますよ」って

そしたら・・・

「悪いね。昔からこの釣り方やから

「・・・・」

終了

まぁ今回は私が飛び入りで割り込んだんでしょうがないかと思うことにして諦めました

そのうち、水道で釣っていた方が、デカバンかけて浮かしたけど、タモ入れ失敗したらしい・・・

もったいない

ふと対岸の南東ビラを見ると、ライトで海面をてらしています。

なんか、声もする!

ん!デカバン、上がったのか?

いいなぁ

なんとなく釣れる気がしない中、空を見上げると、無数の星

おまけに夜光虫の明かりが波しぶきを照らしていて、それはそれは幻想的な光景

夜の海がこんなにきれいなこと、ほとんどの人が知らないんだろうなぁ

でも釣り人はそんなことお構いなし(爆)

ひたすら目の前のデカバンを釣り上げることだけに集中しています(笑)

だんだんと潮も速くなり、釣りづらくなってきました

この間、私には一回も当たりなし・・・。

餌取りは多いようで、結構取られます。

足下はライトピカピカなんで、仕掛けをずっと流してみることにしました

そしたらしばらくして、ラインがひったくられる当たり

おぉついに来ました

紛れもない尾長の当たりです

手前の方は沈み瀬が伸びているので、潜られないように、竿を海面に平行にして一気に寄せます。

あっという間に浮いてきたのは、本命の尾長

まぁまぁのサイズ

タモ入れも無事成功し、検寸すると、53cmのまぁまぁ

あらっ、この前の宇治と同じサイズです

ボウズ確信していただけに、この一枚は正直嬉しかった

さかなを生かしバッカンに入れた後、また同じ潮を流そうとすると、今度は当て潮になっており、同じコースを流せない

何度かやってみましたが、ダメでした

結局、この後、朝まで魚信はありませんでした。



サザンが見回りに動き出した頃、私もようやく昼仕掛けへチェンジ

みなさんは、早々にチェンジされていて、水道側では口太祭りが始まっていました

また南東ビラの方を見ると・・・

竿、曲がってるぅ

秀月丸の船長の方は・・・

これまた、竿、曲がってて、大物の予感

かなり慎重にやりとりしてみるみたい

回収後に聞くと、南東ビラの方は尾長祭りだったけど、船長の方は・・・

三チャン祭り

私もこうしては居られないと、焦りながら仕掛けを準備

まずは口太祭りの水道側をやってみます。

もうこの頃には大夫、凪いできていて、私の釣り座からでも水道を攻められそう

ただ、明るくなって気づいたのは、手前はかなり張り根が出ていました。

竿1本半の仕掛けなら余裕で根がかりするはずです

一投目、結構、流れは早いですが、そのハエ根の際を流すと、ゆーっくり浮きがしもっていき、ヒット

もちろん口太君です。型は35cmぐらいか・・。

何枚か同じパターンで口太を釣り、今度は水道出口のサラシを狙ってみます。

その付近はかなり流れが速いので、浮きを沈めて張って流すと・・・。

竿引きの当たり

気持ちいい当たりでしたが、上がってきたのは相変わらずの口太君

こっちは口太なんかなぁ?

と思っていると、外側でずっと釣っていたお隣さん、なんかデカイのかけています

3号竿が大きく曲がり、ドラグがジリジリでています

タモを持って、スタンバっていると・・・

上がってきたのは、特大三チャン

60cmぐらいはあるかも

続いて、またまたお隣さん、大物ヒット

またまたタモ持って、スタンバりますが、これも三チャンだから・・・とのこと

で、上がってきたのは、期待を裏切らない三チャン 同型です

外側の釣り座には正面に沈みがあって、その際で喰ってくるらしい。

とにかくこの時間は魚の活性が高かったです。

誰彼と釣れてましたね。

そのうち、今度は本命かも?とお隣さん

ついに、尾長ゲットです

型は45cm 弱か。

そのうち、あんなに賑やかだった魚信がとだえ・・・

お隣さん、水道側に移動

私は逆に外側へ

お隣さんが釣っていた時には、正面から当てていた潮が、私が釣り始めた時にはさらに潮が速くなり、右流れの潮

仕掛けを入れても、正面の沈みはあっという間に通り過ぎてしまいます

そこで際を沈めながら流していくと、20mぐらい先で、ラインがバチバチバチ

いい引きですがマスターモデル尾長Hの敵ではないです

でも3号ハリスだったので、魚、見えるまでは少しだけ用心

上がってきたのは、45cm尾長

このサイズでもちゃんと茶グレですね

そういえば茶グレ(ワカナ)と尾長って違う種なのかな?

最近、釣り上げて思うのは、色以外にも茶グレの方が歯が堅いっていうこと。

青っぽい尾長も歯は一列ですが、触ると柔らかさを感じます。が、茶グレは触ると痛いぐらいに堅いですね。

植物の野生種には、エコタイプっていう、同じ種ですが環境が異なると形態が異なる系統がいくつも存在します。

多分、尾長と茶グレもこれぐらいの違いでしょう。人工交雑させると、子供できるんじゃないかな。もちろんDNAのレベルでは違うと思いますが、生殖隔離は起きていないでしょう。

同じような例で、ヒラマサとブリ

見かけ似てますが、もちろん別種

でも生殖隔離は起きていなくて、人工交配させるとハイブリッド(雑種)ができるんですね。

多分、繁殖時期が違うから自然界では雑種ができる可能性は低いのでしょうが。

生殖隔離が起きていないからといって同種にはならないんですね。

じゃあ「種」の定義って?

実は生き物によって違っていて、一言では言えないんですね。

話しがそれてしまいました

その後、同じパターンで同型の尾長をゲットしたんですが、それから下げ潮が本格的に流れ出すと当たりはサッパリ

回収したハリスや針をみてみると・・・

なんか枯れた藻類の死骸みたいのが付いてる・・・

もしかして、先週鷹島で酷いって言ってたこれがゴミ潮か?

ほんと、このゴミが流れ出してから、当たりはぱったり

餌取りもいなくなってしまいました

同礁された方々は早々に撤収

私は最後の最後まで粘ってみましたが、ダメでした



回収後、秀月丸の船長が南東ビラ爆釣してるよって言うので、魔神さんのクーラー開けてみると・・・

おぉ、デカ尾長が横たわっています

やっぱり夜中に声聞こえてた時に釣れたみたいです
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帰って検寸したら、60cm、3.18kgでした

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魔神さん
サザンの船長が写真、撮ってる時なんで角度が変ですが


一緒に乗っていた永松さんも、50cmオーバーの尾長が何枚も
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秀月丸の船長は・・・

だったそうです

本命潮が下げ潮だったらしく、夜は上げ潮だったからですね

最後に、4番の橋本さんを回収
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こちらも口太祭りだったようで、尾長はノーヒット

でもクーラー2杯ぐらい釣ってたような


今回はポイントによって明暗が分かれてしまいましたが、事故もなく釣りができて良かったです

いつか私も南東ビラ、乗りたいな。

あっ3番ももう一度




最後に写真を・・
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私の釣り座 一番先端の低いところです。潮が上げて波を被りだしたので、上に上がってきました。手前はお隣さんの釣り座


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真ん中が秀月丸の船長で、右端が南東ビラの魔神さんと永松さん

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船長拡大

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南東ビラの二人

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同礁したお三方

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私が拒否した2番の南西角
クリックして拡大してみてください。
ノリの付いている斜面を登るなんて無理です。

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1番

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3番(小さい方)と4番(大きい方)

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1番(小さい方)と2番(大きい方)

瀬々野浦釣行第二弾

2012-03-14 19:52:26 | インポート






早い年ならあと1週間ぐらいで桜が咲くというのに、今年はまだ梅が見頃。

やっぱり寒い日が多かったからかな。


先週末は、当初宇治一泊釣行予定でしたが、シケで欠航に・・・。

ビミョーな天気でしたが、水曜日釣れてなかったので、船長も無理しなかったのかな

やっぱり離島は一泊がいいですね。

日帰りだと、心にゆとりがないです。

釣り、満喫するんじゃなくて、「あと何時間で釣らないと!」という焦りが頭についてしまい、なんとなく楽しめない



で、週末はどこにしようかと・・・。

事務の清永さん(あっ、もうイニシャル止めます)は、ホームの鶴見に行くらしい・・。

私はホームの大江にチヌと真鯛、イサキを狙いに行こうかな

もう春だし

で、風と波の予報を見ると・・・

北から北西・・・

大江、きついかも

もちろんやれないことはないけど、あんまりいい釣りできないかも

ってことで、前回の瀬々野浦、なかなか面白かったので、今週も瀬々野浦に決定

今回は1人なんで、家の近くの熊本ICから直接高速に乗る予定なので、夕方、早々に山本釣具に餌を買いに

餌を買っていたら・・・

電話が

「ん?清永さん・・・」

「もしもし、先生、瀬々野浦、行かれるんですか?私も行きます。」とのこと

じゃあ一緒に行きましょうってことで、0時前、いつものように山本釣具宇土店に集合することに。

今回は2人なので、私の車でも大丈夫だったのですが、清永さんが出してくれるというので、釣行専用ハイエースで出撃することに

でも帰りあんなトラブルが起きるなんて・・・



予定通りに熊本を出発して、予定通りに川内港に到着

今回はお客さん少ないみたい・・・。

なんでも清永さんが永福丸の奥さんから聞いた話では、民宿に一泊予定の10人組のキャンセルが出たらしい。

日曜日シケで帰れる保証がないからだそうな。

まぁ今回は往きはシケで、船大揺れ確定だろうから、私的には人が少ない方がいいですが

永福丸は定刻に、川内港をあとに

私はもちろん酔い止め飲んで準備万端です

やっぱり港を出ると大揺れ

でも、私、薬を飲んでいたせいか、眠くて、眠くて・・・

あっという間に寝てしまい、気づいたら、手打のちょい北側の東磯に到着

よかった。今回も酔わなかった

清永さんは、揺れがひどくて寝られなかったそうです。

やっぱり飲んどいてよかった

船尾で待機していると、風は結構あるみたい

と思ったら、帽子が飛ばされました。

クリップ付けてるから、うしろにぶら下がっているだろうと思って、後ろ手に探るも帽子がありません。

清永さんに、帽子を取ってもらうように頼むと・・・

「ありませんよ」

まじか?

クリップごと飛んでいったみたい

あーあ

初っぱなからついてないです。

こういう時はあんまりいいことないんだよねぇ

帽子ないと、偏光サングラスかけても、光がサングラスの上から入ってきて、偏光の効果が薄れるんですよね。

それにあの帽子、買ってからまだ1年ぐらいしか経ってないのに・・・。



我々は、結局最後に瀬上がりすることになり、別々に乗るか聞かれたので、一緒に乗ることに

上げられた瀬は、帰って調べたら「大松」という瀬でした。
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左端の磯は「小松」

ここも足場サイコーな釣り場

手前は、両側からサラシがでていますが、その流れ以外はあまり流れていなさそう。

ポイントは真ん中あたりということを聞いて、清永さんが左側のサラシ横から、私が右側のサラシ横から中央部を狙って釣りをすることに
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私の釣り座は清永さんの右隣


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清永さんの向こうに鷹島が見えますね。


今回は口太狙いなんで、ハリスは1.5号でやります。

前回、東磯はかなり活性が高かったので楽しみ

今日は、北から北西の風の予報だったので、この前みたいに西の瀬々野浦に瀬代わりすることはないだろうからのんびり釣りができるだろうと推測していました

清永さんは早々に釣り始めましたが、私はまだ準備中

仕掛けを作りながらでも、とりあえず撒き餌をボチボチ入れていきます。

しばらく撒いて釣り開始

魚は見えないなぁ・・・。

清永さんはまだノーフィッシュみたい

やっぱりこの前上がった、白岩ってところは、いいポイントだったんだろうか?

餌取りいるか、聞いたところ、餌取りもいないらしい・・・。

魚の活性、低いのかな?

とりあえず瀬際の落ち込みを狙い、仕掛けがなじむと、浮きがゆーっくりと沈んでいき、いきなりヒット

あんまり大きくないけど、35cmぐらいの口太

やっぱり東磯のクロは丸々と肥えて旨そう

長さでは感じられないぐらいの重量感

その後もコンスタントにヒット

サラシの潮目にも、瀬際にもおさかな居ます。

撒き餌、撒いてたら、魚も見てくるようになりました

今日は、このままここにいたら、爆釣じゃない?って、ほくそ笑んでいましたが・・・

Max40ちょいを7枚上げた後、8時前、またもや永福丸が北側から登場

こっちに近づいて来て・・・

まさか・・・

「西に代わりますから、準備して下さい。」




言わないでその言葉

なんで?嘘やろ?

今日は風ないし、予報では西はシケのはず。

なんでわざわざ移動するの?

ここでいいのにぃ

と、1人でだだをこねても仕方がないので、さっさと荷物をまとめ、船上の人に・・・。

「あーあ」

でも、この前も瀬々野浦でも釣れたし、釣る時間は短くなるけど、釣れないわけじゃないからいいかと納得し、船内のベッドで寝ることに。

まだ酔い止めが効いているのか爆睡

爆睡しながらも、かなり揺れているのが分かります。

船はかなりスローで走ってます。

しばらくして船は止まり、一番最初に名前が呼ばれました

珍しっ、一番最初だって

急いで瀬上がりの準備をします

どうやら上がる瀬は、「鷹の巣の付け根」らしい。

前回、来た時にお客さんが言ってたの覚えてました。

ここって、結構有名なところじゃないかな?

ここも足場はサイコーだけど、頭上がオーバーハングになっていて、竿を振るのに邪魔になりそう。

雨の日の瀬泊まりにはサイコーだろうけど。

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鷹の巣付け根から見た早崎方面


瀬上がりして時計をみると、もう9時半やん

大松から移動して1時間半も経ったの?

でも今日の回収は予定と変わらず13時だそうです。

急いで釣らないと


鷹巣付け根は、真下がこんな感じ
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垂直に切り立った絶壁

でも意外に深くない

底が見えます。水深10mぐらいか

水面までかなりあるので、私は左側の一段降りたところから竿出し

もちろんここも釣座フラット
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バッカン、置いてあるところです。

清永さんは、もっと左奥で釣ってます。

いたるところに小さなサラシがあり、いい感じ

ところが、撒き餌を撒いても、撒いても、クロの反応なし・・・

上がってくるのは、イスズミにコッパ尾長
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私は最初、棚3ヒロで、清永さんは全遊動で1本以上入れ込んでいましたが、まともなサイズのクロの魚信は皆無

餌も残ったまま

そこで私も全遊動で、久しぶりに2本ぐらい入れてみますが、ノーバイト

終わった・・・

久しぶりに、「釣れない」って思いましたね。

、見回りにこないかな・・・

瀬変わりしたいよー



こんな時は・・・

そう。

根魚狙いです

普段は、ジギングやりますが、今回は前からやってみたかった、一つテンヤにワームをセットしたタックルで狙ってみます

仕掛けが底に着いたら、軽くしゃくってはフォールさせる感じで手前まで引いてきます。

頭の上に岩が出っ張っているのでキャストしにくいですが、とりあえず四方八方にキャスト

が、こちらもまさかのノーバイト

ていうか、全然根掛かりもしないし・・・。

この沖、沈み瀬はないんだろうか?

沖は流れもないので、ジギングする気にもならず、そのままワームは終了

時間までフカセをすることに

清永さんのさらに左側はシモリがあって、際に小さなサラシがでていたので、気になっていました。

で、そこを攻めると・・・

残念

またもコッパ尾長です

13時回収予定なので、12時半に納竿すると、早速お迎えが・・・。

早くないか

バッカン洗う間もなく、慌てて荷物をまとめ瀬を去ることに

後半戦、完全撃沈です

あのまま東磯でやっていたら、どれだけ釣れていたことか・・・・

ちなみに私達の次に回収された鷹巣のハナレの組のクーラー持ったら、激重

聞いたら、東磯は全くダメだったけど、こっちに移動してから爆釣だったらしい・・・

釣りナビには我々だけが釣れなかったと書いてありましたが、他の人達のクーラーも軽かったですね。10枚は釣れてないでしょう。

瀬々野浦、瀬ムラ激しいようです。



今回は悔やまれる釣行でした

次回は鷹島釣行予定ですが、天気次第ですかね

3/7宇治群島日帰り釣行(^_^;)

2012-03-12 19:33:54 | インポート


先週の釣果報告です


その前に、この記事のバックがなんで「合格発表」になっているかというと・・・

3月7日、私が宇治に行った日、大学では前期日程の合格発表が行われていました(爆)

まぁ特に私は関係ないからいいんだけど・・・。

というか、その日が合格発表日であることも忘れていました



とりあえずは釣行の報告を・・・

今回は、秀月丸の船長3兄弟と、永松さんと私の5人で出撃

当初は6日に鷹島、7日宇治予定で、私はその週末、単独で一泊二日の予定で宇治の予約を入れていたので、鷹島の方に行くことにしていたのですが、あいにくシケで6日の釣行はなくなり、7日に宇治、8日に鷹島となり、私は7日の宇治に行くことに。

8日の鷹島も行きたかったのですが、あいにく会議プラス東京とチェコから先生が来熊することになっていて行けませんでした

で、釣行日前日、予報を見ると、シケ模様

だんだんと収まってきそうですが、往きは道中、時化てるだろうなぁ・・・。

シケ日は釣れないしなぁ・・・。

嫌だなぁ・・・。

でも当然出ないだろうと思い、お昼に秀月丸の船長からの電話を待っていたら・・・

「出ます」って

えっ、でるの?

思わず絶句しそうでした(爆)

「あっ、はい

まぁ道具は昨晩から車に積んではいたんで、職場から直行できるのですが

うーん、これは完全に酔うだろうなぁ

酔い止め、忘れないようにしないと

でも、出ると決まったからには、テンションあげていかないと

せっかく、休みとって、行くんだし



21時にいつもの山本釣具宇土店に集合し、今回は、魔神さんの車に乗せてもらって、串木野へGO

あっという間に到着し、一ヶ月ぶりのサザン乗船です

前回から何度か予約入れてたけど、ことごとくシケだったもんなぁ。

さすがに平日は少なく、15、6人ぐらいかな。

で、サザンの船長が「N山さーん」って探してる

私:「N山さんって、宮崎の?」

船長:「そうですよ」

私:「まじで?」

N山さん、いつも宮崎から1人で来られていて、何故か私が離島便を予約した時には、必ずいらっしゃるんです。

しかも某F丸が座礁・沈没した時も、一緒だったし、初めて津倉に行った時もいました。

その確率、なんと100%です

ある意味、気持ち悪いです(爆)

N山さんがしょっちゅう来ているんだろうと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。今年は3回目らしいです。

私は2回目

今度1人で行った時にいたら、一緒に瀬上がりしますかね



出港前、秀月丸の船長が、「永松さんと一緒に小鮫、乗らんですか?」って

「え、えっ、いいんですか?

小鮫って、言ったら、宇治群島界隈の中でも一、二位を争う尾長ポイントです

しかも足場の悪い鮫島にあって、足場もサイコーな場所

なんか申し訳ない・・・

「船長達はどこ乗るんですか?」って聞いたら、グンゼ周りらしい

グンゼかぁ

私は乗ったことないなぁ。

でも、デカバンが当たっているらしいです。

船長達がグンゼ、乗られるんなら、私が断る理由もないので、永松さんとご一緒させていただくことにしました

ニューサザンクロスは定刻より若干早く、串木野を出港

もちろん酔い止めは飲みましたよ

席もキャビンの一番後ろ

すぐに横になりましたが、港を出ると、船は早速揺れ出しました

はっ、早く寝ないとと、自分に言い聞かせて、運良く、そのまま爆睡

やっぱり仕事終わりで行って、疲れたまま酔い止め飲んだのが良かったのかも

船は3時間あまりで宇治群島に到着

無事、船酔いしませんでした

これだけでテンション上がります


宇治周辺は、風、強いけど、波はそうでもないかも

で、でも・・・なぜか雨です。結構な雨

嘘やろ?予報では今日は晴れのはず・・・

まぁ仕方がない・・・。

雨でもそんなに寒くないし・。



早速、グンゼ周りから瀬上げです。

橋本さん1人と秀月丸の船長、魔神さんのペアでグンゼに降りました。
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で、橋本さんの降りた場所

またまた足場悪そう

ほんと足場悪そうなところ、好きですねぇ(笑)

ここで大釣りしたら、橋本瀬の2番決定ですね

ちなみに橋本瀬1番は鮫島の壁とひな壇の間です

グンゼ周辺の4カ所に瀬上げした後、残りの人達は全員、鮫島へ

さすがに沖は時化てますねぇ

鮫島は、三段、ひな壇、壁、壁の水道側と順に降ろして行き、私達は最後

と思ったら、実はもう一方いて、全く着替える様子がないから、船釣りなのかな?って思っていたら、底物狙いで、夜が明けてから瀬上がりされるそうです。

で、その方は秀月丸でイサキ釣りの遠征の時によくお見かけする方で、この方が私に干物作りを教えてくれた方です

船上でイサキの刺身も食べさせていただきました


小鮫に乗ると、北西から北側は大サラシ

風もビュービュー

水道側に2人並んで釣るしかなさそう。

私は船着きを釣り、永松さんは水道奥から釣ることに。

私がもたもた準備をしている間、永松さん、竿、曲がってる

タモ入れしましょうかと伺ったところ、大丈夫と言われ、そのままぶり上げ

暗くてよく分からなかったけど、50弱ぐらいの尾長だそうです

おー、おるねぇー

さすが名礁小鮫

私も早速、準備して釣り開始

潮は私の方から永松さんがいるワンド奥方向に、壁に沿って流れています。

もちろん狙うポイントは瀬際

で、でもサラシが強くて、すぐに瀬際から仕掛けが離れてしまう

ギリギリ流していたら、早速根掛かり

でもラッキーなことに、針が曲がって外れました

足下に撒き餌打って、永松さんの足下手前当たりに、仕掛けを入れます。

で、ここで問題が・・・。

え、餌取り、多すぎ

オキアミ生、全く持ちません

餌取りの正体は・・・

ギンユゴイ

水くみバケツで海水汲んだ時、めちゃめちゃ温かったからなぁ。

あとで聞いたら、21度ぐらいあったらしい

何度やってもあっという間に餌がなくなります

で、こんなこともあろうかと、アミ漬けエビのむき身を持ってきたので、こいつを付けます。

さすがにこれは喰いませんねぇ

でも全然餌取られる気配なし・・・。

オキアミも一緒に付けてみるかぁ。

むき身とオキアミ房掛けで挑戦です

しばらくすると、瀬際から離れていた浮きが、瀬際に寄ってきたなぁと思った瞬間、

浮きが、ビュッ

当たり

間髪入れずに合わせをいれ、を浮かせます。

あっという間に浮いてきたのは、本命の尾長君

あんまり大きくないけど、ぶり上げる勇気もないので、永松さんに掬っていただきました

測ってみると、意外に体高もあるけど、長さは53cm

一枚目にしては上出来です

これから、釣るぞと気合いを入れるも、その後、浮きを消し込むのは、イスズミオンリー

むき身もイスズミには歯が立ちません

あっという間に夜釣り終了です



明るくなって、しばらく夜釣りタックルでやりましたが、全くノーフィッシュ

仕方なく昼釣りタックルに変更

マスターモデル尾長Hにラインは4号、ハリス5号、尾長針8号で臨みます

撒き餌を撒いた後、足下から水道の潮目見ると、口太乱舞

でもあんまり大きいのいないなぁ
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写真ではさすがに見えませんが・・・。
対岸の本島と手前のサラシの間にできた潮目に口太乱舞です。

いや乱舞しているのは口太だけではありません。

茶色くて、尾びれが白いやつもいっぱい・・・。

こいつ、尾長じゃありません。

三ちゃん(サンノジ)です

それにソウシハギ軍団に黄色いのとか・・・

昼仕掛け、第一投目

棚は3ヒロにセット

なじんだら、早速当たり

意外にも渡りサイズの口太でした。

いや、いや、小鮫にまで乗って口太、釣ってる場合じゃありません

瀬際、狙います。

ちょうど隣で釣ってる永松さんの下あたり
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来ました

尾長にしては、だいぶ弱々しい引き
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こんなんとか・・・

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こんなん

しばらくして、永松さん、ヒット

おぉデカそう

尾長じゃ?

タモ、持ってスタンバります

上がってきたのは・・・

あっ・・・

三チャンでした

残念

私にはしばらく当たりがないので、やっぱ5号は喰わんのかなぁ・・。

とりあえず4号にして、サラシの潮目の口太狙います

で、でも・・・

うっ、喰わない

かなり浮いているので、当たり浮き付けて矢引で狙います。

この仕掛けでなんとか喰ったけど、後が続かない。。。

じゃあ3号でどうだ

たしかに3号に落とすと、口太連発しました

尾長はやっぱり棚、深いのかも

ということで、全遊動でサラシの潮目を浮きごとゆっくり沈めていくと・・・。

浮きが見えなくなるかなぁというころに、ひったくられるような当たり

まさしくこれは尾長

絶対とるぞーと気合いを入れたものの・・・

あらっ、あれっ?リールが巻けない

こんな時に限って、ガイドにラインが絡んでるし

おまけにちょうどサザンが見回りに

必死でもつれをほどいて戦闘開始

船長が・・・

「おぉ?尾長やない?

だいぶラインが深く入っていたせいか、右奥の水道の瀬際に突っ込まれます

竿を倒して、必死に耐えますが、案の定、ラインブレイク

船から「あーぁ」の声が

めっちゃダサダサやん

仕掛けを回収すると、チモト切れでした

クッソ

その後、もう一度足下でデカイ当たりがあり、なんとか浮かせたものの、期待を大きく裏切るデカ三チャンでした

彼にはオートリリースで帰っていただくことに

その後は口太をぼちぼち釣り、あっという間に納竿

永松さんは風とサラシが緩んで来た頃、北側に回って釣られていて、何やら爆釣されていましたが、聞くと、イスズミとのこと

北側の潮目はイスズミの巣になってるみたいでした

当日は急激に水温が上がったせいか、鮫島をはじめ、宇治はどこもぱっとしなかったみたいです。

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私の好きな「壁」

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小鮫の水道を挟んだ向かい側の「壁の水道」

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鮫島と小鮫

ホント、離島の海況は読めませんねぇ。

海況と天気がサイコーだったら、釣れると思うのですが・・・。

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ありがとう、小鮫

またいつか


天気悪かったけど、宇治の写真を何枚か・・
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宇治向島にごり湾内の口太数釣り場

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宇治向島にごり湾内の口太数釣り場

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宇治向島にごり湾内

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宇治向島からみた鮫島遠景

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船長3兄弟が乗ったグンゼ

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船長と魔神さんが乗った「グンゼの池」
向かって左が船長で、右が魔神さん
ここは口太の活性が半端なかったそうです

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クーラー重そう

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つづいて橋本さん
船が揺れるんでブレてしまいました
垂直の壁に立ってるみたいですねぇ
デカバン、何度か当たったらしいですが、取れなかった模様


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私が釣った尾長

生きている時と、絞めてしばらくたってからでは、どれくらい縮んで差が出るのかな?と思い、家に帰って測り直してみても、やっぱり53cmありました???

おかしい・・・。既に絞めて10時間ぐらいたってるのに、同じ長さってことはないような?

生きてる時の測り方がよくなかったのかな

瀬々野浦釣行

2012-03-05 02:45:57 | インポート


つづいて、今週末の釣行記です。

今回は甑島の瀬々野浦にクロ釣りにいってきました。


瀬々野浦、実は初めてなんです。

手前の鹿島と先の手打には行ったことがありますが、
瀬々野浦は初釣行

どうも
瀬々野浦、私と相性がよくないのか、昨年からこれまで何度も予約はしていたのですが、いつもシケか満船で流れていました

今回は5度目の正直、という訳です

それから今回はもう一ついつもの釣行とは違っています。

初めてご一緒する方との釣行です

それは隣の研究室のT本先生

先生は渓流釣りが専門ですが、いつかは甑でクロ釣りをされたいとのことで、今回ご一緒しました。

3月1日は渓流の解禁日ですが、出張(サンプリング)と偽って釣り、行ったらしいです

磯には何度か天草の魚貫崎や壱岐にクロ釣りには行ったことがあるそうですが、お聞きしたところ、これまでまともなサイズは釣ったことがないとのこと

じゃあ、今回は是非とも釣れるところへ

ということで瀬々野浦釣行となりました。

それからもう一人、総務のK永さん

彼とは1月頭に里に一緒に行きましたが、s彼も昨年からクロ釣りを始めたそうですが、今では毎週のように釣行して、どっぷり使っているようです(爆)

父親が磯釣りされるみたいで、よく一緒にでかけているとのことです。




さて、船の予約をしたのは、釣行日の3週間ぐらい前

その頃は
瀬々野浦は絶好調だったらしく、大型がバンバン上がっていたそうです。

なので予約を1週間前にしても既に満船


仕方なく、その電話で、3週間先の3月3日に勢いで予約しました

ですが、このところ釣果を聞くといまいちらしい・・・

瀬むらがあるとの情報が・・・

うーん、嫌な予感

おまけに前日の晩、退職者送別会があるのを完全に忘れていました

21時半まであるので、23時出発だと全く寝られそうにありません

さらに、釣行日の潮汐グラフを見ると・・・

全然干満差がありません

山、谷がなく、フラット・・・

これじゃあ潮、動かんやろ・・・。

さらに、さらに、当日はシケ予報

船は出るって言ってるけど、かなり道中キツそう

T本先生も、船苦手と言ってたし、私も強くないし、大丈夫だろうか?ちょっと不安

トドメは、前日の夕方から微熱が・・・

頭、痛い・・・。

最高に、行きたくないです

釣り行くのに、かつてこんなにテンションの低い時があっただろうかと思うぐらい、行きたくなかったです。

それでも行くのが私(爆)

山本のTさんとの違いですね

おまけに送別会では、先生方に約束したしなぁ・・・。

で、なんやかんやとありましたが、3人で出撃してきました




T本先生とは大学で23時ごろ待ち合わせ

なんと先生は、今時、車の免許持ってないんです

釣り師としては、致命的なような・・・

渓流に入るときもバスで出かけているらしい

で、待ち合わせ場所には、なんとコロコロカートにタックルを縛って来ているではありませんか

あ、歩いて来たんですか?

言ってもらえれば、迎えに行ったのに

早速荷物を積み込んで出発です

次の目的地は、山本釣具宇土店

ここで事務のK永さんと落ち合って、彼の釣り専用車のハイエースで出撃です

餌を受け取って、0時前いよいよ川内に向けて出発

この頃には、少し頭痛も治まっていて、気分は甑島

T本さんとK永さんは、メールでのやりとりはあっても直接話すのは初めてみたい。

でも、初めてとは思えないぐらいフレンドリーな感じ

うーん、脱帽

今回はたくさん釣れなくても、初めてのT本先生にクロを釣って貰えれば、ミッションは達成です

川内港初めてだったけど、3時前には到着

意外にもお客さん少ないみたい。

15、6人ぐらいか

やっぱり条件悪いからかなぁ。

3時半前、予定通り永福丸がやってきて荷物の積み込み開始

ここで気づきました。

この船、ポーターいません。

船倉への積み込みもお客さんがやってるみたい。

積み込む時はいいけど、瀬上がりするとき大変かなぁっと、ちょっと心配になりました。

その後、我々は船酔いを恐れ、船室の一番最後尾をキープ

写真では大きな船に見えたけど、そんなに大きな船ではありません。

定員が22名って書いてありました。里の久丸ぐらいかな。

私はあまりに疲れて眠かったので、船が港を出た後、あー揺れてるなーと思っている間に、熟睡してしまいました

今回は疲れていて、かえって良かったのかも。

寝られなかったら、船酔いしますからね。

あいにくT本先生は寝られず、2時間後、甑に着いた時はグロッキー状態

早速、外に出てみると、進行方向に向かって右側に断崖が連なっています。

ということは、東磯か?

うねりはないけど、風、ビュービュー

やっぱり・・。

順番に名前を呼んでくれているので待ちます。

瀬付けの体勢に入ると、意外にも瀬上げしている瀬はどこも風裏です

西磯でなくても、全然OK

東もなかなかダイナミックでいい感じ。

私達は最後の方で呼ばれて、上がる瀬を見ると、なんとまぁ足場の良さそうな磯

今シーズン、こんな最高な足場のところに上がるのは初めてかも

周りの壁や岩は黒っぽいのに、ここだけ真っ白

おまけに気持ちよく寝られそうなベットもたくさんあります。

磯にはゴミ一つ落ちておらず(よく見たら、ハリスは瀬際に絡んでいましたが)、本当に気持ちのいい瀬

ここは何という瀬か、ポーターがいないので聞けませんでしたが、多分この白い岩肌からして、「白岩」とかいう名前だろうと思っていたら、帰って調べてみると、案の定ビンゴでした

船長さんからマイクで、沖向きはどこでも釣れるよと教えてもらったのですが、あんまりいい釣り座が多いから逆にどこで始めればいいか迷ってしまう

暗くて流れは見えませんが、多分潮は全然動いてなさそう

ただ沖向きは時々突風が吹きつけるので、私は風を瀬に受けて釣りができそうなポイントを選びました。

K永さんは船着きを選択
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T本先生は・・・
ダウンして、体力回復中
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分かります。その気持ち

夜が明け始めて、早速撒き餌を作り、釣り開始


30分ぐらいかけて撒き餌をし、釣り始めた時には完全に明るくなっていました。
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はるか先に鷹島が見えます。

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私の釣り座は中央の岩の向こう側
奥に見える岬の向こうは手打です。

私の釣り座の左手には大きなサラシがでていて、そのサラシの流れが私の前を左から右に流れています。

で、足下はハエ根が2mぐらい出ていて、その先は落ち込んでいます。

こんな時期はサラシにはいないだろうと思い、とりあえずハエ根の先の際を攻めます。

仕掛けがなじんだなぁと思ったら、じわーっと浮きが沈んでいき、一投目からヒット

型は40cm弱ですが、まるまる肥えていて、白子吹きまくりです

旨そう

その後もまさかの5連続ヒット

しかも型もだんだん良くなって、今日は大爆釣だぁと思っていたら、北側から永福丸がやってきました。

早いなぁ。もう見回り?

まだ8時前だけど・・・。

なんかマイクで言ってる?

ん?

「瀬々野浦に代わりますんで、片付けてくださーい」

えっーーーーーーーーーマジで

ここ釣れてるのにぃ

瀬々、行かんでもここで十分満足なんだけどなぁ

T本先生なんか、一投目を振り込んだばかり(爆)

ちょっと遅すぎじゃぁ・・・

回収の時、聞いたら、これから北東風が吹くらしいから、西側に瀬変わりするそうです。
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それなら、仕方がない・・・。

ちょっと走るので、荷物を船倉にしまってくださいとのこと。

そんなに時化てるの?

船は、手打を回って瀬々野浦へ

途中、黄金瀬から早崎の辺りを通る時は、ものすごいうねり

波が壁です

私は景色を撮ろうと、トモに出ていたのですが、写真を撮るどころじゃないです。

T本先生、大丈夫か?

いや、ヤバイだろうなぁ・・・。

でも、瀬々野浦辺りは意外にもうねりも風もなく、快適に釣りができそう
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瀬々野浦の集落

しかも瀬々野浦の磯、どこも足場サイコーです。

なんか人工的に作った釣り座みたい。

水平に重なった地層がその面で綺麗にはずれていて、どこもフラット

私達は、有名なナポレオン岩の地側の磯の善吾郎という瀬に降ろされました。

もちろんここも足場、サイコー

完全フラット

乗った場所からは高さがあるけど、沖側は降りられるようになっていて、この降りたところもフラット

ただ時々波が被るぐらいです。

上と下で6人ぐらいは竿を出せそうな広さ

K永さんは上から釣るそうなので、私とT本先生は波が被る下の釣り座で釣ることに

釣り座がほぼ海面と同じ高さなので、水中の様子はよく分かりませんが、ここも一投目からヒット

でもさっきの場所よりは喰いしぶいかも

上がってきた魚は、いわゆる渡りサイズ

T本先生はというと、まだまだのんびり準備中

ここも釣れますよ。早く釣りましょうとせかします(笑)

ようやく準備されましたが、早くも仕掛けが穂先に巻き付いて、ライントラブル

あらら・・・。

その間、私はコンスタントにをキャッチ

しばらくして、今までにないような当たり

こいつは、もしかしてと思った束の間、チモトからぷっちん

尾長おるって、聞いてないし・・・。

でもとりあえず、今日の本命は地グロなので、ハリスは1.5号のままで続行

私の釣り座からはほとんど流れがないので、後ろに下がって、瀬際を狙います。

T本先生の所は、サラシがでていて、いい肝心流れが沖に流れています。

その流れの際で絶対喰いますから、そこを流してみてくださいとアドバイスしましたが、一向に当たる気配なし・・・。

仕掛け見せて下さい

ん!

絶対、この仕掛けじゃ釣れませんよと私が断言するぐらいの仕掛け

ハリスはなぜか極端に細い

先生は1.2号らしい・・・。

なかなかの腕の人じゃないと、甑で1.2は使わないでしょう。

何度かクロ釣り、行ったことあるって言われてたから、ノーアドバイスだったんだけど・・・。

とりあえずサラシの流れの際を釣るので、Bの浮きに2BとG6のガン玉うって、なじませます。

針もチヌ針の3号ぐらいのを付けていたので、グレ針4号に交換

ハリスは面倒なんで、そのまんま。

餌もパック餌のデカイの一匹まるまんまだったので、針が隠れる程度の餌にするようにアドバイス

先生のタックルでとりあえず見本を・・・

今、仕掛けがなじんで潮がよれているところに行ったでしょ?喰いますよ。

と思ったら、ヒット

まるで、今はなき釣りキングの下村マジックみたい・・・。

ていうか、ここめちゃめちゃ魚いるじゃないですか?

絶対釣れますよ

で、でも、それからしばらくしてもT本先生、釣れない。

また仕掛け、トラブってる

すぐに仕掛けを作り直します。

もう一度、撒き餌の打ち方から見本を・・

先生、全然撒き餌撒いてないから・・・

なんで撒かないんですか?って聞いたら、私に申し訳ないからですって

いや大丈夫です。先生の方が潮上だから、先生がうった撒き餌も私のところに効くので

T本先生が人がいいのは知っていましたが、まさかここまでいい人だったとは

これは何としても釣らせないと

見本をお見せしていたら、またまたヒット

なんか、自分がもの凄く上手い人のような気がしてきました(爆)

単にポイントがいいだけですが

でも先生に釣って貰うには、ここは最高のポイントです

横で先生が釣る様子を眺めていたら、ラインの送り方が分からないみたい。

穂先をあげてラインを出そうとするから、穂先を上げた時に、仕掛けも一緒に浮き上がってきます

いやいや・・・。

やり方を教えて、流してもらいます。

今からいい感じのよどみに仕掛けが入ろうとしている時に、上げようとするから、

「まだ!まだあげちゃだめですよ!」

先生は私より大夫、年上ですが、思わず語気が荒くなってしまいます(スミマセンでした

そのうち、浮きがじわっーって沈み始めましたが、途中で浮いてきました。

「もうちょっと待ってください」

「また当たりますよ」

ついに浮きがゆっくーり沈んで行きました。

「まだ、まだ」

「はい、合わせて」

おー、ついに乗りました。

いい感じの引きです

時々のされそうになります。

「もっと前に出て下さい」

しばらくして上がってきたのは、

ん!デカイ!

45cmは余裕であるなぁ

無事タモ入れに成功

ついにやりましたねぇ

ちょっと計測してみましょう。

スケールバーで測ってみると・・・

おぉ、50cm近くあるやん

49.5cmもありますよ

やりましたねぇ

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先生も嬉しそうです。


早速、最近、手慣れてきた神経締めをして、ナポレオン岩をバックに手持ち写真を撮ります
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最高ですね。

私も本当に嬉しい。これまでコッパグレしか釣ったことがなかった人がいきなり50cmに迫るサイズをゲットって、聞いたことないぞ。

しかもハリスは1.2号やし・・・。

私だったらびびって、バラしたかも(爆)

先生はその後、もう一枚渡りサイズをゲットされましたが、

「もうこれで十分です。」と言われて、納竿されました。

まだ回収まで1時間以上もあったのに・・・。

この謙虚さがすばらしい

私なんかいつも一枚でも多く釣ろうと、ギリギリまで釣りするのに(笑)

結局、私がキープしたのは20枚でしたが、当初の予想を覆す釣果でした

おまけにT本先生はビッグサイズをゲットされたし

行き帰りのシケの海を除けば、最高の釣りができました



永福丸に予約を入れた時に、何度も予約してるんですが、いつもシケで流れるんですよねぇって、言ったのを聞いて、いいところ乗せてくれたのかな

永福丸の船長さん、ありがとうございました

瀬々野浦のロケーションは最高ですね。

民宿に泊まって、のんびり釣りをしたいですね。

K永さんもまた是非来たいと言っていました。


T本先生は・・・。

私は今度はフェリーで来ます。とのこと(爆)

それがいいかもしれません

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鼻の長い人ですね。












尺の壁

2012-03-05 02:15:27 | インポート

またまた時間が空いてしまいました(汗)

2月26-27日は、本当は宇治遠征予定でしたが、シケそうだったのと、3月始めに、秀月丸船長一行が平日に鷹島に行くというので、そっちに行くことにして、今回は急遽メバル釣りに変更です。

予報では前半は風があるけど、お昼からは凪ぐとのこと

うーん、どんな魚でも大抵、シケると釣れないですが、特にメバルはそう思います。

「メバル凪」という言葉は、水深の浅いショアからのメバル釣りだけに当てはまるのかと思いきや、オフショアメバルでもそうみたいです。

外海がシケた時に湾内や港のそばで釣れるというのを除いて、シケて釣れるのは、ヒラスズキぐらいじゃないでしょうか?

釣れないだけならもまだしも、沖磯や離島では危ないですしね。

それに・・・。

シケた時の遠征航海、つ、つらいです(爆)

話しはもどって、メバル釣り

今回こそは、尺メバル
と意気込みますが、結論からいうと、またまた撃沈

28cmまででした

おまけに今回は数も今シーズン最低

キープしたのは20匹届いてなかったかも

でも、サビキで釣っていた型は良型ばかりあげられていたとか

秀月丸ではモエビを準備してくれていますが、私のメバル釣りのこだわりは、ずばりワームで釣ることです

私はほとんど生き餌は使いません。

なんでかって?

・・・・

なんとなく(笑)

まぁ針数が多いと餌付けが面倒だし、手先が濡れるし、手返しも悪くなるし・・・。

それにワームを喰わせた方が「釣った感」がありませんか?

でも、メバルって、めちゃめちゃ気まぐれななんですよねぇ。

この時も私のお隣は、名手のMさん

朝方はワームでやられていましたが、釣果はいまいち・・・。

枝針短くして、誘いで喰わす釣り方をされていました。

で、途中から長い枝針の仕掛けに交換してエビ餌で釣り始めてから釣果が伸びたみたいです。

もちろん、ワームの方が喰う時もあるし、エビ餌の方が喰う時もある。はたまたサビキが良い時もあるし・・・。

半日釣っていても、時間(ポイント、潮?)によって変わります。

ほんとよく分かりません。

私は半日ワームで通しましたが、これまで喰うワームの色は、定番の玉露カブラかゴマブラウンだったのですが、なんと今回はケイムラやクリアのテールがカールしてるタイプにも喰ってきました。

ワームメバルの面白さはこんなところにもありますね

みんなが使っていないカラーで喰うと、ニヤリとします(爆)

だいたい玉露カブラ色も私が初めて乗った時には、ほとんど使う人はいなかったように思います。

当初、私が岡山にいた時に夜釣りで磯からメバルを釣っていた時に使っていた、グローやピンク、オレンジ、ラメ入りパープル、クリアなどは、島原の船メバルでは全然喰いませんでしたが、テレビでワームメバルをやっているのを見て、玉露カブラを使ってみたら大当たり

最初の年は2匹も尺、釣れました

このままで2シーズン連続、尺に会えなくなってしまう危機感から、先週の木曜日、有休を取って凪予報日に満を持して尺狙いです

当日は、山本釣具のTさん一行も来るとのことで楽しみにしていたのですが、朝、港に行ってみると、そこにはTさんの姿はなく、山本釣具の名手Kさんが今日は雨だからキャンセルさせてくださいということで来られていました。



Tさん、来ないの?

ていうか、Kさんに謝りに来させておいて、自分は?

感じ悪っ(爆)

まぁ、これも船長とTさんの気心の知れた関係だから許されるのでしょうか?

でも大した雨じゃないのに、来ればいいのに・・・。

後でTさんに聞いたら、港まで来ていたらしい・・・。

じゃあなおさら顔出せばよかったのにぃ。

まぁいいや。

ここはTさんが羨むぐらいの釣果をあげないとと勇んで、出撃です

今回は、前回サビキが調子良かったという話しなので、上4本はサビキで、下3本はワームの仕掛けを自作してきました。

ただ、2mあまりの竿にしては仕掛けが長くなりすぎてしまい、扱いにくい

せめて2.5mぐらいにしておけば良かったとちょっと後悔

私が仕掛けをセットしている間にお隣さん、いきなり29cmゲットです

おー、今日はいけるーと期待は高まったものの、その後はいまいち・・・。

いつものサイズです

さすがに凪の日だけあって、数はでます。

でも型が・・・。

途中から全然潮が動かなくなってしまい、船長もポイント選定に苦労しているみたい

このままでは尺どころか、Tさんにやっぱり行かなくて良かったと言われかねない

下げ潮が動きだして、先日良かったというポイントの近くに移動

そこで良型数匹ゲットしました

尺、来たかという当たりが何度か来ましたが、いずれも届かず・・・

28.5cmがマックスでした

同乗したお客さん達は、今日はイマイチだねぇって言ってましたが、私的には満足です

尺は来ませんでしたが、25オーバーの良型も6,7枚いたし、小さいやつでも20cmぐらいはありましたしね。それが30匹ぐらいいたから、お土産としては十分

実家に良型ばかり送りましたが、本当にメバルは喜ばれますね。


それにしてもあのメバルの当たりと追い食いの感触と引きは病みつきになります

私は、ダイワのリーディングXA55IIIというショートロッドを使っていますが、本当にこの竿は楽しい

追い食いさせて多点掛けしてもどこまでも粘る感じで、竿は叩かず、バレにくいです。

以前はメバル専用竿を使っていましたが、こっちの方が全然楽しい。

船釣りは竿によってずいぶん釣り味が変わるなぁと思います。

ちなみにこの竿、イサキ釣りでも活躍しています。

もう旧モデルになってしまったので、これからも大切につかっていきます

次回はいつメバル釣りにいけるかな