今日は、高校生を対象とした「遺伝子をみてみよう」という銘打った、実験をしています。
ただいま、お昼休み中
まぁ朝から雨だし、休釣日ということで、納得していたのですが、秀月丸の船長にメールしたら、「猛爆釣中」らしい・・・
とたんに、今日仕事入ってたのが悔やまれます
でも今日の仕事は、未来を担う若者に将来、生物学に興味を持って貰い、ひいては偉大な研究者がうまれるきっかけになるかもしれないので、そのことを胸にして、仕事します。
(
といいながら、これを読んでいる方は今週は釣りいけなかったのかと思うかもしれませんが・・・
いや、いや、いや
そんなことはありません。
昨日、磯に行ってきました
先週、ずっと睡眠時間が短くて、おまけに金曜日の晩は今日の実習のための準備で、結局、寝ずにO江に出撃です
まぁ正直、自分でもどんなけテンション高いんだと思います。
出かける前、布団でこのまま寝てたら、どんなけ気持ちいいんだろうと想像してしまいます。
でも、それを振り切って釣行です
もし私みたいながいたら、簡単に釣られちゃいますね
前の晩、船長に電話したら
明日は「青物組、多いよ」とのこと
とりあえずフリーになってから小ヶ瀬の空いているところに乗せて下さいとお願いしました。
当日の当番は大ヶ瀬九衛門、北の瀬一帯
大ヶ瀬当番の中で一番いい当番ですね
船長が人、多いよって行った時は、大抵当番瀬には乗れません。
なので、電話した時点で早朝の時合いを捨て、10時から頑張ることにしました
前回同様、いつもより早く出発して、餌のアジゴ釣りです。
でも慌てて準備すると、最近必ず忘れ物をします
熊本市街を走っている時に、今日は忘れ物ないよなと思い、ライフジャケット、磯靴、帽子・・・と考えていると、
んレインウェアの上着がありません
まだその時点で戻れば出港の時間には間に合いますが、アジゴ釣りはできないかも。
まぁ降ってもたいしたことないだろうと思い、とりあえずコンビニでビニールポンチョ買っておきました。これが今回の釣行の悲劇の序章だったんですね
港に着くと、今回は誰もまだ来てません。
早速、アジゴ釣りの準備して20匹ぐらいキープ。
前回とちょっと違うのは、サビキにかかる
アジゴだけじゃなくて、見たことないイワシ系の
熊本でいうハダラ(岡山辺りではママカリ)に似てますが、そんなに体高がなく、スマートです。イワシとハダラの中間的形態
大きさは15cmぐらい
船長に聞いたら、ヒライワシって言うらしい。
そんな名前の魚、初めて聞きました
多分、地方名なんだろうけど、標準和名はなんていうんだろう。
今、考えると写真、撮っておけばよかった
図鑑でみたら、どうもニシンに似てるけど、ニシンが天草にいるわけないし・・・。
もしかしたら、マイワシの幼魚かもしれませんね。
で、アジゴ釣ってたら、私の名前を呼ぶ人が・・・・。
えっ、なんで知ってるの?と不思議に思いましたが、名前を聞いて分かりました
大学の事務の方でした
研究室によく来られる生物の技官の方から、釣り好きの人が事務にいると聞いていましたが、まさか英光丸でお会いするとは・・・。
お二人で来られていて、私同様、ルアーで青物狙いだとか
しかも、このブログ、見てるらしい
最近、検索エンジンから飛んでこられる人、増えてますからねぇ。
あまりこの辺りの釣果情報、ネット上でも少ないですから。
いやぁ、本当にヘタなこと書けません
出港間際、キャビンにいると船長がどこいくや?というので、大ヶ瀬多いんでしょ?というと、やっぱり空いてないらしいので、うねりが無かったら、ドウ瀬の本瀨(地磯)でお願いすることにりました。
ここは、フカセの最中、何回かミノーやペンシルでヤズ、ハマチを釣ったことあります。
ヒラスは回ってこないかもしれなけど、ハマチは釣れるんじゃないかと思ったからです。
英光丸が港外にでると、全くうねりありません。
いい凪です
今日の最初の瀬はドウ瀬の本瀨に決定
早速、タックルの準備
ジグ用とミノー用、泳がせ用、それぞれ1本ずつ
まずは泳がせ仕掛けを投入です。
潮は上げの2分ぐらい。でも、全く流れません
池・・・・・です。
泳がせタックルは竿掛けに放置しといて、まずは朝のうちはが浮いているだろうと考えて、沈み瀬周りをミノーで探っていきますが、まったくノーチェイス
今度は沖のポイントをジグで攻めます
だけど、こちらも全くダメ
池じゃ魚、釣れないよなぁなんて思っていると、途端に睡魔がぁ・・・
そうだ、寝てなかったんです
とりあえず朝ご飯のサンドイッチ食べながら、いつものように「釣れない」メールを秀月丸の船長にしてました
メールを送信した後、浮きを見ると、沖に投げていた仕掛けがだいぶ足下近くまで寄ってきたなぁと思った瞬間、一気に浮きが引き込まれました
あわてて竿を手に取りに行きましたが、既に結構ラインが出ていて、瀬の後ろ側に回り込まれています。
あっ、無理かもと思ったら、やっぱり切れました。
ラインブレイクです
やっぱり朝まずめ、ごはん食べてる場合じゃないですね
その後、まだいるはずと思い、仕掛けを打ち返しますが、それ以降当たりなし
かなり当て潮がきつくなって、沖に投げてもあっという間に手前に寄ってきます。
潮は瀬に当たった後、左右に分かれて瀬の裏に流れていきます。
上げ潮なんで、本来はこの逆の流れをするはずなんですが、上げ潮も下げ潮と同じように流れています
多分沖の反転流が流れて込んできているんでしょう。
このドウ瀬辺りの潮は複雑で、素直に上げ潮通り流れる潮回りの日はあまりありません。
でも、青物は当て潮で釣れることが多いので、期待大です。
ところが、9時を回っても釣れるのはアカハタとガラカブのみ
そのうち、船長から電話が・・・
何度も出るが、通じない。この瀬は電波の陰裏のようです。
そのうち、船がやってきて、移動することになりました。
でもまだフリー時間までかなりあります。
どうせ釣れないんだから、船の上で休憩しとけばいいかと思っていたら、英光丸は一直線に小ヶ瀬へ向けてGo
船長にが聞いたら・・・
小ヶ瀬が当番の船長に、フリーになる前に乗ってもいいか聞いたら、OKもらえたそうなので、フリー前に小ヶ瀬へ上磯です
船長、感謝です
実験、終了したので、つづきを・・・・
英光丸には私を含めて3名乗っていて、お一人はよくお見かけする上物の名手Iさん、私ともう1人は青物狙いです。
まず私とIさんが十兵衛に、もう1人の方は中瀬の袖に降りることになりました。
小ヶ瀬の十兵衛は、南、西、北向きに竿を出せます。
これから下げ潮が入るので、上物のIさんは南向きに、私は北向きでやることになりました。
この十兵衛北向き、何年か前の1月に私の地グロ記録を釣った場所です
1月といえば、寒クロハイシーズンの時期
小ヶ瀬の十兵衛なんて、1人釣行の私はまず乗れません。
ですが、ちょうど前にいたお客さんと入れ替わりで入れてラッキーでした
でも、この場所、よくない思い出もあります
真夏のうねりがある時に乗って、バッカンとタモを流されました
上磯して、数回撒き餌撒いて、終了
そんな思い出のあるポイントです。
昨日はというと・・・・
上磯した時点では、全然流れない。
じわっーと、手前に寄せてくる潮
おまけに地磯はほとんど無風でしたが、ここは向かい風の北風が強い
泳がせはインターラインの竿でやっていたのですが、全然、飛ばない・・・。
とりあえず、泳がせは足下に放置して、ジギング、始めました。
ジギングもあんまり飛びませんが、とりあえず扇形に攻めてみます。
私のすぐ右隣の平瀬側(十兵衛から平瀬へは潮が引いたら歩いて渡れる)では、お二人がボイルのカゴ仕掛けで青物狙いされていました。
そのうち、お隣さんにヒット
なかなかいい竿の曲がりしています。
上がってきたのは、3kg弱ぐらいのヒラス
いいなぁ
そのうち、またもう1本上げられました。
でもこちらはノーバイト
朝に聞いた船長の言葉を思い出しました・・・・
「ヒラスはボイルについとる」
ボイルに付いてるって、私はヒラスがボイルの味も覚えて、ボイルも喰うようになったと理解していたのですが・・・
恐らく「ボイルの方がすき(喰う)」の意味だったのか
そうこうしているうちにまたお客さんを乗せて英光丸がやってきました。
どうやら北のかぶりに乗せるようです。
でもまだ瀬の頭がちょこんとしか出ていません。
下げるまで待つのかなと思いきや
なんと、降りてます
それも二人
すげぇなぁ
いくら超1級ポイントでもあの状態では降りたくないなぁ。
お客さんを降ろした後、英光丸はしばらく近くに待機して波を観察しています。
どうやら大丈夫そう
そのうち、お隣で釣りをしているお客さんの様子を見に、あさひ丸がやってきました。
どうやら潮が引いても、平瀬に移動せずそのままそのポイントで釣りするらしいです。
これまでに4本釣られているようですから。
それを聞いたんだろうと思いますが、また英光丸が私のところに来てくれて、隣のお客さん、平瀬に行かないらしいから、瀬代わりの準備して、とのこと。
マジで? やったぁ
平瀬は前回の釣行でヒラスを上げた場所です。
足場もいいし。平瀬、大好き
でもまだ波を被っていて、降りるのは大変そう
そしたら裏で釣っていたIさんが荷物の上げ下ろしを手伝いにやってきてくれました
めっちゃ助かりました
ありがとうございました
重い荷物の多い中、低い瀬に降りるのはホント大変です
重労働なだけでなく、潮が高い時には船着きの足場も悪いので危険です。
船は押しつけしないので、飛び降りるにも勇気がいりますしね。
降りた直後はまだかなり波が被っていてO江向きにジグ投げるぐらいしか釣りできそうになかったので、とりあえずジギングから始めることに
でもその前に・・・
ドウ瀬にいる時から雨は降っていたのですが、平瀬に降りる頃から本格的に降り出しました
ポンチョ、着ているんですが、さすがに非常用とあってか、ジギングして常に動いているので、サイドのボタンがすぐに外れて、ポンチョ着ている意味がありません。
おかげで全身下着までずぶ濡れ
まぁそんな中、17時まで釣りしたんですから、おかしいですよね
フカセや泳がせだけやってるなら、寒くてしかたなかったかもしれませんが、ジギングしてると、寒くありません。
ジギングでダイエットできそうです
暑くはないので、不思議とジギングをやり続けても疲れも少ない。
それに眠いはずなのに、だんだん眠くなくなってきました
で、釣りの方はというと・・・
お隣さん、またかけてます。楽しそう・・・。
中瀬の袖の方もかけました
こちらはお一人なんで、取り込み大変そうだなって、他人事のように思っていました。
私はというと・・・・
来ました
なかなかの引きですが、有無を言わせず、強引に寄せます
ちょうどまだ瀬が波をかぶっていたので、そのまま引きずりあげました。
ようやく1本目
ですがその後、ジギング、全然喰いません。
上がってくるのは、ショアジギングの友、アカハタ君
ジギングの外道って、美味しいやつばかりだからいいですよねぇ。
お隣さんは、相変わらず爆釣中です
もう何本釣ったんだろう。
ボイルのカゴ釣りの凄いところは、集魚力でしょうね。
群れが集まってくるんですから・・・。
掛かりだすと、連発してます。
しかも二人なんで、効率がいいようです。
私もちょっとお邪魔して、お隣さんが狙っている辺りにジグ、投げてみましたが、全くノーバイト
多分、ジグには目もくれず、ボイル喰ってるんでしょう
お隣さんだけでなく、北のかぶりに乗ったお二人もボイルのカゴ釣りで爆釣してます
中瀬の袖に乗られたかたは、アジゴの泳がせ
こちらの方は結局3本上げられたそうです。
私はというと・・・・
結局、ヒラスは1本だけ
15時ぐらいに、こいつはデカイと思うのが来ましたが、なんと上がってきたのは、
ウマウマなこいつでした
2kgは余裕でありそうなやつです。
ハガツオが食うということは、まだ夏なのか?
その後、ジギング、前回と違ってあまりに喰わないので、泳がせに集中していると・・・
来ました
待望の当たり
鬼合わせをくれてやり、引き込みに耐えていると・・・・
バキッーーーーーーーーーーー
そう、竿が折れました
インナーガイドの穴の辺りのところから・・・
マジで
なんで
こんなところが
引くけど、そこまでパワーないやろ
竿が折れてもまだ魚は付いてました。
とりあえず折れた部分を片手でもって、片手でリール巻きます。
浮きが見えてきたところで、ラインをたぐってみると、なんとの正体は・・・・
ヒラスではなく(途中で青物で無いことは分かっていましたが)、
タバメ君
それも10kgぐらいのデカバンならいざ知らず、2kgちょいぐらいのやつ
納得できない・・・・。
この竿、私が持っている竿の中で最も高価な
「BB_Xオナガspのインナーの4号」です。
これくらいの魚なら全然余裕なはず。
この竿は、新品は高すぎて買えないので、去年、ヤフオクで買ったものです。
基本的には、離島の夜釣り用でまだ10回ぐらいしか使ってないかも。
大事にしてたので、磯に直置きとかしてないのに・・・。
やっぱり中古はこういうことがあり得ますね
今回の釣果は・・・
2kgヒラス1本、2kgハガツオ1本、2kgタバメ1枚、30cm アカハタ5枚
今回は全部神経締めに挑戦して、成功しました
タバメはマダイと同じように鼻腔の穴からいけました。
青物は尻尾から、アカハタは頭からですね。
ヒラスは、卒業生のTさんが是非食べたいというので、糸車さんに調理してもらってから、発送しました。
美味しく食べてね
次回はボイルのカゴ釣り、やってみたいな。
でも竿ないんだった・・・