だらだら奥様

家事嫌いの奥様です。掃除してるより仕事のほうが断然!楽だわ~。おほほほ。

ミュンヘン・フィル/ティーレマン 演奏会に行ってきました

2007-11-07 09:48:43 | 音楽
夕べはミュンヘン・フィル(ティーレマン指揮)の演奏会に夫と出かけてきました。
C席で8000円!(×2)はかなり痛かったんですが 行ってよかった~~~
(ちなみにS席は19000円!)
すばらしい音楽のエネルギーをたっぷりいただいてきました。

プログラムはR.シュトラウスの「ドンファン」「死と変容」そしてブラームスの交響曲第一番。

弦楽器ってこんな風に鳴るんだ!と再確認。
なんというかすごい迫力です。
アマチュアと比べて なんと言っても楽器がすごいのもありますが それだけでは生まれないであろうこの楽器の鳴り。
これだけはホールで聞いてみないとわからない!
うーーん、語彙が貧弱なので表現できないのがくやしいくらい とにかく「すごい!」の一言。

ドンファンで圧倒されたあと、同じくシュトラウスの死と変容では 繊細なアンサンブルに打ちのめされます。
ピアニッシモの美しさ。
これはアマチュアでは表現できない。
音量は小さいけれど音の持つ深さはけして貧弱ではなく 逆に豊か。
またそこからの音の広がりもアマチュアのもつダイナミクスの幅の軽く倍以上。

もう最初の2曲だけで8000円も惜しくない、と思わせるすばらしい演奏でした。

後半のブラ1はテンポの揺らし方がすごかった。
粘っこいというと言葉が悪いですが 粘るところは「これでもか!」と粘ってきます(笑)
オケのメンバーも合わせるのが大変そうでした。
(オケとのリハーサルが不足していたのか?木管と弦との縦のずれが若干ありましたね。開場が遅れたのはぎりぎりまでリハーサルをやっていたとの情報もあり)

正直私はもうちょっと端正なブラームスが好きなのですが ティーレマンの迫力に負けました。
特に2楽章が好きで最初オーボエが奏でるテーマ、そしてそれを引き継ぐコンマスとホルンのソロはもう感涙!


大満足の演奏会でした。



が!遅い夕食を居酒屋でとってさあ電車で帰ろう!と駅に行くと 次の電車まで1時間15分もあいてる・・・。
仕方なくタクシーで帰ったら3500円・・・。
時刻表ちゃんと見とくんだった。



ブラームス:交響曲第1番
ティーレマン(クリスティアン),ベートーヴェン,ブラームス,ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

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コメント (4)
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