joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

2007年07月14日 | Music
最近、脳の働きに関する科学者たちのエッセイを読んで、人が「わかった!」と思うなどの新しい発想をするのは、既存の事柄の間に新しい連関・秩序を見出すということなのだな、と感じていました。言い換えれば、物事の空白を自分のイメージで補うのが、脳の創造性なのだな、と。

それに関連してふと思ったのは、いい音楽というのは、音と音の間に“間(ま)”があるということ。

アップテンポかミドルテンポかスロー・テンポかに関わらず、いい音楽では、音と音がずっとつながっていることはなくて、“間”があるのではないか、と。

そういう音楽では、一つの瞬間にならされている楽器の数は、それほど多くはないのではないだろうか。

逆に、キーボード、じゃなくてシンセサイザーやコンピュータを多用する音楽というのは、音と音の間をつねに何かの音で埋めてしまっているのではないだろうか。

創造的な音楽というのは、聞き手の創造性を刺激する音楽だということではないだろうか。そして、聞き手の創造性を刺激する音楽というのは、音と音の間に“間”を作って、その間を聞き手の創造性で補うように喚起しているのではないだろうか。

UAE戦

2007年07月14日 | スポーツ
昨日オシム・サッカーを90分見たけれど、なかなか難しいチームだ。

難しいというのは、いいサッカーをしているのかそうでないのか、分かりにくいということ。

前の日本代表だったら、それがどういうサッカーをしているのかは、素人から見ても一目瞭然だった。

でも今の日本代表は、どの選手も自分ではなく全体のために自己犠牲プレーする選手ばかりのように見えます。足下のテクニックではなく、つねに連動性を重視するプレーですね。あっ、それがオシムさんが就任したときから言い続けていたことか。

自己犠牲をいとわない選手でチームが作られているから、玄人好みのチームになっているのかな。

きっとサッカーの発展にとってはいい方向に進んでいるのでしょう。

やっぱり日本で行われる親善試合ではなく、海外での真剣勝負だと観る方も真剣になりますね。