うーーん、60億円ですか。すごい。
今朝の読売新聞を読むと、レッドソックスは松坂を獲得できても、テレビ放映権による収入は大リーグの機構が一括管理して各球団に分配するので、収入が急増することはないとのこと。
つまり松坂獲得によるメリットは、松坂が今後どれだけレッドソックスの勝利に貢献するか《だけ》にかかっているそうです。それで60億というのはすごいですね。
知っている人は言わずもがななのだろうけど、メジャーリーグにその莫大な収入源は一体何なのだろう?テレビ放映権なのだろうか?ちょっとググってみると…
「 さてここで、MLBと日本の野球界との選手年俸に大きな開きが出る要因として、大坪さんがあげているのは次の二つだ。
(1)MLBが多角的な権利処理を行うのに対して、日本では全体収入に占めるチケット販売依存度が高すぎる
(2)MLBは世界中から稼いだ総収入の50%を選手に配分する。MLBでは、球団がいくら稼いだかは選手にも公開されていて、50%を配分するというのは、はっきりした取り決めになっている。」(「3月28日 『メジャー野球の経営学』大坪正則」)『快適堂読書日記』
という記述が見つかりました。これだけではよくわからないですが、要するにアメリカのスポーツビジネスは「権利」をたくさん作って、その利用から多くの収入を確保し、それを大きな割合で選手の年俸に使うということですね。
今回の入札金は松坂君の年俸とは違うのですが、要するに選手獲得にかけるお金と考えれば、人件費に近いものなので、60億円の出所も上の説明で説明できるのかもしれません。
松坂のビュンビュン速い球を大リーグの試合で見ることができるというのも楽しみですね。
これで井川君の入札金はどれくらいになるかな?
あっ、そう言えば読売新聞では「プロ野球は夢を売るのが仕事であって人を売るのが仕事ではないはずだ」って言っていたけど、どっかの球団はいつも他のチームの四番をお金で買っているよ~ (阪神もそうだけど)
涼風