2011年 3月11日に発生した東日本大震災で被災された多くの方々への支援を目的に、それぞれのレコード会社の枠を超えて世界トップ・アーティストたちが集結した、コラボレーション・アルバム「SONGS FOR JAPAN」が日曜日の午後、自宅に届いた。
このことは、4月14日のコラム―「SONGS FOR JAPAN」はレディー・ガガ「Born This Way」を含む38組チャリティーCDだ!―でも詳しく述べているけれど、アルバムとしては2枚組で、すでに3月25日、iTunes Storeを通じて配信発売がなされていて、全世界18カ国ではNo.1を獲得しているほどの人気となっている。
これも、4月14日のコラムで書いていることなのであえて詳しくは述べないけれど、アルバム発売による収益金は、当然義援金として日本赤十字社へ「ソニー・ミュージックエンタテインメント」を通じて寄付され、被災者支援や復興のための支援などに充てられることとなる。
4月24日の日曜日に届いた、CD「SONGS FOR JAPAN」。
独りでドライブしながらゆっくり聴きたい・・・そんな思いに駆られ、夕方6時から始まったNHK大河ドラマ「江(ごう)」を観ながら急いで夕飯を食べ終え、食後のデザートにネーブルオレンジ2個もお腹に詰め込み、いよいよ夜の8時、「SONGS FOR JAPAN」を車に積み込み、独り、日曜日の街へと繰り出した・・・というほど大袈裟なことでもないんですが・・・。
日曜日の夜の街、これがまたなんとも言えない静けさに包み込まれていて、静謐で物悲しい雰囲気を醸し出している。
やっぱり、日曜日の夜のドライブって癖になる。
雨上がりの濡れた黒い舗道に、赤色と青色と黄色の信号が妖しく光る。
誰もいない、淋しげに佇むコンビニエンス・ストア。遠くまで見渡せる、人っ子一人いない商店街通り。
青森駅前にも、新町通り商店街にも、国道にも、本町の歓楽街にも、人影はほとんど見当たらない。
みんな、ひっそりと家に篭もり、日曜日の夜の憂鬱に耐えているのだろう。
僕は、「SONGS FOR JAPAN」のDISC1を差し込み、小雨に煙る青森中央大橋を登り、郊外のショッピング・モール付近まで車を飛ばした。
暗闇にぼんやりと浮かび上がる家々の哀しげな灯り・・・高層ビルのマンションの陰に、隠れるように聳(そび)える、漆黒の闇に浮かぶ曖昧な姿をした八甲田の山々・・・。
まずは1曲目。
JOHN LENNONの 「Imagine」。
こう来るんだろうなあ、定番であれば。
でも、JOHN LENNON=Imagineというパターンには、ちょっと辟易する。
もちろん名曲であるし、素晴らしい歌詞と素晴らしいメロディが伴った、永遠のスタンダード・ナンバーであることに疑いの余地はない。
ないけれど、JOHN LENNONって、愛と平和のひとだけで括れるような、そんな単純明快な偉人では決してない。
もっとワイルドで、過激なロックンローラーで、尖がっていて、不良で、アナーキーであると思うんだけどなあ。どうだろう。
5曲目が、LADY GAGA の「Born This Way – Starsmith Remix 」。
これは、リミックス・ヴァージョンではない、オリジナルBorn This Wayが聴きたかったけど、仕方ないか。
DISC2もまた、凄い楽曲で埋まっている。
FOO FIGHTERS の「My Hero」、 R.E.M.の 「Man On The Moon -Live in Tokyo」、SADE の「By Your Side」まで入っている。
とにかく凄まじいアーティストの楽曲が、全部で37曲も入っているのだ。
それに、オリジナル曲もあるにはあるけれど、ライブ・ヴァージョン、アコースティック・ヴァージョンなど、様々な工夫を凝らしているのもいい。
ただ若干の難点は、BOB DYLANを聴いた後でいきなりのRED HOT CHILI PEPPERSっていうのも、その切り替えに戸惑いがないわけじゃないですが・・・。
そんなふうに、いつもの隠れ場所である、インターチェンジ下の公園横の車道に車を停め、濡れたフロントガラスの向こう側に広がる、車さえ通らないショッピング・モールのネオンサインを眺めながら独り聴いていた「SONGS FOR JAPAN」。
帰宅したのが、10時過ぎでした・・・。
このことは、4月14日のコラム―「SONGS FOR JAPAN」はレディー・ガガ「Born This Way」を含む38組チャリティーCDだ!―でも詳しく述べているけれど、アルバムとしては2枚組で、すでに3月25日、iTunes Storeを通じて配信発売がなされていて、全世界18カ国ではNo.1を獲得しているほどの人気となっている。
これも、4月14日のコラムで書いていることなのであえて詳しくは述べないけれど、アルバム発売による収益金は、当然義援金として日本赤十字社へ「ソニー・ミュージックエンタテインメント」を通じて寄付され、被災者支援や復興のための支援などに充てられることとなる。
4月24日の日曜日に届いた、CD「SONGS FOR JAPAN」。
独りでドライブしながらゆっくり聴きたい・・・そんな思いに駆られ、夕方6時から始まったNHK大河ドラマ「江(ごう)」を観ながら急いで夕飯を食べ終え、食後のデザートにネーブルオレンジ2個もお腹に詰め込み、いよいよ夜の8時、「SONGS FOR JAPAN」を車に積み込み、独り、日曜日の街へと繰り出した・・・というほど大袈裟なことでもないんですが・・・。
日曜日の夜の街、これがまたなんとも言えない静けさに包み込まれていて、静謐で物悲しい雰囲気を醸し出している。
やっぱり、日曜日の夜のドライブって癖になる。
雨上がりの濡れた黒い舗道に、赤色と青色と黄色の信号が妖しく光る。
誰もいない、淋しげに佇むコンビニエンス・ストア。遠くまで見渡せる、人っ子一人いない商店街通り。
青森駅前にも、新町通り商店街にも、国道にも、本町の歓楽街にも、人影はほとんど見当たらない。
みんな、ひっそりと家に篭もり、日曜日の夜の憂鬱に耐えているのだろう。
僕は、「SONGS FOR JAPAN」のDISC1を差し込み、小雨に煙る青森中央大橋を登り、郊外のショッピング・モール付近まで車を飛ばした。
暗闇にぼんやりと浮かび上がる家々の哀しげな灯り・・・高層ビルのマンションの陰に、隠れるように聳(そび)える、漆黒の闇に浮かぶ曖昧な姿をした八甲田の山々・・・。
まずは1曲目。
JOHN LENNONの 「Imagine」。
こう来るんだろうなあ、定番であれば。
でも、JOHN LENNON=Imagineというパターンには、ちょっと辟易する。
もちろん名曲であるし、素晴らしい歌詞と素晴らしいメロディが伴った、永遠のスタンダード・ナンバーであることに疑いの余地はない。
ないけれど、JOHN LENNONって、愛と平和のひとだけで括れるような、そんな単純明快な偉人では決してない。
もっとワイルドで、過激なロックンローラーで、尖がっていて、不良で、アナーキーであると思うんだけどなあ。どうだろう。
5曲目が、LADY GAGA の「Born This Way – Starsmith Remix 」。
これは、リミックス・ヴァージョンではない、オリジナルBorn This Wayが聴きたかったけど、仕方ないか。
DISC2もまた、凄い楽曲で埋まっている。
FOO FIGHTERS の「My Hero」、 R.E.M.の 「Man On The Moon -Live in Tokyo」、SADE の「By Your Side」まで入っている。
とにかく凄まじいアーティストの楽曲が、全部で37曲も入っているのだ。
それに、オリジナル曲もあるにはあるけれど、ライブ・ヴァージョン、アコースティック・ヴァージョンなど、様々な工夫を凝らしているのもいい。
ただ若干の難点は、BOB DYLANを聴いた後でいきなりのRED HOT CHILI PEPPERSっていうのも、その切り替えに戸惑いがないわけじゃないですが・・・。
そんなふうに、いつもの隠れ場所である、インターチェンジ下の公園横の車道に車を停め、濡れたフロントガラスの向こう側に広がる、車さえ通らないショッピング・モールのネオンサインを眺めながら独り聴いていた「SONGS FOR JAPAN」。
帰宅したのが、10時過ぎでした・・・。