淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

天海祐希主演、フジTV木曜10時スタート新ドラマ「BOSS」。出だしは好調です・・・。

2011年04月15日 | Weblog
 あっという間に、もう木曜日。
 それでも、何とか一週間乗り切れそうだ。
 それにしても今年はまったく良いことがない。ツイてない。
 3月11日を除いたとしても、個人的に良いことなんて何もなかった気がする。

 震災で未だに再開されていない東北新幹線。
 当初は、ゴールデンウイーク前に全線開通との情報だったのに、先週の大きな余震によって更に延期されるようだ。
 何とか大型連休には全線開通され、多くの観光客で賑わいを取り戻してほしいのだが。

 今週も、朝から大忙し。
 夕方近くになると、連日の如く青森駅前にある某施設へと足を運んでいて、そこを出る頃にはクタクタに疲れ、ぐったりしてしまう。
 ほかにも色んな案件が目白押しだし・・・。

 冷たい夜風に吹かれながら歩いていると、美味しいビールと美味い料理を食べたくなって、友人でも誘って飲みに出ようとも考えるのだけれど、テレビドラマの新番組が軒並みスタートするので、足が自然と家の方向に向ってしまう。
 木曜日も仕事が終わって帰宅したのは夜の9時過ぎ。
 早速、テレビを点けた。

 観たいのは、天海祐希主演によるフジTV木曜10時スタートする新ドラマ「BOSS」である。
 今回はシーズン2。

 チームも前回のメンバー同様、主人公の天海祐希のほか、竹野内豊、玉山 鉄二、戸田恵梨香、溝端淳平、ケンドーコバヤシ、温水洋一。それから吉瀬美智子も(いきなり寿退社しちゃいますが)。
 あとは、成海璃子、釈由美子、大森南朋、長谷川京子、西田敏行という布陣。
 けっこう、主役級の俳優陣が脇を固めている。

 前回のシーズン1は、テレビ刑事ものドラマの傑作とまでは到底いかなかったけれど、それなりに面白く楽しめた作品だった。
 シリアスな犯罪ドラマというより、天海祐希と竹ノ内豊かによる掛け合い漫才も含め、コメディタッチの都会派ドラマという感じで、ラスト付近のどんでん返しも中々の見せ場だった。

 新しいシーズンも、基本的にはその路線を踏襲しているようだ。

 物語は、2年前に警察当局の裏金汚職問題に関連して、テロリスト集団である「黒い月」が実行したらしい、国家公安委員長(西田敏行)狙撃事件での責任から、天海祐希が室長を務める「特別対策室」が解散させられたところから始まる。

 天海祐希本人もまた責任を取り、アメリカへと渡ることになったのだが、そこに突然、参事官補佐である同期で上司の竹ノ内豊から緊急の連絡が入る。
 そして急遽、天海祐希室長を含む特別犯罪対策室のメンバーが、ここにまた再結集されることになるのだが・・・。

 フジテレビの木曜日夜10時台のドラマは、良質な作品が多い。
 夜の10時という時間帯なので、大人の鑑賞に耐えうる作品が数多く製作され、それだけ規制も少ない。

 それに、天海祐希が主演するテレビドラマって、これまで何故か駄作や失敗作がほとんどない。「女王の教室」なんて、途中から大化けしたし。

 でも一点。
 ちょっと今回、お笑いを取るシーンが結構多いのだが、その科白の掛け合いのほとんどが意外とスベるのだ。
 なので、物語の流れが途中で何度か滞り、少し白けてしまう。

 意外な真犯人を追って、後半はかなり急展開で加速するのに残念だ。
 もちろん、このドラマにそういう笑いの要素は不可欠だし、そこをもっと活かすのなら句読点を付けるためにも脚本を十分練るべきだと思う。

 次回の予告編を観たら、ドラマ自体がもう一捻り動くみたいだし・・・。






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