来生たかおにハマっている。
最近また、夜のドライブに繰り出す事が多くなってきた。
独りで車を飛ばしていると、どうしても夜の雰囲気に相応しい音楽が欲しくなって来る。
そんな時、最近は躊躇うことなく、来生たかおのCDを差し込む。
来生たかお「エッセンシャルベスト」。
近頃は、仕事がとても忙しく、その割にモチベーションがイマイチ上がらない。結局ヤル気がないのである。
辞めたい、辞めたい、そればかりを考えている。相変わらず。
それに、今日(11月29日)の天候みたいに、曇天の空から雪が舞い降り、地面を真っ白に染める時期になると、暗くて萎える音の類はちょっと敬遠してしまう。
かと言って、どこまでも肯定的で、突き抜ける青空のように爽やかなサウンドも余り欲しとは思わない。
ちょっと静かめで、メロディ・ラインが美しく、心が休まり、穏やかになり、それでいて前向きになれるような音、そんな優しい音楽が愛しくてたまらなくなる。
心が病んでいるんだろう、たぶん。
・・・いつものことだけどね。
独り、誰も通らない郊外部の車道脇に車を停め、フロントガラスの向こう側に広がる、夜の闇と輝くネオンサインを眺めながら、ぼんやり来生たかおの世界に浸かってゆく・・・。
とても心地よい。
心がゆっくりと洗われてゆく。
やっぱり、それって病んでるのかなあ?
実は10月に、友人と十和田方面をその友人の車でドライブした際、その友人が何気なく掛けたCDが中森明菜のライブアルバムだった。
懐かしいその中の「スローモーション」を聴いて、突然、来生たかおを聴きたくなってしまったのである。
勿論、「スローモーション」自体、彼の作曲だったことが起因しているわけだが。
改めて、というか久しぶりに来生たかおの音楽に触れて再確認したのは、「スローモーション」と「夢より遠くへ」は、日本歌謡曲史上に燦然と輝く名曲だということだろう。
素晴らしい。実に素晴らしい楽曲である。
特に「スローモーション」。中森明菜の歌うヴァージョンよりも、断然、来生たかおのほうがいい。
美しさ、やるせなさ、健気さと言ったらもう・・・。
メロディも、歌詞も、編曲も、申し分のない完璧さ!
出だしの『砂の上 刻むステップ ほんのひとり遊び』、ここからにして凄い。浜辺の情景が、このフレーズだけで鮮やかに目の前にあぶり出される。
女の子は、夏の浜辺でひとり波打ち際、戯れている。
そこに、遠くからひとりの青年が走って来る、『ストライド 長い足先 ゆっくりよぎってく』のだ。
そしてその素敵な青年に纏わりつくようにして、『そのあとを 駆けるシェパード 口笛吹くあなた』と続いてゆく。
上手いっ!
ここからメロディは、大きなうねりとなって聴く者を圧倒する。素晴らしい。
つまり、『出会いは スローモーション 心だけが先走りね』と、サビに向かって高まるのだ!
名曲である。完璧な音の作りである。傑作である。
このほかにも、このアルバムには、「夢の途中」、「Goodbye Day」、「セカンド・ラブ」、[マイ・ラグジュアリー・ナイト」などの優れた名曲も数多く入っている。
雪のしんしんと降る夜に静かに聴く、来生たかお。
切ないなあ。でもいいよなあ・・・。
最近また、夜のドライブに繰り出す事が多くなってきた。
独りで車を飛ばしていると、どうしても夜の雰囲気に相応しい音楽が欲しくなって来る。
そんな時、最近は躊躇うことなく、来生たかおのCDを差し込む。
来生たかお「エッセンシャルベスト」。
近頃は、仕事がとても忙しく、その割にモチベーションがイマイチ上がらない。結局ヤル気がないのである。
辞めたい、辞めたい、そればかりを考えている。相変わらず。
それに、今日(11月29日)の天候みたいに、曇天の空から雪が舞い降り、地面を真っ白に染める時期になると、暗くて萎える音の類はちょっと敬遠してしまう。
かと言って、どこまでも肯定的で、突き抜ける青空のように爽やかなサウンドも余り欲しとは思わない。
ちょっと静かめで、メロディ・ラインが美しく、心が休まり、穏やかになり、それでいて前向きになれるような音、そんな優しい音楽が愛しくてたまらなくなる。
心が病んでいるんだろう、たぶん。
・・・いつものことだけどね。
独り、誰も通らない郊外部の車道脇に車を停め、フロントガラスの向こう側に広がる、夜の闇と輝くネオンサインを眺めながら、ぼんやり来生たかおの世界に浸かってゆく・・・。
とても心地よい。
心がゆっくりと洗われてゆく。
やっぱり、それって病んでるのかなあ?
実は10月に、友人と十和田方面をその友人の車でドライブした際、その友人が何気なく掛けたCDが中森明菜のライブアルバムだった。
懐かしいその中の「スローモーション」を聴いて、突然、来生たかおを聴きたくなってしまったのである。
勿論、「スローモーション」自体、彼の作曲だったことが起因しているわけだが。
改めて、というか久しぶりに来生たかおの音楽に触れて再確認したのは、「スローモーション」と「夢より遠くへ」は、日本歌謡曲史上に燦然と輝く名曲だということだろう。
素晴らしい。実に素晴らしい楽曲である。
特に「スローモーション」。中森明菜の歌うヴァージョンよりも、断然、来生たかおのほうがいい。
美しさ、やるせなさ、健気さと言ったらもう・・・。
メロディも、歌詞も、編曲も、申し分のない完璧さ!
出だしの『砂の上 刻むステップ ほんのひとり遊び』、ここからにして凄い。浜辺の情景が、このフレーズだけで鮮やかに目の前にあぶり出される。
女の子は、夏の浜辺でひとり波打ち際、戯れている。
そこに、遠くからひとりの青年が走って来る、『ストライド 長い足先 ゆっくりよぎってく』のだ。
そしてその素敵な青年に纏わりつくようにして、『そのあとを 駆けるシェパード 口笛吹くあなた』と続いてゆく。
上手いっ!
ここからメロディは、大きなうねりとなって聴く者を圧倒する。素晴らしい。
つまり、『出会いは スローモーション 心だけが先走りね』と、サビに向かって高まるのだ!
名曲である。完璧な音の作りである。傑作である。
このほかにも、このアルバムには、「夢の途中」、「Goodbye Day」、「セカンド・ラブ」、[マイ・ラグジュアリー・ナイト」などの優れた名曲も数多く入っている。
雪のしんしんと降る夜に静かに聴く、来生たかお。
切ないなあ。でもいいよなあ・・・。