おかんのネタ帳

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東演「検察官」

2017-12-02 00:03:50 | 演劇・舞台
師走ですね~ 早いわ~
今朝も寒かったし、師走らしいといえばそうやけど。

今日は仕事三昧・・午後からは会議と研修で、なんか、
乾燥してたから、喉には気をつけやんとね。

ブログやSNSを見て、遊んでばっかりと思われるのですが(汗)
ちゃんと仕事をしてますんで、ほんまに、よろしくです~(苦笑)


と言いつつ、先週の水曜日は、
劇団東演の「検察官」を観てきました~!
名古屋まで、出張です ← 出張手当は出ませんけど(涙)

名古屋演劇鑑賞会の11月の例会に、お邪魔してきました。
12月の演劇紹介の記事を書くためにと観て来たのですが、
ロシアの喜劇、なかなかおもしろかったですよ。



原作は19世紀の作家、N・ゴーゴリ。
ロシア帝国の時代に、こういう戯曲が書けるんですね。

翻案・演出・美術が、昨年亡くなられた、
ワレリー・ベリャコーヴィッチ。
ロシアのユーゴザパト劇場の演出家でしたが、
劇団東演では、いくつか演出をされてるようです。

ストーリーは、劇団HPで →こちら

舞台セットは三カ所の階段のある足場のようなセット。
そこを、ドレスを着た女性や男性が階段を上がったり降りたり踊ったり。
ドタバタ喜劇を、ちょっとおしゃれな音楽劇にしてますね。

下級公務員の青年を、検察官(日本語訳では「査察官」とも)と勘違いし、
日頃のゆるい仕事っぷりを隠そうと、あれやこれやとおもてなし。
まさに、「忖度」しまくるんですよ~~
・・・今年の流行語大賞ですやん!!

そして、勘違いを良いことに、その話に乗っかってしまう青年。
調子に乗って、すっかり検察官になりきり、ホラを吹きまくるんです。
それをありがたがってもてはやす人々~

市長らは査察を逃れるために多額の賄賂を彼に渡し、
市長の妻と娘は玉の輿に乗ろうと媚を売る・・・

楽団(チューバ、ホルン、トロンボーン)のナマ音もいいし、
4人の、ロシア人の俳優さんたちも、笑わせてくれました。
全員で踊るダンスもとても楽しくて、わかりやすいストーリーながら、
最後はどうなるのか、どう終わらせるんやろうと、ワクワクでした。

19世紀の話なのに、今の時代にも通じるというか、
人間の愚かさって、不思議なくらい普遍なんですね。

20分の休憩を挟んで3時間の舞台、
音楽があって、ダンスがあって、とは言え、
ちょっと長いかも~

でも、随所の、全員ダンスは盛り上がります!、
楽しい舞台でした。






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