木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

真実は闇の中

2017-09-12 15:39:50 | 映画
ベネチア国際映画祭に
ノミネートされている
福山雅治主演社会派ミステリー
三度目の殺人」を
見ました

一言で言うなら
想像の余地が多すぎる映画
ミステリー作品の多くは
名探偵や名刑事が
少ない手がかりから
たった一つの真実を見抜くのですが
この作品は真相がわからずじまい
二転三転する容疑者の供述により
真相が見えにくくなっています

でも、それが現実の側面
もちろん真相に導くこともありますが
多くは判決が真実となります

今回の事件は架空ですが
もし現実に報道されるとしたら

「本日、会社社長強盗殺人事件の
裁判が行われました。
三角容疑者に下された判決は……。」
と一分も満たない
状況説明で終わるでしょう
そして当事者以外は
あっという間に忘れてしまいます

テーマが重いだけに
全体的に暗いイメージがつきまといます
それが苦手という方には
お勧めできません
でも、リアリティがあり
考えさせられる作品ではあります

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