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木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

忍びといかさま師

2023-02-06 16:12:07 | ドラマ
援軍を差し向けない駿府の今川より
勢いのある尾張の織田を選んだ松平。

しかし妻が心配でなんとかならぬと
家臣団と協議したところ
白羽の矢が立ったのは
曲者本多正信
落ちぶれた忍び服部半蔵
徳川に欠かさぬ人物も
この当時は信用ならぬ人物で、
三河武士団は猛反対。

しかし元康はそれに賭けることに。
二人をよく知らないことや
一縷の望みを賭けたい気持ちもあったでしょうが
そんな二人を信じる元康。
立派な君主の片鱗です。

その一方で、氏真の冷たい仕打ち。
でも、それは責められません。
松平の立場で見れば憎い敵ですが
今川からすれば松平こそ
期待を裏切った憎むべき存在。
関口家にも容赦なし。

白黒つけられぬのが戦国の定め。
それを感じさせた回でした。

今回は作戦失敗。
次回の巻き返しに期待です。
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三傑揃い踏み

2023-01-29 22:14:34 | ドラマ
「どうする家康」の第4回は
松平一行が清須へ

今川を捨て織田に付くことを決めた元康。
その証として、信長が出した条件とは……。

ネタバレになるので内緒にしておきますが、
そうきますか。歴史を変えるつもりですか。
と思ったらやはり史実通りに。
その代わりに想像の域で粋な演出でした。

家康とお市に繋がりを持たすとは
この後の金ヶ崎の退き口や姉川の戦い
賤ヶ岳の戦いの演出に期待できそうです。

一番の見どころは
強面の岡田准一と
緊張気味の松本潤が会談。
その傍らに小間使いのムロツヨシ。
三傑揃い踏みの名場面ですが、
当時の立場からすれば
歴史に名を残すとは思えない3人。

この3人の変化がこれからの楽しみです。
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今川との決別

2023-01-22 21:42:47 | ドラマ
今回はリアルタイムでみることができました。
「どうする家康」第三回
三河平定戦

今まで誤解していたけれど
桶狭間のすぐ後に徳川は今川を離反したと
思っていたけれどそうではなかったのですね。
岡崎入城はしましたが、
今川の重役になることを目指し
対織田の最前線に立っていたのですね。

我々は結果を知っています。
だから織田につこうとしない家康を
もどかしく思えてしまいます。

ですが、当時の家康の気持ちになれば
今川を裏切るのは勇気がいることでしょう。
結果、岡崎は救われたけれど
この時裏切った吉良義昭に、
守ろうとした妻子に
後に苦しめられることを
教えたくなりました。


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覚醒それとも虚勢

2023-01-17 18:35:43 | ドラマ
録画で見ました。
「どうする家康」第二回

初回はタイトルバックに山と谷の絵柄でしたが
今回は兎と狼の絵柄
サブタイトルに因んだ仕掛けは
これからの楽しみになります。

先祖の墓前で切腹しようとした家康を
(当時は元康ですが家康と表記します)
家臣が諫めたのは事実とされますが
当時は若手だった本多忠勝と榊原康政が
かくの如き踏み止ませるとは。
まだ完全には認めていないようですが
忠勝が少しだけ主君と認めたかに見えました。

今回、火縄銃で連射したり
覚醒が急過ぎると言う意見がありました。
だからもう見たくないという声も。
国民の義務ではないから止めはしません。
でも長い目で見ることにしましょう。
実際は単発攻撃でも連射されたと思うほど
衝撃に感じた演出ともとれるし、
虚勢でもいいから主君でいようと
心に決めたと解釈したいから。
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逃げ上手の天下人

2023-01-14 16:47:15 | ドラマ
先週大河ドラマ「どうする家康」の
第一回を見ました。
再放送を見る方へのネタばらしにならぬように
今日投稿します。

某ジャンプ漫画を意識したタイトルを
つけましたが初回の家康のイメージは
この言葉がぴったりです。

桶狭間の戦いで義元討死の報を受け
戦場から逃げ出す家康は
威厳がある天下人や
関ヶ原西軍諸将の憎まれ役といった
これまでの家康像とは違うもの。

周囲には松本潤と家康はイメージが合わないと
言う声がありますが、若きプリンスとしては
松本潤はぴったりです。
それに回が進むにつれ天下人らしい姿を
演じてくれるでしょう。
王道と覇道の場面で期待を抱きました。

これからも期待したい物はあと2つ。
「主演とともにドラマ紀行」
大河ドラマ紀行は定番ですが
主演自ら登場の紀行は新鮮。
これからも一緒に紀行を楽しみたいです。

もう一つは「本多忠勝の存在」
あまりの逃げ腰に主君と認めていない
13歳の本多忠勝。
でも四天王として最後まで徳川を支えた存在であり
どう心境を変えていくのか注目です。
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義時、小四郎に戻る

2022-12-20 16:41:00 | ドラマ
仕事の都合で当日見られなかった
鎌倉殿の13人」の
最終回をようやく見ました。

三谷さん、冒頭からやられました。
吾妻鏡を読んでいる松本潤から始めるとは。
「真田丸」の時は大坂の陣で
井伊の赤備えを見る真田の赤備え達の
場面がありましたが
「おんな城主直虎」の演者は出ませんでした。

史実の家康も「吾妻鏡」の愛読者であり
このリレーは理に適っています。
同時間枠とはいえ、脚本家の違う作品。
ありそうでなかった演出です。

ライバルでもあり親友でもあった
義時と義村の対峙。
義時を見送る政子の振る舞い。
最期の場面で小四郎に戻ったかのようでした。

これまで一番好きな大河ドラマは「真田丸」でしたが
この作品もトップクラスにしてもいい作品でした。

来年の家康も楽しみ。
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さらば、お千代

2021-11-24 16:45:16 | ドラマ
久しぶりのドラマネタ
大河ドラマ「青天を衝け」が大詰め。

経済界の巨人岩崎弥太郎と
商船会社で対抗するため
新会社を設立した渋沢栄一先生(以下敬称略)

その矢先渋沢は最愛の妻、千代を
コレラで亡くします。
今でこそ不治の病でないコレラも
当時は恐ろしい流行病。
感染防止で隔離され
夫以外は死に立ち会えなかった千代。

コロナウイルスの最中に放送された
このドラマ。
ようやく日本では一時かも知れぬが
落ち着いています。
欧州では再発していることを
忘れている自身への
警告に見えました。
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源次郎様、さらば

2016-12-19 19:33:40 | ドラマ
仕事の都合により
今日、録画したものを見ました

「真田丸」最終回
最後はどんな漢字二文字を
サブタイトルに用いるのだろう
と思ったら、サブタイトルを用いないとは

最後のサブタイトルは
視聴者それぞれのお気に召すまま
という意図と解釈しておきます

自分が最も感激したのは
家康との対峙場面
おそらく史実では
家康と幸村が対話することなど
なかったでしょう

ですが、もしその場面があったなら
泰平の世の目指した家康と
戦でしか生きられぬ幸村との
意地のぶつかりあいとなったでしょう

それを象徴させる場面でした

また、信幸の持つ六文銭が
こすれあって音を出す場面の演出も
なかなかのもの
お守りとして用意された六文銭が
結末の伏線となるとは、天晴れです

上田の大河ドラマ特需も
今年いっぱい
でも、真田に憧れる方々を
上田は来年以降もお待ちしております

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閉幕

2016-12-17 18:59:08 | ドラマ
いよいよ明日が最終回
大河ドラマ「真田丸

過去作品のオマージュや
次期作品へのリレーなど
大河ドラマ好きの三谷さんらしい演出の数々

第49回で信幸が「黙れ、小童!」と
叫ぶシーンが面白かったです
それも室賀雅武の子息に対して

さて、このドラマの特徴の一つは
サブタイトル
これまでの49回全て
漢字二文字で統一していたのに
先週の予告では「最終回」と
なっていました
最後にこだわりを捨てるのか

いや、それは見てのお楽しみと
していると考えるのが自然でしょう
もしそうだとしたら
「英雄」「伝説」「強者」
など色々予想できます
「最期」「終焉」といった
マイナスイメージの言葉に
ならないと願いたいものです

ここでまさかの「家康」?
それはないでしょう
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決別

2016-09-04 22:01:32 | ドラマ
今回の放送を楽しみにしていた
大河ドラマファンが多いようです

真田丸第35回
犬伏
これまで味方同士であった
昌幸・信繁と信幸が
敵同士になる名場面です

それを三谷さんも考慮したのか
今回の放送のほぼ半分を
3人の対話で占める力の入れ様

かつて「徳川葵三代」において
関ヶ原の戦の描写に
力を置いたことを思い出させるほどでした

さて、大河ドラマの魅力の一つに
サブタイトルがあります
「真田丸」は漢字二文字で
統一しているのが特徴

犬伏の別れの場面では
どんなサブタイトルをつけるか
自分の予想は「決別」でした

親子・兄弟で戦うことになっても
真田は一つ
「決別」というタイトルは
相応しくなかったですね。失礼

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