陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

男鹿の五社堂

2014-10-16 | 地域・社会

過日、秋晴れの空の青さに誘われて男鹿半島へぶらり。何をどう想起したのかは不明だが、相方が「なまはげ」伝説で有名な門前地区の「五社堂」へ”登って”みたいと言う。過去何回か”登って”参詣したことはあるが、結構キツイ石畳の坂をゼイゼイいいながら登った記憶がよみがえった。が、行くしかないではないか!!

駐車場につくと、何と県外ナンバーの車が一杯あって、どうもみなさん急坂にトライし参詣しているようであった。「第29回国民文化祭」が今月から秋田県内で開催され、”なまはげ”に関連した全国の同種民俗行事がここ男鹿市へ集結することの効果だろうか。有難いことだ。そんなことを思いながら、まずは駐車場北側にある地元出身の詩人、澤木隆子さんの詩碑を数年ぶりに見る。この詩碑建立除幕式に参列したのは20代初期。もう随分昔の話だ。澤木さんの「杉」という作品が刻まれている。

鬼たちが積み上げたという石段を登ること約10分、歴史的建造物が横に5社並んでいた。この急坂な山道を踏んででも社を建てようとしたものはなんだろうか。今と違って重機があるわけでもない時代に、建材を担ぎ上げたのは人力でしかなかっただろうに、信仰心がそうさせたとは簡単にいいがたいものがあろう。全国どこの仏社建造物に言えることではあるが。

願い事を一つ二つ思い、合掌した。

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