陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

「詩徒が学びたい九〇人の詩姿」

2014-12-23 | 詩関係・その他

茨城県古河市の古河文学館で詩の教室「花話会」を主宰する山本十四尾さんが編集発行する「詩姿の原点」第 4集が、『詩徒が学びたい九〇人の詩姿』と題して発行された。第1集が発行されたのは2004年。全国の詩人の詩作における考え方や詩の在り方などをまとめたもので、今回は90人の詩人が寄せている。

一人220字程度の文章だが、個々の考え方がよく伝わってくる。ある人は、詩は自分を語るものだといい、ある人は社会を見つめ表してゆくものだという。もちろん90人それぞれ異なるのはあたり前。これを詩の教室の教材として使用するとのこと。

9月下旬、山本さんから私宛に執筆依頼があった。私にそうしたまとまった考えがあるわけはなく、悩みに悩んだが、いつも思っていることをなんとか220字に収めた。それは、何篇詩を書いても思うことが表現できない。やはりまだまだ書き続けなければ自分が分からないということか・・・といった内容。何か自身で腑に落ちない部分もあるが、それはそれで、考えるきっかけを与えていただいたいい機会であったと感謝している。

〇発行日:2014.12.11 〇編集・発行:山本十四尾 〇発行所:栃木県下都賀郡壬生町北小林119 森田海径子方「衣」の会  〇A4版32ページ 手づくり  価格:千円(?)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐々木久春詩集 「土になり... | トップ | 2015 謹賀新年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

詩関係・その他」カテゴリの最新記事