陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

春近し

2009-03-09 | 地域・社会
昨日、男鹿市の船川へぶらり出かけた。
何処へ出かけてもあちこち巡っている割には
意外と知らないことが多い。
ちょっとした小路へ入って出会う情景には
都度驚き、新鮮で、決まって何かを感じて帰る。
相当強烈な時は・・・
たまには原稿用紙に向って作品化もできるが、
まぁ、そんな理想的なことは・・・少ないが。

駅前から山手に車を進めると、
左に船川神明社と大龍寺への入口がある。
ちょっと私の記憶の中ではありえない!
急坂で狭い坂道が現れる。
右に行くと神社、左はお寺。
こんな所に出会ったのは相方共々初めてである。
冬の着雪時はどうしているのだろうか。

それはともかく、立派な神社からは男鹿の港が一望できた。
転がるしかない急な細い坂道の両側に並ぶ屋根を越えて
遠く秋田湾の弓なり海岸線が霞む。

隣にある大龍寺に行って見ると、
石灯籠の向こうにやはり同じ情景があった。

坂道のある高台
港の見える丘・・・
どこかで見たような聞いたような
ちょっとエキゾチックな風景。

何処の街にもある歴史を見つけた気がした。
ぶらり、歩いてみるのもいいもんだ。


※画像は、同日の夕陽
コメント
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