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「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

2008年06月04日 23時01分08秒 | 映画
レディースディの本日は、観たかった映画
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を観に行くことに。

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの共演とあれば
観ずにはおれない~。

この作品は、1997年にひっそりと政界を引退した、
実在の下院議員チャーリー・ウィルソンの実話映画だとか!

彼が03年に出版した自伝で驚くべき事実があきらかになった。
80年代、CIAが史上最大規模の隠密作戦を行い、
旧ソ連によるアフガニスタン侵攻を食い止めたこと、
そしてそれを陰で操っていたのが
チャーリー・ウィルソンだった、ということ。

ストーリーは・・・
チャーリー・ウィルソンは、テキサス出身の下院議員、
“チャーリーズ・エンジェル”と呼ばれる美人秘書軍団を従え、
政治よりもどちらかと言えば美女とお酒に関心があり、
目立った功績はないものの、大らかな人柄でみんなから愛されている。
そんなお気楽な彼に、その後の人生を大きく変える転機が訪れる。
それは、目にとまったニュース映像。
ソ連に攻め入られ、難民に溢れるアフガニスタンの
悲しい現状を目の当たりした彼は、
テキサスで6番目にお金持ちのセレブ・ジョアンヌ(ジュリア・ロバーツ)と、
CIAの変わり者ガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)に後押しされながら、
ひとり、小国を護るため一大プランを打ち立てる・・・

トムハンクス・ジュリア・ロバーツの他にも
アカデミー賞俳優:フィリップ・シーモア・フォフマン、
可愛らしいエイミー・アダムスが出ていたり
本当に豪華メンバー☆

政治実話映画ということだったので
堅い作品なのかと思いきや・・
笑いが散りばめられている!

アフガニスタンへの資金援助が決まっていく過程などは
まさにコメディのようで・・
これが現実に行われたのかと驚くばかり・・

しかし、本人も認めている通り
「最後の最後で失態をおかしてしまった」

旧ソ連軍からの支配は免れたものの・・
本当の意味での復興支援が行えなかったということ。

それは、アフガニスタンの現状がよく表している・・

そしてまた隠密作戦だったことで
旧ソ連からアフガニスタンを救ったのはアメリカだということは
知られていなかった・・
そのことも、その後の状況を大きく左右したのじゃないかと思う。

映画の中でのチャーリーのセリフが印象に残った。
「いつも問題なのは、アメリカが立ち去ってしまうことだ。
 完全に去っていってしまうことだ」

その国を救うということは、
復興までの道のりを含めないといけない。