kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「砂時計」

2008年04月16日 23時57分19秒 | 映画
今日は、久しぶりに当たった試写会へ。

シリーズ累計600万部を突破した
芦原妃名子による大ヒットコミックスの映画化!
「砂時計」

TBSドラマにもなっていたらしいけれど
今回キャストを一新して、映画化されたらしい。

ストーリーは・・・
14歳の水瀬杏(夏帆)は、
母・美和子(戸田菜穂)と父・正弘(風間トオル)の離婚により
母の実家・島根県に東京から移り住むことになった。
当初は田舎独特の雰囲気と
祖母・美佐代(藤村志保)に馴染めなかった杏だったが、
近所に住む同い年の大悟(池松壮亮)や藤(塚田健太)、
藤の妹・椎香(岡本杏理)たちと出会い
少しずつ自分の居場所を見つけることができた。
そんな中、人生に疲れ果ててしまった母・美和子が杏を残して自殺してしまう。
悲しみと後悔に暮れる杏を
大悟は「おれが、ずっと一緒におっちゃるけん」と力強く抱きしめるのだった…。

大ヒットコミックが原作というだけあって
とても切ないストーリー・・・

その切なさを杏と大悟の少年少女時代を演じていた
夏帆と池松壮亮が上手く表現していた!

観る人の淡い青春時代の思い出を思い起こさせるような
若々しく、痛々しいぐらいまっすぐな思い・・

この2人には、とても感情移入してしまうのだけど・・

大人になった杏を演じる松下奈緒・・
この人、否の打ち所の無い綺麗な整った顔でスタイルもよく
決して演技も下手ではない。
(モデル上がりの女優さんにありがちな棒読みのセリフまわしでもないし)

でも、私はいつも何だか感情移入出来ない・・
なんか心に響かないんだよねぇ・・?
何でだろう?嫌いでもないのにな。

出番は少ないながら、祖母・美佐代(藤村志保)が
病院で思わず「しゃんとしんさい!!!」と
言ってしまうシーンの方が、心にドーンときた。
さすが大ベテランっ。

それにしても、最近のストーリーは
離婚・うつ・自殺など、
現代人の抱える悩みを取入れたものが多いなあと感じる・・
それだけ身近な問題ということなのだろうか・・。