kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

2008年04月02日 23時07分53秒 | 映画
今日はレディースディ。

お休みした日に観たかったけれど
平日だからと軽い気持ちで予約しないで行ったら・・・
なんと満席で見れなかったという映画・・
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」へ。

今度はちゃんと予約して~。

ストーリーは・・・
恋人に捨てられたエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は彼のことが忘れられず、
彼の行きつけのカフェに乗り込む。
そんな彼女を慰めてくれたのは、
カフェのオーナー・ジェレミー(ジュード・ロウ)と、
甘酸っぱいブルーベリー・パイ。
それからのエリザベスは、
夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。
しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。
恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、
あてのない旅へとひとり旅立ったのだった…。

この映画の最大のポイントは、
グラミー賞8冠を受賞した歌姫のノラ・ジョーンズが主演ということ!

彼女の歌声には、私も随分癒されたもの。
でも今回映画を観てみて、余計に
あんなに素敵な包容力のある歌い方をするようには見えない!!
まだ幼い感じがして、ギャップを感じ・・
本当に彼女があれを歌っているのかと思ってしまうほど。

そして、『恋する惑星』などスタイリッシュな映像で定評のある
ウォン・カーウェイ監督が、初のアメリカでの映画作品ということでも話題。

それだけに、キャストも豪華メンバー!
ジュード・ロウ、ディヴィット・ストラザーン、レイチェル・ワイズ
ナタリー・ポートマンと、全員がアカデミー賞受賞歴や候補歴がある
そうそうたる面々・・・

でも、近作が映画デビュー作のノラ・ジョーンズが臆することなく
等身大の女性を非常にナチュラルに演技しているところに
正直驚いた!

私は、ウォン・カーウェイ監督作品は初めてなのですが
さすがに独特の雰囲気が満載。

映像というよりも、美しい写真をスライドで観ている感じ。

特に美しいジュード・ロウのコマ送りの映像なんて
写真集のようだった♪

全体像を写さず、ポイントの部分だけを拡大して見せて
全体像を観ている人達に想像させるという点も面白い!

旅の途中で出会う人々のそれぞれの物語・・
ディヴィット・ストラザーン、レイチェル・ワイズ
ナタリー・ポートマン達の迫真の演技も見もの。

結局、人は一番近い人間関係に苦しむものなんだなぁ~と思った。
でもみんな再生への希望があるので
重く暗い話にはなっていない。

私的には、ジュード・ロウの昔の彼女役で出てくる女優さんが
とても素敵な感じで気になった!誰なんだろう?