kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「主人公は僕だった」

2007年05月11日 23時54分25秒 | 映画
今日は、「主人公は僕だった」の試写会へ。

今までにないオリジナルな脚本が評判で
ハリウッドで争奪戦になったというこの作品。

主人公を演じるウィル・フィレルは、
ミュージカル作品「プロデューサーズ」で
ゴールデンにグローブ賞にノミネートされたり
コメディー系のドラマや映画でひっぱりだこの人物だとか。
今作では、コメディキャラを封印して、真面目一辺倒の男を演じています。
がっしりした大柄な男なのに
妙につぶらな瞳が可愛らしい印象・・

ストーリーは・・・
国税局に勤めるハロルド(ウィル・フェレル)は、
毎日同じ時間に寝起きして、同じ回数だけ歯をみがき、
歩く歩数も、食事の時間も、この12年間、一度もズレることなく、
“几帳面すぎる”毎日を過ごしてきた。
しかし、ある日彼の耳に女性の声が聞こえてくる。
その声はまるでハロルドの行動を描写するかのようだったのだ。
声の主は、かつての人気作家、カレン(エマ・トンプソン)。
何でも、彼女はどんな小説でも必ず主人公を死に至らしめる
悲劇作家だったのだ! 
自分が彼女の小説の主人公になっていると気付いたハロルドは、
何とか死を免れようと、
これまでの生活を変えようと努力しはじめるが・・・

とにかく、脚本を書いた新人ザック・ヘルムは
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞を受賞しただけあって
今までにない、オリジナルなストーリーや設定が面白く
引き込まれました。

役者も、演技派ぞろいっ!
スランプに陥っていて、精神的にも不安定な作家
カレン役を見事に演じていたのは
アカデミー賞女優エマ・トンプソン

主人公ハロルドに、アドバイスを与える大学の文学部の
ヒルバート教授に、ダスティン・ホフマン
意外と背は低いけれど、渋い低音で落ち着いた演技を見せてくれます。

設定として現実としては、ありえないものであるけれど
嘘っぽくなく上手く仕上がっているなぁ~と感じました。

全体的に、BGMなども少なく静かな映画で
やはりストーリーで観せる作品といった印象☆