kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

ダリ展

2007年05月04日 23時00分30秒 | イベント
今日は、5月6日まで開催中の
「生誕100年記念 創造する多面体 ダリ展」へ。

大阪天保山のサントリーミュージアムで行われているこの展示会。

私は、名前はもちろん知ってはいるものの
ちゃんとダリの作品を鑑賞したことがなかったので
是非とも行ってみたかったのです。

もうすぐ閉会日が近づいているということと
GW真っ只中ということで、かなりの人ごみが予想されたので
朝一番に入れるように10時には入り口へ。

もう既に並んでいる人もいましたが
隣の海遊館に比べればましみたい・・
(ちびっこ連れの家族がものすごい列を作ってた!)

2004年にダリ生誕100周年を迎えたらしく
それを記念して世界各地で展覧会が開かれてきたらしい。
今回の展覧会もスペインのダリ財団、
アメリカのダリ美術館の全面的な協力のもと行われている。

油彩画約40点、手稿やドローイングなどを含めた
約180点の作品が展示されていて
ダリが、絵画のみならず、様々なデザインなどに才能を
発揮していたことが分かります。

とにかく、「ダリは変わっている」と言われるだけあって
独自の内面世界を写実的技法によって表現していて
見方によって全く違ったものに見えるという「ダブル・イメージ」などの
技法などが分かる作品もありました!

なるほど~フェルメール作品を思わせる
窓辺で本を読んでいる女の人かと思えば
画家の顔に見えたりするのです!

ダリが尊敬していた画家は、フェルメールだったというのは
とても意外な気がしたのですが・・

確かに、絵画だけではなくて
松葉杖の形をしたデザインのランプや、手足をモチーフにした
テーブルや椅子など、家具類の展示もあって興味深い!

アメリカの万博で、ダリが手がけた
「ヴィーナスの夢」館の製作に並々ならぬ情熱をもって取り組んでいた様子が
沢山の写真に残されていて
それは、ダリが若い頃の写真で・・
私の中のダリのイメージは、
ひげを面白い形にした気難しそうなおじさんというものだったのに
その若い頃のダリは、かなりかっこいいっ!!
映画俳優並なのですっ。

もうひとつ・・・
有名な溶ける時計の絵の前で、小さな幼稚園ぐらいの男の子がお母さんに
子「あの時計へんなの~」
母「溶けているのよ」
子「溶ける時計なんてあるの??」
母「あるのよ」
子「家の時計も溶ける?」
母「ウチのは溶けないのよ~(笑)」

という会話が可愛らしく、微笑ましかったです。