kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「デイジー」

2006年06月09日 00時21分46秒 | 映画
最近、試写会がさっぱり当たらないので・・
自腹で!映画を観て来ました。

韓国映画の「デイジー」です。

『私の頭の中の消しゴム』の男っぽい役柄と
身長が186cmと高く、顔もかっこいいチョン・ウソンと
『猟奇的な彼女』で、気が強いけれど
内面はとても繊細な役を演じていたキュートなチョン・ジヒョン
この2人が共演ということで、絶対観たいっ。

ストーリーは・・・
オランダのアムステルダムで暮らす、画家志望のヘヨン(チョン・ジヒョン)
の元には、匿名でデイジーの花がいつも届けられる。
デイジーの花言葉は・・心に秘めた愛!
「デイジーの贈り主こそ、運命の相手」だと思い、
幻の恋人を待ちながら、広場で似顔絵を書く仕事をしていた。
ある日、彼女の前に、デイジーの鉢植えを持った
ジョンウ(イ・ソンジェ)が現れる。
彼こそ、運命の人だと確信するヘヨンだったが・・・
彼は、インターポールの捜査官で、彼の追う暗殺者
パクウィ(チョン・ウソン)こそ、デイジーの贈り主だったのだった・・・


全編オランダロケということで
オランダの町並みや、一面デイジー畑の風景など
素晴らしい映像っ

そして、主人公達が暮らす部屋や
祖父の骨董品やさんの趣があって、素敵なことっ!!

私的には、刑事役のジョンウの白でまとめられた
インテリアが一番好きだったなぁ~。

内容としては、「私の頭の中の消しゴム」で
2回観て、2回共号泣してしまった私でしたので・・
今回も切ない話ということだったので
絶対に泣けるはず!と

泣く準備万端で観ていたのですが・・・

あれっ??なんだか泣けない・・

確かに、殺し屋に扮するチョン・ウソンはかなりかっこいい!
でも、だからといって遠くから見守るだけではなくて
段々近づいてくる感じが、どうしても私には
(一歩間違ったら、今で言うストーカーやん・・・)
と思ってしまったんですよねぇ・・
かっこいいからこそ、狂気迫る感じがあって
怖くなりました。
本当は、主人公のことを思ってのことらしいのですが。

なぜか今日はひねくれた見方をしてしまってる・・
私だけ・・・?

途中から声の出せない主人公役のチョン・ジヒョンは
表情・仕草だけでかなり良い演技をしていたと思いますし、

主人公の気持ちを映像・音で表す表現方法も
さすが、「インファナル・アフェア」3部作を撮った
アンドリュー・ラウ監督でした