そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

8月7日(火)台風接近

2017年08月07日 | 公開

  やっとこさ春学期の成績処理を完了した。8月8日が入力締め切りである。インターネット上で実施している講義は、「不可」が半数以上というか、4分の3になった。3分の2以上のコンテンツを受講していない者は自動的に「不可」であり、試験を受けなかった者も「不可」であり、試験が0点だった者も「不可」である。まあ、こんなものかもしれない。単位取得となった受講者の成績分布は、至極正常だった。心を鬼にするも何も、対面授業では無いので、情けは掛けようもない。本科目を学部の「ドハマリ科目№1」と称する。えいやっと、成績を確定した。な恨みそ。

  台風が接近している。明日は荊妻のお伴で大阪行き。老母はシュートステイに預けた。部屋を片付けるよう命じられているが、はかばかしく行かない。来週はお盆で、墓づとめのため帰省する。レンタカーを手配し、土産をホテル宛送ってもらえるよう手配した。

  荊妻は、昨年度の卒論を刊行すべく、執筆した元学生と、編集者と、打ち合わせとのこと。夜はギンザのワインバーだそうだ。夕食は姑殿と二人ということになる。この卒論は、ちらっと読ませてもらったが、たいへん上首尾な作物だった。さすが、女子大学である。

  明日は本当に、大阪に行けるのかいな? 文楽をずっと観るのだそうだ。