BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

高性能トロリーバッグ

2007年02月14日 | Weblog
取材先のバイヤーさん超おススメのトロリーバッグ。
スイスのナイフブランド「WENGER」のデザインです。
ナイロン製ですが、とても丈夫だそう。
ノートパソコンを入れられるケースが付いていたり、サングラスなどの小物を出し入れするのに便利なポケットがあったり、機能性抜群!それに軽い!
ファスナーやカギにはWENGERのマーク(スイス国旗と同じ、赤地に白十字)が付いていて、デザインも○。女性には赤がかわいいかも。
最近ではSNAのパイロットが購入されたそうですよ。
ビジネスには2輪のトロリーが便利ですね。PCなど電子機器を入れているときは、4輪だと安定感がなくてちょっと不安です。
宮崎のステキなビジネスマンのみなさんに、ぜひ!

西都探訪

2007年02月12日 | 
のどかな西都原を訪れました。

まずは、西都原考古博物館へ。
見せ方が普通の博物館とは違うので、割りによく足を運びます。ちょうど「中世日向を考える」という企画展をやっていました。
薄暗い地下に進んでいくところからして、古墳の中へ入っていくような雰囲気を演出しています。人が来たことを感知して映像が始まったり、照明が展示物を照らしたりと趣向が凝らしてあります。土器など出土品には直接触れられるものも。ここでも係員さんが寄ってきて話を聞かせてくれました。
いつもはシャーマンの真っ赤な頭蓋骨に見入るのですが、骨嫌いの母が逃げたので、埴輪や土器などを主に見学しました。

古墳群を眺めながらドライブ。今日は風もなく暖かなので、子供連れが多く、小さい古墳の前でお弁当を広げたり、転がるようにして遊んだりしている姿がとってもほほえましい。西都原は本当に、のんびりとしていて心和むところですね。

次に向かったのは日向国分寺跡と五智堂。
国分寺は奈良時代、聖武天皇の命で全国各地に作られた寺。地方の国の中心・国府のそばに作られたといいます。そう、西都が日向国の中心だったんですね。国分寺には建物は残っていませんが、礎石がありました。「夢の跡」という雰囲気で、ちょっと切ない・・・

すぐ横に建っているのは五智堂。
江戸時代、日向国分寺の住職を9年間務めた木喰(もくじき)上人が彫った5体の如来像=写真=が安置されている場所。木喰といえば、全国を行脚し民のために数多くの仏像をつくったことで有名ですね。
それにしてもこんなに大きいとは!そしてその表情と言ったら!お顔がふっくらとして優しいんです。いかにも民衆に愛される仏像という感じ。
廃仏毀釈で国分寺がなくなった後も、地元の方が民家で大切に保存していたそうです。

古墳時代~奈良時代~江戸時代と歴史に思いをはせた一日となりました。

江戸時代の日向国

2007年02月11日 | Weblog
県総合博物館で行われている「日向国の江戸時代展」に行ってきました。

圧巻は「耳川合戦図屏風」=写真=。
耳川の合戦は1578年に日向国耳川周辺であった合戦。大分の大友氏+日向の伊東氏VS島津氏の戦いで「九州の関ヶ原」とも言われています。戦いは島津氏の大勝でした。

この屏風は合戦の模様を狩野派の絵師が描いたもの。耳川の深く濃い青色と台地や松の緑色がとても鮮やか!迫力満点です。
それに、近づいて見ると馬の動きも、闘う武士の表情・しぐさもいきいきとしていて躍動感が伝わってきます。
係員さんによる見所は「旗指物を見ると圧倒的に大友軍が多いのに、なぜ島津軍が勝ったのか。左下に描かれている島津の鉄砲隊を見るとその答えが分かりますよね」。納得!

展示は延岡藩、飫肥藩、佐土原藩など当時の日向国にあった藩ごと、大名ごとに分けられ、解説も分かりやすく、おおいに役立ちました。
能面や稚児鎧に触れるコーナーもあり、子どもたちが大喜びしていました。
鎧といえば、30キロほどもあるそうです。そのうえで闘うなんて、武将は相当鍛えていたんですね。さらに残された書類などを見ると、達筆だし、まさに文武両道。すばらしい人材がたくさんいたのでしょうね。
また、蒔絵細工や刀からは素人の私でさえも職人の技の巧みさを感じ取ることができました。技術も知恵もセンスも心意気も、はるかに現代人を上回っているのではないでしょうか。

■「日向国の江戸時代展」は県総合博物館で3月18日まで開催。入場無料。

カタチねぇ・・・

2007年02月10日 | Weblog
昨日のニュースに、強盗逮捕に協力した民間人が出ていました。

 記者「どんな状況でしたか?」
 民間人「強盗が逃げるのを仲間が取り押さえ、自分が上から覆いかぶさったところに、警察が来て強盗を捕まえた、というカタチですね」
(注:一字一句間違いなく書き出しているわけではありません。あしからず)

出たよ、ここにもオトナ語が!
その「カタチ」はなんなんだ!要るのか!
「~~~強盗を捕まえました」じゃいけないのか!

その後も2回、コメントの中に「カタチ」は登場しました。
民間人は銀行員でした。
銀行にもオトナ語は浸透しているんですね。

コメントを聞いた青少年は疑問に思うでしょうか。
それとも「かっこいい!」とか「おもしろい!」と思って、学校で使ってみたりするのでしょうか。
 学生A「期末試験、どうやった?」
 学生B「赤点はなんとかまぬがれたっちゃけどさー、数学だけ春休みに補講ってカタチ~」

・・・やっぱり、学校など青少年の世界には似つかわしくない。
大人の世界だからこそ、オトナ語も活きると言えよう。

“をとめ”で“ロココ”

2007年02月09日 | My Favorite
ロココ調を愛する友人・おまさからの手づくりプレゼント!
ナフキンクリップです。
着物で食事をするときに使うものです。
バラのところがクリップになっていて、ナプキンやハンカチをとめて、首から下げるとちょうどナプキンが胸の辺りに。
なんて器用なの!
なんて「をとめ」なの!
こんなラブリーなものをつけた私を見ても、笑わないでくださいね!!

骨董版“冬の友”

2007年02月08日 | Weblog
なんと、これも湯たんぽ。
陶製で曽祖父が使っていたもの。
先日、骨董品店でも同じようなものを見かけました。
いまは湯の注ぎ口に野の花などを挿して、飾ってあります。

母は骨董品好きで、買ってきはしませんが、うちにある古いものを使ってインテリアにしています。
例えば「はがまのふた」「糸巻き」「石うす」「漆塗りの膳」などなど。
古い家には古いものの質感、というか空気がよく合いますね。

冬限定の友

2007年02月07日 | Weblog
冷え性で寝るときも靴下が必需品の私。
凍えるような寒い夜のおともは古い湯たんぽです。

宮崎なのに凍えるか!?と思っていますね?
部屋がログハウス造りなので寒いのです!シベリアのように寒いのです!

この湯たんぽは母が北海道に住んでいたころに愛用していたもの。懐かしい雰囲気!これまたレトロな、赤のタータンチェックのカバーを巻いて、寝る30分くらい前にお布団の中に入れておきます。ベッドに入るとちょうどいい具合にほかほかしていて、靴下を脱いで薄着で熟睡できるのです。しかも、朝までほんのり温か。

ここ数日はとても暖かですが、2月は急な冷え込みもよくあるのでまだ活躍してくれるかな・・・。

梅のかほりに誘われて

2007年02月06日 | Weblog
市民の森・梅園に行ってきました。
紅梅が満開!白梅もちらほら咲き始めていました。

実はこの梅園を訪れたのは初めて。
思いのほか広くて、静か。梅の花の香りに包まれた憩いの空間でした。
平日にもかかわらず、たくさんのお年寄りや子供連れ、カメラマンでにぎわっていました。園内を巡っただけで汗ばむような陽気。夕方のローカルニュースに出ている気象予報士も撮影をしていました。

こんなに強く梅の花の香りを感じたのは初めてでした。かぐわしいにおい。桜はほのかな色と香りで、色気を感じるのに対して、梅は潔さや初々しさを感じるような気がします。

ウワサの現場

2007年02月05日 | Weblog
最近の宮崎といえば、新知事に鳥インフルエンザ。
3度目の鳥インフルが新富町の養鶏場で発生したことは、皆さんももうご存知ですね。

昨日、新田原基地上空を飛んでいると、まさにその現場が真下に!
っていうか、基地のすぐ隣にあったのです。

県職員と思われる人がたくさん見えました。

どこから感染しているんでしょうね?しっかり防護策をしているらしいのに。
見えないって恐怖ですね。なるたけ早い原因究明を望みます。

「養鶏王国・宮崎」―早く完全復活しますように!


ヘリに体験搭乗

2007年02月04日 | Weblog
新富町にある航空自衛隊新田原基地でヘリコプターに搭乗してきました!

UH-1という型のヘリコプターは11人乗り、2.3トン。巡行で時速180キロ、6000メートルまで上昇できるそうです。

今日は全部で24人が体験搭乗。6人ずつ乗り込みました。昨日、おとといとかなり冷え込んだので、ニットキャップにダウン、手袋、ホッカイロと防寒フル装備で行ったのですが、とってもいい天気で、全然寒くありませんでした。というよりも、着込みすぎで汗が出るほど・・・。

プロペラが回転しはじめて機体が浮き上がるときは、ものすごい風!離れたところからカメラを抱えて見ていたにもかかわらず、吹き飛ばされそうでした。

私が乗り込んだのは3組目。午前10時40分ごろでした。まず首にドッグタグをつけます。ナンバーは69。映画「トップガン」みたい!とテンションも上がったところで、機内へ。真剣な表情で計器を見ている3人のパイロットが、とてもすてきでした!浮き上がると轟音をたてながら一気に上空500~600メートルに上昇。天気がいいので、いい眺めでした。新富町周辺を約10分飛行しました。

新田原基地内に入ったのは十数年ぶりで、なんだか新鮮でした。ジープや戦車には子供のころ乗せてもらったのですが、ヘリのほうが興奮しますね。今年は久しぶりに航空祭にも来たいなあ。