BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

毒舌クラブ

2010年02月28日 | Weblog
仕事のストレスがたまっている友(男性)がいまして。
ぐちをずーーーーっと聴く。
激しい口撃をずーーーっと聴く。
(もともと毒舌というか、批判精神に富む人。う~ん、類は友を呼ぶ、ですかね。)

さんざん聴いたあと、怒りを少し静めようと思って
いたわるような優しい口調で
「その人はこう思って言ったのかもよ?嫌味とか意地悪じゃなしに。」
「確かにその人は仕事ができないと思う。あなたは仕事ができるから、いらいらするのも分かるよ。ただ、一生懸命なのは認めてあげたら?」
とかなんとか言ってたら。
「・・・なんで向こうをかばうのよ?」

そう取られてしまったか。困った。
自尊心の強いタイプだから、ほめて伸ばさなきゃいけないことを忘れてたわ。

でも多少スッキリはしたらしく、お店を出るころにはカラカラ笑ってたけど。


この友は結構、反面教師的な存在でもあり。
友達同士ですら、あまりの激しさにおののくことがあって。
あ~、私も気をつけなきゃな、と。いつも思う。

目指すはかわいい声で、
そして柔らかい笑顔を見せながら敵(?)をバッサバッサと切り倒していくNちゃんです。
敵はたいてい、権力をふりかざすような目上の人なんだけど、
急所を一気に突き刺しながらも、そんなに激しくない感じがするんですよね。ふしぎ。
毒舌には“ユーモア”とか“かわいげ”が必須ですわ。

ホットストーンセラピー

2010年02月27日 | Weblog
雨の朝、ぼんやりしていたらサロンの予約を入れていたことに気付いた(汗)。
あまり出かける気分ではなかったけれど、
せっかく予約していたし(約束に律儀なタイプ)、急いで支度。
前回もお世話になったRub Bodyへ~。

玄武岩という、楕円でつるつるした石を温めてオイルトリートメントをするというメニューで。冷えに効果的らしい。

背中、肩、腰、脚とマッサージしてもらってウットリ。
あっという間の70分~。

シナモン&ベリーのハーブコーディアルをいただきながら、セラピストさんと会話。
腰が冷えていて、ふくらはぎが凝っていたらしい。ずいぶんお疲れのようですね、大丈夫ですか?と慰めてくれました。
ええ、精神的にとても、とは言えず「デスクワークが多くて、締切もあってちょっと疲れたんですよね」。ふくらはぎが凝っていたのは、ここ数日のジョギングのせいではなかろうか。


とにかく。
ホットストーン、めっちゃ温まります。キャンペーン中にお試しを。
ラブ・ボディ ボンベルタ橘店/ラブ・ビューティー高千穂通店
ホットストーンセラピー「安穏」60分5,000円(通常6,300円)



見仏記4

2010年02月27日 | 
悩んだら迷い込む仏の世界…。

阿字観(密教の瞑想法)とか、真剣に教わった方がいいかもね。高野山の宿坊で。

でも今すぐに高野山に行くことはできないので、
部屋中に置いてある寺や仏像の写真集だの雑誌だのを見る。
そして書店で見仏記4を買ってみた。
(読んでいる途中なので、感想は読後に。)
ついでに日本の寺社特集を掲載していたCREAも買った。
やっぱ、伊勢神宮だねー。
この前も書いたっけ、かれこれ3~4年も思いをはせているのだ。
よし、今年はお伊勢さんと大神(おおみわ)神社だわ。
加えて奈良は吉野の秘仏を観に行く!

という気分が盛り上がってきた 見仏記4 親孝行篇 は
いとうせいこう著、みうらじゅん絵で角川文庫から540円で発売中。


ちいさなあなたへ

2010年02月27日 | 
大好きな絵本です。

何年か前、書店で涙がこらえきれなくなって、赤い鼻をしてレジに並んだなあ。
昨日、もうすぐママになるKさんに贈るために買いました。

そして自分のを読み直してみました。

最近、精神的にまいっていて、意固地になっていたというか、どうにも解決できない悩みに苦しんでいて。そのせいで周りの人に優しくできないことにも、自己嫌悪で。

2日前、私が沈んでいることを察知した母は離れの部屋にいきなりやってきて、何も聞かずに「大丈夫!」と言ってハグしてくれたのです。そして数時間後、メールもくれました。
母はいつでも私を理解しようとしてくれる。何があっても私を見捨てないと思う。
母は、明るくて強くて頼りになる、大きな大きな存在です。理想の母。こんな母親に、自分もなりたいなあとずっと思っています。
それにしても、いい年してまだまだ子どもな自分が恥ずかしいーーー。自分のことだけでいっぱいいっぱい。情けなや。


そんな母の愛にあらためて気付かせてくれた絵本です。


余談ですが
この本を母に見せてみました。涙するかな、と思って。
読みが甘かったわ。
けろりとして「なんで泣くのよ?」。
「…感受性とか、繊細さが足りないんじゃないの!?」と言うと、
「ゆかりが繊細すぎるの!図太くないと生き難いでしょうが」と一蹴。
そして「これに書いてあること、全部伝えてきたもん。ふふふ」と自信満々な笑顔。
うーん、この強さと自信がほしい。


◆Someday ちいさなあなたへ
 アリスン・マギー作 ピーター・レイノルズ画 なかがわちひろ訳
 主婦の友社 1,050円

送り出すさみしさ

2010年02月27日 | Weblog
この春、とても頼りにしていた大切なふたりの友達が、遠いところへ行く。
仕事だから、仕方ない。
楽しくがんばってほしい。
心からそう思いつつ、本当は心細い。
打たれ弱くてへなちょこの私を、いつも笑い飛ばしてくれたから。いつも元気にしてくれたから。しょっちゅう3人でご飯食べて、しゃべり倒したなあ。

遠く離れるけど、遊びに行く楽しみは増える。それは想像しただけでもウキウキする。

それにしても見送るというのはいつでも、さみしいものです。
自分が旅立っていく方が、心浮き立つしすがすがしいもんね。私も旅立ちたいな~。

友達の恋人

2010年02月23日 | Weblog
友達に夕食に誘われまして。
「ごはん行こ~。カレも同席して大丈夫?」
もちろん、大丈夫です!

で、ポポラーレ大塚店へ。
Mちゃんは私よりちょっとだけお姉さん。最近仲よくしてもらっています。
彼氏さんは初対面ですが、すごくオープンな人ですぐにわいわい話せるようになりました。

しかし振り返ってみれば、自分の彼氏とごはんを食べるのに、友達を誘ったことがない!
こういうのも、いいものですね。
かわいらしい二人に心がなごみました。

マニアックな話が弾んで、意外にも長居をしてしまい(4時間超)。
久しぶりに覚醒したのかなかなか寝付けず、気付けば朝方4:20(そのあとの記憶がないので寝たのだろう。で、7時起床)。
寝不足は花粉症にいけませんね。気をつけよ。


着物を干す

2010年02月22日 | Weblog
いい天気です。
花粉が元気に舞っているのだろう。
困った、外出できない(ずずっ)。
買い物行かなきゃいけないんだけどな。今月で退職することになったOさんに何か贈りたいし、化粧品が一気に切れたし~。

それはさておき。
天気が良すぎて干せないんだけど、着物を引っ張り出して陰干ししてみる。
3月2日に文楽公演があって、着るかもしれないから。

今年はお正月にも着られなかったからなー、着たいけどなー。
帯の結び方、忘れちゃったかも。やばい。

もしかしたら何着か人に貸すかもしれないので、ひとりひとりの顔を頭に浮かべながら、勝手に着せ替えしてみる。「この人は粋な感じで、縞がいいかな~」「彼女は商家のお嬢さんふうにしてみるとか」なんて。

花粉にやられない限り、着る方向です。

しかし、昨日・今日と目が開かないよ!薬も効いて眠いよ! 花粉症よ、消えろ~!

家系図で人がつながる

2010年02月20日 | Weblog
突然、職場に来訪者が。

新聞社時代の元上司(直属ではないが)で、父親の小~中学校の同級生だったHさん。
定年退職して静かに隠遁生活かと思いきや、そうね、静かにしとくような人じゃなかったわ、どこぞの団体の社史を編纂しているらしい。


5年前と全然変わらないマシンガントークに対抗して盛り上がっていたら。
かばんから取り出したるは大きなファイル。
(余計なお世話だが小さい体に似合わない、やたら大きいかばんが印象的)
そこには、家系図&古文書のコピーが!!
なかなかの血筋で、けっこう古文書に先祖のことが記載されていたりするらしい。
さかのぼれば大伴旅人に行きつくとか。すげー。


島津家と深くかかわっていたり、流罪になった人がいたりとおもしろい。
私小説を書くと張り切っていました。
そして、家族にこんな話しても「血筋が良くても…。土地がある方がいい」とかなんとか言われて相手にされないそうで。
今後、先祖調査結果の聞き手に指名されそうです。あわわ。


図書館の神様

2010年02月19日 | 
瀬尾まいこさんの作品、実は結構読んでいる。
同年代だからかな、親近感がわくし、主人公の丁寧な心情描写と、設定的には不幸だったりするのに全然暗くない、柔らかいスローな雰囲気を醸し出す文体もいい。

今回は「図書館の神様」。
主人公のバックグラウンドも、進行中の恋愛も痛い。
でも、文芸部での垣内君とのやりとりはすごくあたたかいです。
つかず離れずの関係だけど、心はつながっている、みたいな。
それに優しい弟!いや、うちの弟みたいに優しい!(姉バカですまぬ)

図書館行きたいな~。
小学生のとき、図書館の本を90%は読破したと思う(理科系の図録とかは好きじゃなかったので)。静かで、落ち着いてて、印刷物のにおいがして。


◆図書館の神様
 瀬尾まいこ著 ちくま文庫 525円

つむじ風食堂の夜

2010年02月19日 | 
昨年後半あたりから、それまでより断然、本を読まなくなってしまった。
というより、読むスピードと集中力が落ちたし、書店に立ち寄ってもピンとくる本に出合えず…。たまに買っても机に置きっぱなしだったり。最近やっといくつか、読み始めました。

まずは「つむじ風食堂の夜」。装丁と帯にひかれて手に取った1冊。
地味だけど、あたたか。料理もおいしそう。
場面設定と言い、登場人物の個性と言い、ファンタジックだけどどこにでもありそうな日常生活の描写と言い、舞台にしたらよさそうだな~と思っていたら。映画になっていましたわ。見てみたいような。


◆つむじ風食堂の夜
 吉田篤弘著 ちくま文庫 609円