BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

鳥の劇場

2008年12月26日 | Weblog
年末で世間が慌ただしい最中、鳥取市にある「鳥の劇場」視察に行くことになりました(画像は「鳥の劇場」ロゴ。ピーナッツ鳥!?かわいい)。

「鳥の劇場」は鳥取市鹿野町の廃校を活動拠点にしている劇団で、まだ舞台を見たことはないのですが、とにかく紙媒体の質が高いので、ものすごく注目していました。

チラシやパンフもごくシンプルで美しいのですが、中でも「鳥の劇場通信」というニュースレターは、文字と写真のレイアウト、色、字体がすっきりとしていて本当にうっとり。

さらに読者(私だけではないはず)をくすぐるのが、題字上に「ほぼ季刊不定期発行」と書いてあったり、「トットリ、私のおすすめ」という最終面のコーナーで、(たぶん)スタッフさんのお気に入りの食べ物などが写真付きで載っていたりして、ほんわかゆる~い雰囲気と遊び心を感じます。
言葉遣いも優しい。ものづくりの丁寧な姿勢が垣間見えます。

公演はチェーホフの「かもめ」。楽しみです。


それにしても、鳥取、極めて寒そう。

ちょっと恐れています。なんせ、南国育ち。
しかも宮崎ですら寒くて、末はハワイ移住だわとつぶやいているのに。
公演は体育館だそうで、これはブーツにダウンコート、ホッカイロは必携ですね。どんだけ寒いんだろ。恐ろしい。


…でも、やっぱり松葉ガニかしら。

クリスマス

2008年12月25日 | Weblog
いいお天気のクリスマスですね。

仕事の資料で、あるお芝居のDVDを見ました。すごくよかった! 涙が出そうになったのは1回や2回ではありません! 感動。あったかい気持ちになりました。たまたま今日見ましたが、いいクリスマスです。事務所で涙するのはも恥ずかしいので、来年1月にある公演会場で泣きます!

公演の詳細はまた後日。

写真は数日前の職場の様子(?)
ファンキーなサンタさんとファニーなトナカイが事務所に出没しました。
もちろん、同僚の皆さん。

ツアートレーラー

2008年12月21日 | Weblog
奥田民生さんの「FANTASTIC TOUR AGAIN 08」のトラックを発見!

12月21日18時から、芸術劇場の演劇ホールであるそうです。残念ながら、行けないけど。

奥田民生さん、けっこう好きなんですよね~。でも、私が知っている曲はちょっと古い…

1泊50万円なり

2008年12月20日 | Weblog
シーガイア(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート)のクリスマスプランを見ましたか!?

24日1室限定、1泊2日ふたりで50万円というゴーーージャスプランが出ています。

お部屋はもちろんスイート。リムジンチャーターとか、部屋に白バラ100本+クリスマスツリーとか、スパマッサージありなどなど、豪華なプラン。

果たして予約は入っているのでしょうか。。。

宮崎と言えども、気合いを入れてクリスマスを楽しむ人たちはいると思うんですよね。

以下、職場の女性陣のコメント。
「こんな豪華なセッティングされたらうれしいーー!!」
「でもクリスマスごときに50万も使われたら、ひくかも」
「どうせ50万使うなら、豪華な部屋よりモノがいいわ」
「うーん、もし後日別れることになったら請求されそうだよねえ」

…現実的な私たち。
ゴージャスなクリスマスは、セレブにしか現実であり得ないのかもしれません。

そして今年も、クリスマスは働きます!!


さみしいアロマ

2008年12月18日 | Weblog
宮崎県内で活動している舞台俳優さんを取材したときの話。
公演が続いて疲れた時の心身のメンテナンス法を聞いたら、アロマセラピーだというお答え。アロマオイルでマッサージ、足湯、睡眠。

彼女ははっと思い出したように、あるエピソードを話してくれました。

「最近、アロマオイルを買いに行ったんですよ。例えば眠れないとき、とか集中力を高めたいとき、みたいにテーマ別でブレンドされているのがあって。香りを試して選んでたら、あるコーナーのオイルが完売だったの。なんだと思います?ずばり、“さみしいとき”っていうタイトルのだったんですよー。ああ、さみしい人がこんなにいるんだな、さみしくて香りにいやされるしかないんだな、と思ったら切なくなっちゃって」

せちがらい世相がアロマオイル選びにも表れているとは!
(それとも“さみしいとき”オイルの香りが格別に良かったのだろうか?)

ということは孤独とかせちがらさ解消をターゲットにした商品ならばいま、需要があるってことか! 高価でなければ劇的に売れる可能性があるかもしれないー。


カラオケ

2008年12月16日 | Weblog
思いのほか早く終わった忘年会のあと、洋楽を歌いたいのよという、海外アイドルフリークのマドモアゼルNaoCoと意気投合、何年ぶりかのカラオケ。

まず最初の20分を無駄にしてしまう。
だって本を見てもお目当ての曲が見つからない。

ふと気付くとテーブルの上にタッチパネル式のリモコンが。
「あっ、これで探せばいいんだー、そうかー、なあんだー、あはははは」(酔っぱらっていたのではない)。


二人だけだから、とにかく曲探しが忙しい。
しかも、相手が歌っている曲も一緒に口ずさみたい。
そして老化のせいか健忘症なのか、歌手名や曲名を思い出せない。
「私、学生のころ何聴いてたっけー?」「知らないよ、同級生じゃないもん」「そうだよねー、あはははは」(くどいが、酔っぱらってはいない)


悩む時間ももったいないので、どうしても思い浮かばない時はとりあえずの邦楽曲を入れてしのぐ(テレサ・テン「つぐない」とか小林明子「恋に落ちて」とかね)。


一番お目当てだったアメリカのグループの曲はなぜか(いや、当然か?)2曲しかなく、ブーブー言いながら歌う(もちろん振り付き)。そして高校生のころのミーハーな自分にしばし戻る。


アヴリル、スパイスガールズ、ノーダウト、ノラ・ジョーンズ、エイス・オブ・ベイス、マライア…もうなんでもあり。ロックもジャズもポップスも入り乱れ。


あっという間にあと10分で2時間。
というところで気づく。「このタッチパネル、指じゃ反応しにくいなと思ってたら、横にペンが付いてたー、今ごろ気づいた、あはははは」(うるさく言うが、酔っぱらってないんだな、これが)

最後に来年に向けてハッピーな歌にしようよー、というマドモアゼルの要望で、アトランティックスターのAlways、そしてミニー・リパートンのLoving youで締め、つまるところ、疲れてバラードになってしまったのだけど、「来年も楽しくかわいくハッピーに」とかなんとか言いながら、そこからまだまだ長い夜が更けていったのでした。

風邪

2008年12月13日 | Weblog
本格的に冬になってきました。
寒がりの私には辛い季節です。

昨日は疲れが出たのか、原稿を出稿し終わってほっとしたのか、少し体調を崩したので一日中おとなしく寝ていました。これから10日間は校正の日々が続きます。がんばらなくちゃ。


先日、熊本から来ていただいた舞台俳優さんとの雑談で、まさに今の季節もの「風邪」についてすとん、と腑に落ちた話がありました。

彼女は舞台が続くと、体調を整えるためにマッサージや針灸に通うんだそうです。熊本市内のある針灸師の方は、例えば彼女の調子が悪いのが足だけだったとしても、胃など内臓の調子から見て、リンパに沿って針を打ち(しかも全然痛くないらしい)全身の気の流れを整えるらしいんですね。「気」…東洋医学ですね。

その針灸師さん、気に関するいろんなお話をされるそうなんです。
背中(上の方)に風門というツボがありますね。
そこに邪気が入ると気が乱れる…そう、字の通り、「風邪」です! 風邪って総合感冒、つまり体のいろいろなところに症状が出ます。風門から邪気が入って体の気が乱れ、全体的に体調を崩すというわけです。

風邪の引き始めは肩~背中の上部がぞくぞくしますもんね。で、風門のあたりにカイロを張ったりすると体がすごく温まりますね。なんだか、ナットク。


話がそれますが、神道か古い言い伝えか、悪い霊なんかが人に取りつくのは背中の上部からだと聞いたことがあります。それでお払いの時に背中をどんどんとたたくらしいです。


う~ん、風門を大事にしよう。


ココアでも飲んで、お風呂にもゆっくりつかって、ヒートテックを着て(周りに人にやたら勧められるユニクロの製品)冬を乗り切りたいと思います。

絶品ピザ

2008年12月10日 | FOOD
着物着付け教室を主宰する同級生・たつみちゃんとひさびさのランチ。
「すごくおいしいピザのお店があるのよー、行こう!!」とのお誘いにウキウキしながら出かけました。

宮崎市本郷北方(国道220号線・南バイパス沿いにあるがらっぱ湯の裏あたり)にあるUn giorno(うん じょーるの)というお店。

陽がさして明るい店内には木のテーブルと籐のいすが並んでいて心地いい空間でした。ランチョンマットは毛筆手書きの書の上に落ち葉を乗せてラミネート加工したもの。これもすてき。

5種類あるピザはどれも600円。コーヒーはプラス150円、ケーキは100円!
私が注文した和風ピザ=写真=はナスの上に香ばしいおみそが乗っていて、チーズたっぷり、パリパリの薄皮が本当に美味!ここ数年で一番おいしいピザでした!

たつみちゃんはバジルソースがかかったミックスピザ。これもすごくおいしかったみたい。彼女は全種類制覇していて「どれも甲乙つけがたいー」と絶賛していました。

そしてびっくりしたのは、器が私の好きな綾町・元町陶苑のものだったこと。土の温かさを感じますねー。


ピザはおいしいし、接客は丁寧だし、明るくあたたかい雰囲気だし、どれをとってもとにかくおすすめ。

話もはずんですごく楽しい休日を過ごすことができました。


◆Un giorno(うん じょーるの)
 宮崎市本郷北方2714-5
 障害福祉サービズ事業所いつかの杜1F

 営業:月~金曜の11:00~16:00(土・日・祝日は休み)

209万7150人

2008年12月06日 | Weblog
12月6日、金曜日、午後9時38分、北海道旭川市生まれ。

誕生日恒例、夕食後、母子手帳を見ながらどんなに大事にされてきたかを実感する、団欒のひととき。

毎年両親が、私が生まれる前日からの思い出を話してくれます。

2軒となりにある産婦人科に歩いて行ったこと。
父が一晩中母のおなかをさすっていたこと。

真っ赤っかでしわしわでサルみたいな私が、ほかの赤ちゃんより1オクターブ高い声でギャアギャア泣いたこと。入院中、新生児室で私が泣いていると、母は病室にいてもすぐ分かったくらい高い声だったらしい。

母のおなかがとがっていたため男の子だと予想していた父が(女の子が入っている場合はおなかがまるいという説)女の子が生まれたと聞いて看護婦さんに何度も確認し、名前をあわてて考えたこと(男の子の名前を用意していた)。

第1子で初孫。本当に可愛がってもらったのです。
家族をはじめ、一族、友達、同僚、いままで会った人たちみんなに感謝です。


さて、タイトルの人数。

209万7150人。これは自分から先祖を20代さかのぼったときの人数だそうです。
そのうちの一人でも欠けたら、自分はこの世に存在しないんですね。

20代前というと500~600年前でしょうか。戦国時代ですね。戦や飢饉があったあの過酷な時代に、先祖が生きていたんです。
そう考えると、もう奇跡に近い。自分がいることが。

先祖にも感謝しなきゃいけないです。

さあ、100歳までがんばろうっと!



(写真は誕生花のサクララン。ほかにもカトレア、ユキノシタ、サンザシなどもあるらしい)