BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

「太陽の塔」のあの人

2007年02月20日 | My Favorite
岡本太郎と言えば、大坂・万博記念公園にそびえる「太陽の塔」!
学生時代もときどき見ていたし、宮崎に帰って以降も年に1,2度関西に行くので懐かしい思いで見上げます。どこがいいとか悪いとか、素人の私にはなんとも言いがたいのですが、とにかくすごい。すごいパワーを感じる。とだけは強く思います。

そんな岡本太郎と、彼の人生のパートナー(養女でもある)岡本敏子の言葉が詰まった「愛する言葉」(イースト・プレス 1,050円)を読みました。ストレートな言葉が胸を打ちます。心の強さ、二人の信頼関係がにじみ出た、ふたりの言葉。

女性は恋人やだんな様に対して「嫌われるんじゃないか」「ほかに好きな人ができたんじゃないか」なんて勝手に思い悩んだりすることがありますよね。でも、大事なのは自分がどう思っているかだけなのだと。どっちがどれだけ想っているかという優劣状態ではなくて、自分の気持ちが大切なんだと教えてくれている気がします。「女性は男性を子宮で愛する」という箇所はけっこう衝撃でした。「母性」ってことですよね。

この本、恋愛や夫婦関係に悩む人はもちろん、結婚が決まったカップルへのプレゼントにもいいのではないでしょうか。きっと勇気づけらるはず!