BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

良いお年を!

2007年12月31日 | Weblog
強い風がごおごお吹いて、部屋の前に並んで立っている夏みかんの木が大きく揺れています。今にも実が落ちそうなくらい。

とても寒い大晦日です。

昨日からの寒波で全国的にも雪や風で寒さが厳しかったようですね。宮崎市ではさすがに雪は降りませんが(山沿いでは降ったんですよ)、ストーブをつけていても足元からしんしんと冷えるほど寒さを感じています。

今年も猛スピードで2007年が終わりました。

私は新しい仕事を始め、たくさんの人と出会った楽しい1年でした。もちろん、トラブルやいやな出来事もありましたが、いいことのほうが大きく上回っています。特に終盤は、友達や職場の人たちの優しさに感謝感謝の毎日でした。

実は26日に、寄稿を依頼していたさる有名音楽家から、すでに締切を10日ほど延期させられていたにもかかわらず「やっぱり書かない」と言われ絶句!という事態が起こって大焦り。
27日までには出稿しないと間に合わない!クレームを言う暇もない!と瞬時に悟った私は、巻頭2ページ分を埋めるべく机に向かい、神がかり的に(?)原稿を書き上げました…。
「やったぁ!」と喜んだのもつかの間。諸事情でその原稿が使えるかどうか、判断は年明け7日ということに…。

待つしかないのでお正月休みに突入。果たして間に合うのか、原稿はボツになるのか、ボツの場合は代わりに何を書こうかと不安材料はつきませんが、そんなことは休み初日で忘れ(!)お正月に向けて着々とテンションをあげています。

さあ、来年も(まさに仕事始めの日から)がんばろう!!

みなさんにとっても2008年が素晴らしい1年になりますように。
心からお祈りしています。

文香

2007年12月30日 | My Favorite
同僚のN嬢からいただいた京都みやげは京都南座のチョコと文香=写真=。

文香は手紙の中に入れて使うお香です。
手紙を開くと、ふんわり懐かしいような温かいようないい香りが漂ってくるっていいですよね。きっとその香りと手紙の内容が一緒に記憶されると思うんです。大切な人への手紙や、大切なことを書いた手紙にしのばせる―オトナですねえ。

私は和の香りがほっとできて好きです。
それは古い家に住んでいたり、家の中にある木工品などからそうっと漂う香りに慣れているせいかもしれません。
毎朝仏壇にお参りするときにあげる線香も好き。

この文香はお正月用の着物をしまっているたんすに入れて、香りを移そうと思っています。

N嬢、謝々!

イルミネーション

2007年12月29日 | Weblog
イルミネーションが素晴らしくきれいだと評判のフローランテ宮崎に行ってきました。

うれしいことに、雨が上がってコートも要らないくらい暖か。中に入ってみると、目の前には光の洪水!圧巻でした。
家族連れが多く、子どもたちも大喜びの様子。
これだけのイルミネーションを準備するのは大変だったでしょうね。でも、たくさんの人たちが喜んでいるので、きっとやりがいもあったに違いない、と勝手に思い込んでいますが。

私も「おお~!」「キレーイ☆」と言いながら満喫しました。
が、実は「これ、電力をどのくらい消費するんだろう。かなり地球に優しくないなあ」と冷めた意見も心の中ではあったんです。
すると、一緒に行った友達も会場を出てしばらくしてから「こんなこと言うとつまんないかもしれないけど、貴重な電力を一日でとんでもないほど使ってるよね~。しかもその電気代は市民の血税で払ってんでしょ!?」。
うーん、同じことを考えていたとは!大笑いでした。

やっぱり、地球に感謝しないとね。
という壮大な感想(?)を抱いて、次はドキュメンタリー映画「EARTH」を見るべし!とここでも意見が一致したのでした。

クリスマスディナー

2007年12月26日 | FOOD
お誕生日祝いを兼ねて、おまさがすてきなフレンチのお店に連れて行ってくれました!
そこは「雲の平」(宮崎市橘通東4丁目)。

アットホームでかわいらしい店内にはアンティークの家具やクリスマスリース、キャンドルなどが置かれて、まるでヨーロッパの女の子の家を訪れたよう。
食事は今年一番のおいしさでした。こんなにおいしいものが食べられて本当に幸せ!

メニューを簡単にご紹介(おいしくて記憶が定かではありません。間違いがあったらごめんなさい)。
 ・ホタテ、サーモンなど魚介にドレッシング、魚介のテリーヌ
 ・うずら肉のソテーフォアグラ添え 小松菜と牡蠣のソース =写真=
 ・舌平目のムニエルとオマール海老のソテー
 ・口直しのカボスのシャーベット
 ・鴨肉のソテー赤ワインソースとイベリコ豚リゾットのせ
 ・デザート~ヴァニラアイス、チョコレートケーキ、ラズベリーのゼリー他

結婚記念日や大切な人のおもてなしなどにぴったり。心のこもったお食事をどうぞ! 

  

風邪?

2007年12月21日 | Weblog
どんなに忙しかろうと、体調が悪かろうと食欲が落ちることのない私。
胃もたれや胃の痛みとも無縁。

・・・それなのに!
もう1週間近く食欲がなく、食べると胸やけが。さらに食べ物を見ただけでも胃のあたりがむかむか・・・。日々、わずかな白米とおみそしるor野菜スープに果物という食生活で、ところかまわずおなかがぐぅぐぅ鳴っています。

こんなこと初めてだ、病気かも!?と思い病院に行くと、先生がひとこと「風邪だよ」。
 uno「え!?のどの痛みもせきも発熱もないんですが。」
 先生「県内でいま大流行なの。吐き気→下痢→発熱っていう風邪が。」
 uno「まだ吐いてないですけど」
 先生「ピューッと吹き出すように出るよ。まだ初期でよかったね~。」
 uno「おなかすきました(真剣)」
 先生「・・・牛乳と油モノは食べないようにね~。おかゆがいいね~。」

というわけで、昨日からお薬(整腸剤、抗胃酸薬、抗生物質)を飲んでいます。
が!
水やお茶も飲むと気持ち悪くなるんですよね。困った!

もう飢餓状態ですが、なぜだかテンションは高い。おなかがすいているのに気持ち悪いということをのぞけば、普段より元気なくらいです。年末にはたくさん食事会が控えているのに!早く治さなければ!

ちょっとしたことでうつるらしいので、みなさんも気をつけてくださいね。

家守綺譚

2007年12月20日 | 
今年最もよく読んだ作家のひとり、梨木香歩さん。
児童文学家ですが、大人向けの読み物も秀逸です。

特に好きなのは「家守綺譚」(新潮文庫 380円)。
時代は昭和のはじめごろでしょうか、学生・綿貫が死んだ友人・高堂の家を借りて住み始めたところから物語りは始まります。
死んだはずの高堂が家の掛け軸からボートをこいで現れたり、庭のサルスベリに惚れられたり、飼い犬のゴローとカッパが親しくなったり…。
不思議なできごとをそのまま受け入れて、のんびりとやさしく時間が流れていくようなお話です。昔の書生の語り口がおかしく、とても好ましく思います。

この小説に登場する村田君が主人公の「村田エフェンディ滞土録」も合わせて読むとおもしろいです。

さらに、祖母の残した古い家に住み、糸を染め、機を織りながら暮らす蓉子ら4人の女性と市松人形のりかさんが静かに、そして強く生きる姿を描いた「からくりからくさ」と、主人公・蓉子と市松人形りかさんとの出合いを描いた「りかさん」もおすすめ。

ファーファ

2007年12月20日 | Weblog
これは洗剤のCMキャラクターでおなじみの「ファーファ」です!

なんで首だけ・・・?って実はこれ、CDケース。
サイドについているジッパーを下げると12枚も収納できるすぐれものなんです。

普段かわいらしいものやキャラクターものを自分で買うことはありませんが(似合わない気がして恥ずかしいせいもあります)、これは職場のお友達・ケイティにバースデープレゼントでいただきました。ありがとう!

だりや荘

2007年12月15日 | 
井上荒野著「だりや荘」(文春文庫 570円)=写真=。

舞台は両親が遺した信州のペンション。
美しく危うげな対人恐怖症の姉と、快活で優しい不妊症の妹、そして妹の夫の三角関係を静かに、淡々と描いた物語です。

姉と夫の関係を知っているのに、優しさから知らないふりをして日々を過ごす妹が痛々しいのですが、妹が事実を知っているのではないかと思い、罪悪感を感じながらそれでも義弟との関係を続ける姉もまた痛々しいのです。

残酷で感情ドロドロな状況なのに、嫉妬や怒り、憎しみの感情は書かれず、あくまで静かにストーリーは進みます。それが余計に薄氷の上を歩くような美しい危うさや優しさを描き出しているような気がします。

個人的にはこの姉妹を精神的に追い詰める妹の夫・迅人の単純さ、鈍感さが許せませんが、その単純さや鈍感さこそが姉妹の感情を浮かび上がらせているのかも?そして姉妹にとって、彼を愛する魅力なのかも?どろどろの修羅場を経験したことがないので(!)、想像もできませんが。

読み終えても痛々しさが残りますが、一気に読めます。お正月に読むには、なんだかもっと明るく幸せな本が幸先いい(?)と思うのでお薦めしませんが、年末の休みにこたつにでも入って暖かくしながら(ここ、重要です。暗くて寒いところで一人で読むと、落ち込むかもしれないので)読んでみてはいかがでしょう。


天使の歌声

2007年12月15日 | My Favorite
最近職場で話題のソプラノ歌手・森麻紀さん。
テレビや雑誌にもひんぱんに登場しています。

私はテレビ番組で、森さんが「からたちの花」を歌っているのを聴いてすっかりトリコになりました。天使の歌声!?というくらい美しくて、心に響いてくる声。そしてもちろん、その美貌にもびっくり。

いま、日本各地で森さん出演の舞台が行われているところ。残念ながら、宮崎には来ませんが、いつかぜひ生であの歌声を聴いてみたい!

というわけでまずはCDを聴いています。
写真は新作アルバム「ピエ イエス ~祈りを込めて」(avex-CLASSICS 3,000円)=写真=。
荘厳な宗教曲が15曲収められています。聴いていると、大切な人たちのことを祈りたいような、清らかな気持ちになれますよ。
私は寒くて天気のいい朝に聴くことにしています。今日という一日が大切に思えます!

Mucca Express

2007年12月12日 | My Favorite
友人の自慢の一品「Mucca Express」=写真=。

イタリア・ビアレッティ社の製品です。イタリアではコーヒーメーカーと言えばビアレッティ、というほど有名なんだそう。

このムッカエクスプレスは直火式のカプチーノメーカーで、ふわふわの泡の本格派カプチーノを自宅で手軽にいれられるのがウリ。コーヒー好きの友人はこれまでも大型のカプチーノメーカーを持っていましたが、なんだか使いにくい、面倒くさい、と言って棚にしまいこんでいたらしいです。でもムッカを買ってからはカプチーノばっかりよ、と満面の笑み。単に新しいものだからうきうきしているようにも見えますが(笑)

お値段も12,800円と手ごろで、この目を引くデザイン!!ホルスタイン柄がなんだかカワイイです(ムッカはイタリア語で牛の意味なのです)。
しかもなんと地がピンク色のホルスタイン柄バージョンもあります…。店頭で見つけて絶句しました…さすがに私は使えない。
クールなメタリックタイプもあるので、プレゼントにもいいかもしれませんね。