BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

讃岐うどん

2011年08月27日 | FOOD
開店前に並んだのは、人生初!

讃岐うどん丸亀製麺へ。

宮崎のうどんは麺がすごく柔らかいですが、私はコシのある食感が好き。

ヨガの先生に誘われて、もうひとりヨガ友の智美さんと3人で行きました。

お目当ては「釜揚げ家族うどん」。

これって、6人前なんですよ。でも、3人しか集まらなかったから、覚悟して3人で食べる・・・(汗)。



しょうが、ごま、ねぎ、天かすも準備して、いただきま~す!

噛みごたえのある太めのうどん、しっかりした味のだし。おいし~い!

ええ、食べましたとも。

完食ですよ。

それも、そんなに苦労せず・・・フォフォフォ(笑)

家守綺譚ほか

2011年08月25日 | 
日中もやや涼しくなってきて、部屋でごろごろしながら本を読む毎日。


季節の変わり目や、心が穏やかなときに何度も手に取る「家守綺譚」(梨木香歩著 新潮社)。

京都の疎水べりにある1軒の家と、文士。季節ごとの庭木や花、カッパ、小鬼、掛け軸から現れる亡くなった親友・・・。古めかしく美しい日本語に心が洗われます。それに小説の中の日常が、自分の日常と重なる気がして、何とも優しい心持ちになるのです。

文庫も持っていて、こちらは旅先で読みます。ひとり旅の夜に。

多分、ずっと私の人生に寄り添う大切な1冊だと思う。



弟に貸していて、久方ぶりに戻ってきた本たちもいます。新しい気持ちで、再読。
瀬尾まいこのデビュー作「卵の緒」(新潮社)

自分が捨て子だとうすうす気づいている小学生の育生。
母親にへその緒を見せて、と言うと、見せられた物は卵の殻。卵で生んだという。
「親子の証は?」と迫る育生に母は「証しって物質じゃないから目に見えないのよ」と言ってぎゅうっと抱きしめて「ね。今見えたでしょう。証し」「見えないって?修行がまだまだ足りないねえ。こういうことが見えなくてはだめよ、育生。」と言う。
物語の最後に、母親は真実を話すのだけれど、その場面もすごくすてき。
血はつながっていないけれど、愛情で強く結びついている家族、母の強さと明るさ。さわやかな読後感。


同じく瀬尾まいこの「図書館の神様」(筑摩書房)

彼女は最初のころは小学生や高校生を主人公にいろんな形の「家族」を描いていたけれど、最近は20代の女性の恋愛や仕事や日常を綴った作品が多いなあ。
主人公は高校の国語講師になった20代前半の女性。全然興味のない文芸部の顧問になる。部員はたったひとり。
その部員である垣内くんが、すごくいい!
実はスポーツ少年の彼が、体育系の部活に比べて刺激がなくて退屈だと言う主人公にきっぱりと発したせりふ。
「毎日筋トレして、走り込んで、パスして、後はレシーブ練習サーブ練習などなど。バレー部のほうが、毎日同じことの繰り返しじゃないですか。文芸部は何一つ同じことをしていない。僕は毎日違う言葉をはぐくんでいる。」

卒業前に生徒たちの前で発表をする垣内くん。もう、これは、大拍手を送りたい!
(一部抜粋)
「・・・(略)毎日、図書室で僕はずっとどきどきしてた。ページを開くたび、文学について言葉を生み出すたび、僕はいつも幸せだった。(中略)毎日、文学は僕の五感を刺激しまくった。文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。(中略)のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。僕は本を開いてそれをする」

おお!
私が図書館や書店を好きな理由とおんなじ。
私にとって、本は旅と同じ。本の中の世界に旅をして、わくわくするのです。



フローランテ再び

2011年08月21日 | Weblog
友達がフローランテ宮崎で開催中のランタンナイトのステージに出演するというので、見に行きました。

最終日間近、ものすごい人、人、人にびっくり!

ステージは「えれこっちゃみやざき」に出演した6チームの演舞で構成されていて、小・中学生もダンスを披露していたので、ビデオや一眼レフを抱えた保護者のみなさんでいっぱいでした。

みんな笑顔がすてき。

衣装やダンスもさまざまで、人の身体ってきれいだな~と思いながら観ました。

元気いっぱいの明るいエネルギーが放出されているような1時間半でした。


それにしても・・・自宅~フローランテ間は車で15分くらいなのですが。

帰り、駐車場が大渋滞で、車に乗り込んでから駐車場を脱出するまでに40分もかかりました。

これにはちょっと参った!


それにしても、秋の気配を感じる夜になりました。

涼しいし、虫の声も聞こえるし、トンボが飛んでいるし。

今年は南国宮崎にも、秋が早くやってくるかもしれませんね。




3D

2011年08月17日 | Weblog
今更ですが、初めて3D映像の映画を観ました。

「トランスフォーマー3」公式サイトはこちら


おおー!
迫力の映像!!
戦闘シーンなんかは全然違いますね。

ただ・・・私は3D用メガネのサイズが合わず、ずっと手で支えておりました。
自分のメガネでも下がっていくくらいなので(鼻が低いのかしらん~)、やっぱりメガネを装着しての鑑賞はちとキツい。


2時間半超の長さなので、座って見るのは疲れました。

でも、クルマってかっこいいなあ。ロボットもいいなあ。と思ったのでした。
それと、ヒロインがかわいくて(見た目もスタイルも衣装も)そこに釘付けだった(笑)

あと、優しげで軽そうでなぜかちょっと笑える俳優パトリック・デンプシーが悪役なのだけど、悪の匂いゼロ!ぜんぜんヤな人に見れない!ただの金持ちでキザで浮気性で見た目がいい中年にしか見えない~。
よほどオートボットの方がかっこいいわ。

痛快!ローマ学

2011年08月14日 | 
大学時代もよく読んだ塩野七生さんの著書(イタリア語・イタリア文化専攻だったので)。

イタリアってファッションや食や音楽や絵画などなど、いろーんな文化で盛りだくさんですが、歴史好きの私はもっぱら「ローマ帝国」と「ルネサンス」にはまっておりました。

彼女の著作は片っ端から読んだなー。

塩野氏の語り口はなんと言うか、切れ味するどく、至極現実的で、説得力があり、クール。

しかも歴史上の人物は単なる「英雄」として書かれておらず、現代の私たちと同じ人間くささが感じられるし、時にはその人物に対する愛情までも感じられます。

読んでいると、例えばシーザーやチェーザレ・ボルジアだと「いい男だわ。会ってみたい」と思ってしまうし、マキャベリに対しては「絶対恋愛感情は抱かないけど、一緒に仕事してみたい」とふと思うのです。

高校の世界史の授業でいつも感じていた「教科書に載っている人。すごく昔にいたんだけど、実在していた実感はわかない人」という観念が払拭されます。

「痛快!ローマ学」(集英社 1700円 A4判)は、社会人になってから読んだ本。


棚から出すのはかれこれ5、6年ぶり。

さて、ローマ帝国って、1000年も続いたんですよ。それも、今から2000年も前の時代に。

広大な領土、さまざまな人種と文化が混在・・・ふつう、1000年も続く!?

平和な江戸時代でも300年くらいよ。

現代日本に、ローマの知恵を生かすことができないか?何かのヒントになるのではないか?という提言でもあるようです。


インドカレ~

2011年08月14日 | FOOD
ヨガの先生&ヨガ友さんたちとの2回目の会合は、「夏だ!インドカレー祭」でした。

上野町のインド・ネパール料理「ラージャ」へ。

カレー2種、ナン、サラダ、ドリンクの「カレーセット」をオーダー。

50種類近くあるカレーから好きな物を選べるのですが、できることなら全部一口ずつ食べてみたい!

悩みに悩んで、豆入りサーグカレーとキーマカレーにしました(中辛)。


ドリンクは、マンゴーラッシー!

辛さはちょうどいいくらい。辛口でもいけたかも。

ただ、ほんとは、ほんとは・・・モモ(ネパールの小龍包)とサモサもたのみたかったの。

でもーーー

巨大なナンと、たっぷりのカレー2種でもうおなかがはち切れそうで、断念(泣)

歳を取って食が細くなると、思う存分食べられなくてクヤシイです。

帰宅してからも、胃腸がほかほかしている感じがして、体が内側からあたたまってるな~とうれしくなりました。
(就寝時なんかにおなかを直に触ってみてください。けっこうひんやりしていますよ)

そして、深夜は白く光る満月を見ながら、ペルセウス座流星群を見るべく目を凝らしましたが、あまりに月光があかるいせいか、流れ星は発見できず。残念!

今月、流星群はまだあるので、次回に期待です。

pizza @ PILOW

2011年08月12日 | FOOD
ヨガ友の真由美さんとランチ!

定番マルゲリータと、マルゲリータに豚の塩焼きが散らしてある“本日のピザ”。

ひゃあ~~~、大きい~~~!

食が細くなった女子2人では食べきれない大きさ(頑張って全部食べたけど)。

3人で食べてちょうどいいかも~。

仕事の話で盛り上がりました!

これからやってみたいことがテーマの、けっこう前向きな話。ふふふ。

いい波よ、来い! 波に乗るぞ~!


さて明日は、ヨガ教室のみなさんとカレー祭りの予定。

暑い夏は、やっぱりカレーですよね。食欲増進ーーー!
(夏バテもせず、食欲は維持している自分がコワイ・・・)

この週末~来週にかけて、私にしてはめずらしく予定が目白押し。

外食が多くなりそう。暴飲暴食に気をつけようー。


ランタン

2011年08月09日 | Weblog
フローランテ宮崎で開催中のランタンビアガーデンに行ってきました。



平日の夕方はそんなに多くないだろう、と思っていたら、大間違いでした!
お祭りみたいなにぎわい!!!
浴衣姿の家族連れや女の子のグループもいっぱい!

そんなに人が多いなら当然でしょう、
お目当てのTatsuya Kawagoeのプレートは売り切れていました。残念・・・

それで、食券を買って「B級グルメ」の屋台に並びました。
馬肉コロッケ、地鶏の炭火焼、富士宮やきそば、手羽のフライ、カレー。
富士宮やきそばは信じられないくらい行列ができていて、並んで待っているだけで汗だく。
揚げたての馬肉コロッケが一番おいしかったです。

食後は、公園を1周おさんぽ。
夜になるとひんやり涼しく、公園の奥の方は静かでいい雰囲気~。
一緒に行った人たちはみんな初めてのフローランテらしく、「こんなにいいところだったとは~、デートで来たい!」を連発(笑)
私は冬のイルミネーションを見に行ったり、春にはお昼にお弁当を持っていってのんびりしたり、けっこう利用しています。残念ながらデートではないが。


イルミネーションも、ランタンも、「ああ、電気の無駄遣い・・・」といつも思うのですが、これだけの集客力、これほどのにぎわい、スタッフさんのアイデアとイベント運営力に拍手です。

クラシックと文楽

2011年08月07日 | 
昨日買ってきた2冊を読了。

1冊目は「さよならドビュッシー」(中山七里著 宝島社文庫)。

第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
火事で祖父と従姉妹を亡くし、自身も全身大火傷を負ってしまった16歳の少女。
資産家の祖父の遺産を2分の1、相続することになる。
包帯だらけで松葉杖をついて歩き、
全身に移植されたつぎはぎだらけの皮膚の痛みやひきつりに耐えながら、
ピアニストになることを誓って猛レッスンに励むが、
階段や松葉杖に細工をされ身の危険を感じる。
わずかの後、母親が事故で死亡・・・。
遺産相続絡みの事件か? 事故か? ピアノコンクールの行方は?

クラシックの曲の解説もけっこうあるし、運指などピアノを習っていた人やクラシックに詳しい人なら、私以上に楽しめるのではないでしょうか。唸らされる描写力!

ただ、途中から少女のピアノの先生が主人公に取って代わってしまったような感じもします。
謎解きも、読んでいると何となく中盤で気づくし。
でも、一気に読めました。 


続いて、「仏果を得ず」(三浦しをん著 双葉文庫)


文楽に懸ける若手義太夫の青春物語。
2年ほど前に京都で、そして1年半ほど前に宮崎で観た文楽作品がストーリの中に登場するし、実際この本は、公演の際にロビーでも販売されていました。

正直言って、文楽ってストーリーが「忠義」とか「恋愛」「心中」とだいたいお決まりのものだし、義太夫の語るせりふは耳馴染みのない言葉だし、観ていると眠くなる瞬間が何度かあるのですが、それでも義太夫の迫力と緊張感あふれる声や、迫ってくる三味線の音色に気圧されて、いつのまにか引き込まれているという。

芸と恋に悩みながら成長していく若手太夫の姿、応援したくなります。
たぶん、誰しも自分と重なるところを見いだすと思います。
何かに打ち込んでいる人や夢を追いかけている人は、芸に邁進する主人公と自分を重ねるでしょう。
先が見えず落ち込んだり、気持ちが揺れている人は、悩み揺れる主人公の姿に親近感を覚えるでしょう。

さわやかな読後感でした。

 

short trip

2011年08月05日 | Weblog
高い場所が好きなんです。

高けりゃいいわけじゃなく、高いところから見下ろす景色が美しいところが好き。

できれば、その高台は樹木が多いとなおよし。そして、いつまでも見ています。

昨日出かけたのは、佐土原町&西都市。

久峰公園の展望台に行こうと思ったのですが、総合文化センターがおススメ!と聞いて目的地変更~。

デジカメを持って行っていたのに、撮るのを忘れました(笑)
これは写真でなく、目で見ないと! だってパノラマ~。
木陰で見たのは、水平線! 海、入道雲~。 すごい~。

そこから、西都原にドライブ。

着いた途端に雨に降られて散歩もできませんでしたが、雨にぬれるのどかな古墳や、木陰で雨宿りしている農作業中のみなさんの様子に、何とものんびりした気持ちになりました。


ついでに高鍋の舞鶴公園にも行きたかったのですが、お天気がいい日に出直すことに。

公園のはしご(笑)

近場だと、平和台公園も好きだし、生目古墳群の公園も好き。綾の吊り橋も。

ポイントは、眺望がいいこと!

県外でも、たいていお城があるところ(城趾も含む)を狙って、足を運びます。

お弁当やお団子を持って行くことも多し~。本読んだりね。