BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

よいお年を~!

2011年12月31日 | Weblog
12月の最終週、なんだか例年と違うことで忙しく(?)しておりました。

花粉症っぽい症状が出てくしゃみ連発むずむずむずの2日間があったし、

支払いや

こんな年の瀬になって「来年の県民手帳、買ってきてほしい!」という両親の要望に応えるべく

コンビニや書店をめぐったり(コンビニには確か11月ごろはあったけど、もうありませんでした)、

きれたヘアケア用品を買いにいったり

母の買い出しに付き合ったり

修理がすんだ携帯電話を引き取りにいったり

引き取った携帯にデータが一部移っていなくて、またドコモショップに行ったり

おもちをついたり

友達とその彼氏(イタリア人)とランチをして

すっかり忘れてしまったイタリア語を、記憶の底から地引き網で引き上げて

たどたどしくしゃべったり、しゃべれなくて焦ったり、

今年楽しいドライブや旅に連れて行ってくれた愛車をピカピカにしたり。


・・・きっと、皆さんの方がもっとお忙しいことでしょうね!


ちっとも年末の気がしないのは私だけでしょうか。

年末の「気」の匂いがしません。

いつもと同じ、平和な日常が続いているという、すごく幸せな日々でございます。


いろんな変化があった1年だったなあ。

最初の3か月は「これでもか!」というほど働いて、そして仕事を失い・・・。

ヨガにすっかりはまったし、旅行もしたなー。

精神的には大きく揺らいだりしてたいへんな時期が何度もあったけど、いい経験だったと思います。


総じて、すごくいい1年だったと大きな声で言えます!

「これも、本当に本当に、みなさんのおかげですー!

励ましてくれて、そばにいてくれて、笑いかけてくれて、ありがとうございました~~~!」

今年、私とかかわってくださったすべての皆さんに、心から、感謝です。

どうかみなさんが、明るく優しい気持ちで大晦日の夜を、

そして新しい年を迎えられますように。


2012年は、すばらしい変化のある1年に、みんなでしていきましょうね☆




デトックス~

2011年12月24日 | FOOD
断食したんです。

12月23日の3食だけ、なのですが。

ときどき断食をして胃腸を休ませると、調子が良くなるという記事を読んだので、やってみました。

一日、白湯だけ飲み、ヨガと筋トレ、資料作り、読書などいつもと変わらない一日を過ごしました。

自分でもかなり意外なことに、ひどくおなかがすくことも、イライラすることもなく。

もちろん、おなかはグゥグゥいうし、何か食べたいのだけど、すんなり時間が過ぎて行ってくれました。

しかーし!

夕方に問題発生!!

来客があり、手みやげとしてクリスマスケーキ(色とりどりのカップケーキ10個)をいただいたのです。

おいしそうに胃に収めていく我が家族・・・(涙)

ええ、がまんしましたとも。

というか、おなかがすくとデザート系よりもおかずが食べたくって!

いま冷蔵庫は、お歳暮でいただいたハムや数の子、かまぼこ、豚肉の味噌漬け、つくねなどの食材が満載で、まるで宝箱~。

流し台には家でとれた水菜やブロッコリー、大根がどーんと鎮座しており、テーブルではタッパーに詰められた赤大根の酢の物やしょうがの味噌漬け、高菜漬けが私を見ているではありませんか!

台所には近づかないようにしました。ほんと、白湯だけ。ポットだけ見て、台所を去る~。

1日開けて、今朝。

おなかに優しいものを、と思っておかゆさんをいただきました。

塩味だけ、梅干しをのせて・・・お米の甘み、ほんのり感じる塩の辛さ、梅干しの酸っぱさがすごくはっきりと感じられて驚きました。

味覚が敏感になったのでしょうか。

今のところほかにこれと言った体の変化は感じません。なんとなく体が軽いくらいです。

しばらく様子を見て、なにかよさを実感したらときどきやってみたいと思います。

来週は外食の予定が3件あるし、餅つきもあるし、お正月もくるし・・・食べ過ぎて胃腸に負担をかけないようにしっかり自覚しなくちゃ~。

ちなみに、カップケーキは残り4個、私はお昼に2個いただきました。


ふと思ったのは、人はきっちり3食たべなくてもいいんじゃないか、ということ。

重労働の人はしっかり食べないと体力が持ちませんが、一日の活動量が少なく、基礎代謝が低めの私の場合、1日1食でも十分なのかもなあ、と。

それも極端ですから、3食とるにしても軽くするとか。

今まで、ある程度決まった時間にしっかり食べることを続けてきて、それが一番いいんだと妄信していましたが、食事の取り方の善し悪しは、個人個人の体の状態や活動量によるのかも・・・と思いました。

今回の断食をきっかけに、そういうことも調べてみようと思っています。


免許更新

2011年12月16日 | Weblog
やっと行きました。

運転免許の更新。

いつでも行ける、と思うと「今日じゃなくてもいいか。明日でも」となって延び延びでありました。

でも年末年始になると忙しいし、きっと行きたくなくなる!

寒さが増すと朝起きられなくて、行きたくなくなるのは間違いない!

と気付き、あたたかだった昨日、重い腰を上げた訳です。

予想はしていたけれど、びっくりする混雑ぶり・・・たじろいでしまうわ。

よーく見ると、あるエリアだけがやたら混んでいる。

それは、免許証のIC化により暗証番号(4桁×2つ)の入力をする機械が4台あるエリアでした。

そう、ご老人がスーパースローなのです。

作業としては、免許証を指定の位置に差し込み、暗証番号を入力し、書類を印刷するという3つだけ。

いたってカンタン。

案内する職員さんがひとりいましたが・・・

うちの両親を見て分かるのですが、年齢が上がってくると、いくらタッチパネルでカンタン、とか言っても、ひごろ触らないような慣れない機械にはとまどうものですよね。

なんだかお気の毒でした。

ご老人のために窓口も設けて、機械と窓口で対応すると速いし親切なのにな~と思った次第です。

私は免許を取って以来、無事故無違反なので講習は30分でしたが、センターで手続きを始めてから終わるまで1時間40分くらいかかったかな。

待ち時間が多かったので、人間観察を楽しみました。

だって、みんな私と誕生日が近いんだ~って思うと、おもしろくて。

誕生日が近い人があの人数、集結するなんてなかなかないもんね。

それにしても、更新が終わって安堵しました。

今年は各種手続きがやたら多くて(失業給付、健康保険、年金などなど)、この免許更新で最後だなー。


節電イルミネーション

2011年12月14日 | Weblog
イルミネーションが先週末始まったばかりのフローランテ宮崎に行ってきました。

点灯前の夕暮れ時に園内へ。

17:30にカウントダウンのアナウンスが流れ、点灯。

おおおー。キレイ!

平日だし、時間も早かったので人はまばらでしたが、人の少ないすっきり感が好きです。


メインのツリーはピンク色でした。

全体的に、華やかというよりは優しい感じのイルミネーション。


園内を散策。

写真だと分かりませんが、木から銀色のしずくが次々に落ちるように見えるイルミネーションがありました。
かわいらしい若いカップルがくっついて写真を撮っている姿がほほえましい!
(と母親のような気持ちで見守る、おねえさんの私と友人)


ひかりのはなぞの。

このエリアはカラフルでした。
光る蝶の羽根を背負った3人の女性スタッフが踊ったり、お客さんと一緒に写真に収まったりしておりました


実はお目当ては、ロマンティックなイルミネーションではなくて屋台のテイクアウトフードだったりする(笑)

カリーノ駐車場にオープンしたドイツのホットドッグ店「ヴルストレッカー」が出店中。
ババリアドッグをいただきまーす!

あたたかいミルクティーとフレンチフライも買って、屋外テーブル席に広げました。

寒いけど、食べている間は体がぽかぽかするので大丈夫。

売店のかわいい女の子によると、10、11日の寒さはかなりこたえたそうです。

たいへんなお仕事だなー。がんばって!


私と友人が座ったテーブルに置いてあった、お花の電飾。
ラブリーです。
ええ、ラブリーな席を選んだのです。
食べているものはジャンクフードですが、見た目はラブリーです(笑)


空はすっかり暗闇になり、エントランス付近のイルミネーションも輝いていました。

造花かな、バラの花と電球の組み合わせ。


近づくと、こんな感じです。

帰りに、自宅にいる両親への手みやげにあつあつのカレーを買いました。

昼もカレーを食べたのに、またカレーの匂いに誘われた私です。


全体的に、例年よりも電飾は少ないですが、キレイでした。

これからどんどん寒くなって行くでしょうから、あたたかくしてお出かけくださいね。

屋台のテイクアウトフードも、みるみるうちに冷えます(笑)






隠れ家カフェでランチ

2011年12月14日 | FOOD
お友達に「すてきなカフェがあって、きっと気に入るから行ってみて!」と勧められたお店に行ってみました。

dagobah cafe というそのお店は、宮崎市南方町にあります。

この辺りはよく通るのですぐに分かるだろうと思いましたが、さすが隠れ家カフェ、迷子になりました(笑)

白を基調とした明るい店内、大きな窓から見える田園風景、おいしそうな香り!

メニューはスパイシーカレー4種にオープンサンド、フレンチトースト。

どれも食べてみたいけど・・・スパイシーカレー(オムチーズ)にしてみました。

まずはサラダとスープ。

カボチャのスープはほんのり甘い、優しい味。

続いて、カレー。

スパイシーですが、インドカレーとはまた違う風味。
あっさりした感じで、おいし~い!
ご家庭で中辛~辛口のカレーを食べている方なら大丈夫なスパイシーさです。
けっこうボリュームがあります。


ドリンクとデザート。

私はコーヒーをオーダー。かすかにオレンジの香りがするシフォンケーキを、オレンジのソースとともにいただきました。ふわふわ~。


オーナーさんがすてきな方で、食後にいろいろお話を聞いてみました。

お店は3月にオープンしたそうで、まったく宣伝広告をしていないそうです。

クチコミのお客さんばかりなのだとか。

パンやシフォンケーキの予約販売もされています。

シフォンケーキをオーダーしたいな~。ココアか抹茶かジンジャーか・・・ふふふ。おいしそー。

ひとりで切り盛りしていらっしゃるので、3つのテーブル(合計12席)のこぢんまりしたお店ですが、くつろげるし、ひとりでのんびりランチをいただくのによさそう。


dagobah cafe HP はこちら


内神さま

2011年12月11日 | Weblog
実家のある集落の内神さまをまつる「神祭り」がありました。

内神とは・・・
九州南部などで、本家の屋敷内に祭る神。
関東地方北部では氏神(うじがみ)とよぶ。
同族の祖霊神としての性格が濃い。

ついでに氏神とは・・・
同じ地域(集落)に住む人々が共同で祀る神道の神のこと。
同じ氏神の周辺に住み、その神を信仰する者同士を氏子(うじこ)という。
(Wikipediaより)

聞いてみると、この2つの性質をともに持っているそうです。

実家とその周辺の約10件が氏子になっていて、毎年持ち回りで宿(当番のこと)となり、「護符」と呼ばれる小豆入りご飯や酢の物、煮豆、お神酒などをお供えして、氏子が集まって神主さんに祈祷してもらい、終わったらみんなで食べたりお酒を飲んだりする、という風習です。

この辺りでは、毎年12月上旬にあります。

西郷村(現・美郷町西郷区)に住む叔母によると、西郷では内神さま祭りはなくて、権現講があるとのこと。

権現は、仏が神道の神の姿で現れたものですね。

うちの実家の敷地内には庚申さまがまつられていて、昔は庚申講が催されていたようです。

娯楽施設も飲食店もない昔の農家の集落で、そうやって神様にお参りしながらみんなが集まって唄ったり話したりお酒を飲んだりして夜を過ごす「○○講」という祭事(催事)が必要だったんでしょうね。


いや~、しかし、女性が大変ですわ。
人数分の食べ物や食器を準備し、お堂の掃除をし、お堂は小さくて寒いから床にビニールシートとマットを敷き、いつまでも呑んだくれる(失礼)男性陣のためにお酒を足し、お湯をわかし、行ったり来たり・・・。
それも早朝から。

時代の流れでずいぶん簡素化されてきたそうなのですが。
(母が宮崎に来たころは、つきたての餅と甘酒を持って早朝に各家庭をまわっていたらしい。その後にお堂で神事&飲み会。子育て世代や仕事がある人たちにとっては、たいへんです。平日のことが多いしね。)


こうした風習を残してほしいという気持ちと、現場で見て手伝うと「こりゃ、たいへん。時代に合わせて合理化しないとやっていけないわ」と思う現実と。

うーーーーん。


3日前から張り切って頑張った母は、いま、こたつでお昼寝中です(笑)

無事に終わった上に、おいしかったと言ってもらえて安心したようです。

手紙

2011年12月07日 | Weblog
昨日、○○回目の誕生日を迎えることができました(笑)。

たくさんのメッセージを受け取り、家族や友達や元同僚などなどみんなのあたたかい気持ちのおかげで、こうして毎日を穏やかに明るく過ごせているんだな~と実感した一日でした。

本当に、「おかげさま」なんですよね。

心から。いつもありがとうございます!


一番驚き、感動したのは、父からもらった手紙でした。

実は父の誕生日は12月3日で私と3日違い。

でもその前日に、ちょっと言い合いになって気まずい雰囲気だったので、父の誕生日当日はうまくコミュニケーションがとれず、メールで「おめでとう」の言葉と日ごろの感謝の気持ちを伝えたのでした。

私の誕生日の朝。

「メールを打つのは苦手だけん」と手紙を渡され、読んでみると・・・

愛情があるからこそ心配し、話をしたいのに、いつも感情的になってしまってうまく伝えられないということ。

それに対する謝罪と、私のこれからの人生へのエール、そして日ごろの感謝の気持ちがつづられていました。

私が30歳を過ぎたころから、仕事のことや結婚のことについて話したかったのだそうです。

あ、ヤバい、思い出しながら涙が(笑)


実は私と父は、大切に思い合っているけれど、どうも根本的に考え方がまったく合わないのですね。

子供のころからです。

母に言わせると「水と油、猿と犬だわよ」と。

昔気質で「厳父」が信念の父は、子供のころからしつけが厳しく、コワイ存在でした。

気軽に日常のことを話せる感じではなくて、一緒に出かけるのもおっくうでした。

そして命令されたり、考えや意見を押し付けられるのが大嫌いな私は、封建社会を体現するような父の物言いにいつも反発心を覚え、どれほど泣いたか分かりません。

本当はめいっぱいかわいがってほしかった。甘えたかった。認めてほしかった。

だから勉強も仕事も頑張ってきました。

だめな自分(成績が悪い、運動音痴、病気、無職、未婚といった状況のとき)では、嫌われる、と何故か思っていたのです。

でも、そうじゃなかった。

愛情があるけれど、それを優しく、うまく表現することができない不器用な父だったのです。

手紙を読んで、はっきりと知りました。


この両親の元に生まれて来て、産んでもらえて、本当によかったと思いました。

私がこの両親を選んだんだろうと思います。


一番心に残る、いい誕生日でした。産んでもらえたことを感謝!




座禅会@帝釈寺

2011年12月04日 | Weblog
「座禅がしたいっ!!!」と、先月下旬、ヨガ友さんたちとの懇親会で発言したら、「私もー」との声があがり、座禅会参加が即決定☆

昨夜、宮崎市下北方にある曹洞宗・帝釈寺の座禅会に参加してまいりました。

急に冬らしく冷え込んだ夜。

お堂はさぞ寒かろうと、フリースにジャージという色気もなにもない出で立ちでお寺へ。


座禅初心者の私たち4人だけなのかな、と思ったら、ご近所の方でしょうか、ぞくぞくと参加者が。

30人はいたかなー。

初参加の私たちはまず、ご住職から作法を教わりました。

座禅堂に入るときは左足から。
お堂の中心に鎮座されている文殊菩薩さまに手を合わせて一礼。
自分が座禅をする場所に一礼、振り返ってお向かいに一礼。
座布団をお尻に敷き、右足を下に、左足を右ももの上にのせて座り、手は法界定印に。
体を左右に揺らして安定する位置を定めて、半眼で座禅。
終わったらみんなで般若心経を唱え、体を揺らして組んだ足をとき、
立って座禅をした場所に一礼、お向かいに一礼。
座禅堂を出るときは右足から。

(抜けがあるかもしれません・・・)

19:30にみんなで座禅堂に移動。
なんせ初めてで作法もうろ覚え、おたおたしつつ座禅スタート。

私は左膝を痛めたせいで、うまく足が組めないのですが(左足が下、右足が左ももの上、だったらできるけど)
なんとか安定させて、背筋を伸ばして深呼吸~。

すぅーーーー、すぅーーーーー。

息を吸って。息を吐いて。

呼吸を意識しているうちに、視野がどんどん狭まって(目の前はつい立てがある)、不思議な感覚に陥りました。

半眼だからまばたきをするんだけど、まばたきをする回数がどんどん減っていって・・・

呼吸はどんどん遅くなって・・・

足は「じーーーーーん」としているけれど、そんなに気にならなくて。

バチーン!と警策(きょうさく)を打たれる音がすると、ちょっと緊張しましたが、初心者はきっと打たれることもあるまいと、ちょっとずうずうしい気持ちでリラックスを保ちました。

40分もできるかな~と思ってのぞみましたが、あっという間でありました。

案の定、左足はしびれすぎて無感覚になっており、立つこともままならない有様でしたが、ものすごく気持ちいい時間でした!

座禅堂を出た後は、いつもはお勉強会(曹洞宗の祖・道元禅師の著作の読み下しをしているらしい)なんだそうですが、この日は、ご住職が道元さんの生涯を資料に沿って解説されました。

次回、道元禅師の生涯を描いた映画「禅」(中村勘太郎さん主演)を鑑賞するとのことで、主なエピソードや登場人物の紹介もされて、鎌倉時代になるとてんで知識がない私にとっては興味津々の時間でありました~。

帰りには、本堂の仏像についてご住職がお話しくださって、これもうれしかったです。

落ち着いた、優しい語り口のご住職。ありがとうございました!

座禅会、ぜひまた参加したいと思います~。

家で瞑想するのもいいけど、「さあ、座禅をしっかりするぞ!座禅のためだけの空間だぞ!」という環境に入るのも、ぴりっと緊張感があっていいですね。

家でするより長時間できるし(しかも苦にならない)。

ご住職に座禅についてのお話を伺って、ヨガとかなり共通するところがあるなーと思いました。

目的が同じですからね。「思考を止める!」です。

どっちも、ポイントは意外とカンタン「深呼吸」ですね。

座禅をせずとも、ヨガをせずとも、仕事中でも家事の間にもできる一番簡単で心が落ち着く瞑想法は「深呼吸」だなー。


宮崎市と近郊では、数カ所、座禅会を行っているお寺さんがあります。

旅先でお寺を訪ねるときも思いますが、ご住職に伺うお話はおもしろいですよ。

みなさんも、ぜひ。ぜひ!


□帝釈寺での次の座禅会は12月17日(土)19:30~です。
 毎月第1・3土曜日 春夏は朝、秋冬は19:30開始
 問い合わせ&申し込みは帝釈寺 TEL 0985(22)3507 へ

クリスタルボウル演奏会

2011年12月03日 | Weblog
ヨガ+クリスタルボウル演奏会@下北方自治公民館に参加してみました。

公民館は、景清廟と同じ敷地内にあります。


景清さんは、平家一門で宮崎まで落ち延びてこられたのです。

ちなみに、景清さんが両目を飛ばしたと言われる場所が生目神社です。目の神様として知られ、たくさんの参拝者が訪れる神社でございます~。

それに比べて・・・こちらは観光客も来ないのでしょうね・・・ちょっとうら寂しい感じ。


お堂には頑丈な格子状シャッターが下りております。盗難防止でしょうか。

古くて小さなお堂に似つかわしくない、近代装備です。

来年の大河ドラマ「平清盛」でブームが起こったら、落武者が隠れ住んだ場所などはもしかしたら注目度が上がるかもしれないから、宮崎の観光のチャンスにしよう!という雰囲気は感じられません(笑)

でも、宮崎って平氏ゆかりの地が数カ所あるんですよね。モッタイナイ。


で。
肝心のイベントのレポート。


ひとり参加のワタクシ、早めに現地に着いて、どんなんかな~とおそるおそるのぞいてみると、公民館の一室のフローリングの上には30枚ものヨガマットが敷いてありました。

たくさんの人数でヨガをしたことがないので、ちょっとびっくり。

集まったのは20人くらいだったかな。

脚や肩をほぐして、木のポーズ、体側伸ばし、くつろぎ・・・という45分。あっという間でした。

それからクリスタルボウル演奏に移り、参加者が30人超に。

好きな場所にヨガマットとともに移動して、奏者の西村さんをお迎え。

宮古島で活動されている演奏家・レイキヒーラー・瞑想誘導者・スピリチュアリストさんだそうです。

クリスタルボウルとは・・・

詳細はこちらのHPを読んでいただくとして~

水晶と同じ材質=石英で作られた、お椀形の楽器です。

たたいたり、こすったりして音を出すそうです。

アメリカや西欧では医療現場で使われているらしく、不眠などに効果があるとか。

「日本ではうさんくさいとおもわれてますけどねー(笑)」と西村さん。

演奏スタート。なんと・・・みんな寝転んで聴くのです!

そのためのヨガマットです!

私は防寒のため、ブランケット持参、内側がボアになっているモッズコート持参で、暖かくして横になりました。

澄んだ高音、響く低音・・・

聴いているうちに、そこかしこからイビキ&寝息も聴こえてきました。

低音の響きが、外側から聴こえてくるのではなくて自分の内部から響いてくるような、クリスタルボウルの音と自分の体が共鳴・共振しているような感じで、ふしぎでした。

いつものヨガでやっているブラーマリーやオームのときに響く音に似ています。

とにかく頭蓋が響いて、私は寝るどころではありませんでした。

もちろん、気持ちいいのです。

でも眠くなるのではなくて、意識はしっかりしていて、響きに集中している感じ。

約1時間~。

途中、相変わらず好奇心が強い私は、どうやって演奏しているのか、みんながどんな様子なのかを見てみたくて、目を見開いてきょろきょろしたりしました。

目が合った人、ごめんなさい。

過去にクリスタルボウルの演奏を聴いた人たちは、その浄化作用を実感しているらしく、財布や携帯電話やアクセサリーも浄化してもらおうと楽器の周辺に置いていました。

演奏の後は、西村さんのお話が40分くらいあって。

クリスタルボウルの効果や注意点(血流がよくなることでカリウムなどが欠乏するのでナッツ類やバナナを食べること、浄化により頭痛が出る人がいること、マイナスのものが体の表面に出るため頭からシャワーを浴びて洗い流すことなど)、自分で選んで寝転んだ位置に意味があること(私の位置は「生きている」んじゃなくて「生かされている」んだという境地に行きつつある人とのこと)、男性性と女性性のお話、子供を持つことや結婚についてのアドバイス、玄米食やジャンクフードに関する考察などを聞きました。


帰宅途中から、気分はいいものの頭頂部がぼーんと重くなって、これが西村さんがおっしゃっていた好転反応かな、と思いましたが、確かにシャワーを頭からざんざん浴びて、お風呂にゆっくり入ったら、その「ぼーん」とした重さがなくなりました。ふしぎ。


西村さん、年に1、2回くらい来県されてお寺さんで演奏されたりしているそうです。

またあの響きを聴きたいな~。CD(1,000円)をうっかり買い忘れたし。




宮崎神宮でお参り

2011年12月01日 | Weblog
12月に突入!

今年も残すところあとひと月になりました。

1日の今日、宮崎神宮にお参りに出かけました。

愛車を西神苑にとめて・・・予想外に人が多いなあ。

薄曇りでちょっとだけ寒い朝の参道。

御手水所で手と口を清めて、持参した水晶にもご神水をかけて浄化。


参拝餅なるものを売っていました。1個300円なり。

毎月1日に出されるようです。


願掛け絵馬がたくさん下がっています。

今年、みんなの願いは叶えられたのでしょうか。気になる~。

実は絵馬に願い事を書いて奉納したことがない私。来年はやってみようかな。

なぜか七五三参りのご家族が何組もいらっしゃいました。

11月初旬~15日にするものだと思っていましたが、社務所にも受付看板が立っていたので、12月でもOKなのでしょう。

すがすがしいので、散策してみることにしました。

ふむふむ。
博物館はこのあいだ行ったから・・・と看板を見ているうちに、ここが庭だった高校生時代の記憶がよみがえって来ましたとさ。

体育の時間のロードワークで鳥居がたくさんあるところに行ってたなー。
大きな藤棚もあるよねー。写真撮りに行ってたもん。

とひとりごちつつ。

神池の向こうの木が少し赤く色づいてキレイ!

足下を見ると・・・

そこらじゅうにどんぐりが落ちています。
ぽつっ、こん、とドングリが落ちる音が聞こえます。

神宮バスロータリー前に出ました。

淡いピンク色がかわいい! ツバキかな~と思っていたら、通りすがりのマダムに声をかけられました。

 マダム「県外から来られたの?」
 わたし「いいえ、地元民です」
 マダム「これね、つばきよ。この色が好きでよく見に来るのよ」
 わたし「私はひさびさにお参りに来ました~。1日ですしね」
 マダム「五所稲荷にお参りしなさいよ。お稲荷さんだからね、金運にご利益があるのよ。
     ほら、イチョウが黄金色で、小判が降ってくるように見えるでしょ?ホホホ・・・
     うちは孫が多いしいろいろ入り用だから、よくお参りにくるのよ」

マダムは神宮界隈にお住まいで、毎月1日の参詣を欠かさないそうです。

今から、一ツ葉稲荷に行ってくるわ、とひらひら手を振って去って行かれました。

楽しいおしゃべりでした。


懐かしの赤い鳥居ロード!

当時はみんな紺色のジャージ姿でここを走り回っていたような・・・。

お百度参りでしょうか、熱心にお参りしながら何度も行き来する女性がいました。


五所稲荷。明るい黄色のいちょうがひらひら舞って、とてもキレイです。小判には見えないけどね。

ここのお賽銭箱を盗むけしからぬ輩がいるそうで、張り紙がしてありました。

基本的に私は、お参りするときにお願いごとはせず、ご挨拶だけします。
(名乗って、「お参りさせてください」と頭を下げる)

稲荷神社は・・・うーん・・・ちょっと苦手というか~

狐は荼枳尼天の眷属です。
神通力を持つ動物(狐、狛犬、蛇など)はもちろん、力があって願い事を叶えてくださるといいますが、神よりも低俗なところがあり、願いを叶えた見返りを求めたり、願いを叶えたのにお礼参りにこない人に対して制裁を加えるという話も伝えられますね。

気にせずにお参りするのが一番なのでしょうが。


さて、またバスロータリーの方へ出ました。

囲いがある大きな木があります。

特別なスギの木か~?と思っていたら、宮崎の巨木百選になっている「ラクウショウ」という木でした。

11月中旬は黄金色だったらしいのですが、すっかり深まった晩秋の色になっています。


近くで見ると、大きな実がたくさんついています!

食べられるのかしら!? 食べられる実には見えませんね・・・。


1時間余りの散策を楽しみました。

ちなみに・・・31日午後4時から年末の大祓があります。

私は去年(たまたま)行ったのですが、今年も出かけたいと思っています。

参道を歩くだけでも、なんとなくすうっとした心持ちになれますので、ぜひ。