BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

6月読書会@チャゴ

2012年06月30日 | 
6月の読書会がありました。

今回のお店は、ベジタリアン御用達のベジカフェ「Chago」


食事をしながらおもむろに持参した本を出しまくる・・・。

借りていた本たち、今回持ってきたおすすめの本たちを全部テーブルにのせると、

30冊近くになったのではないか、と思ふ。

今回、私は「比較文化」をテーマに本を選びました。
 ・韓流幻想  呉善花著
 ・破産しない国イタリア  内田洋子 著
 ・一日江戸人  杉浦日向子 著

それと、7月だったかな、宮崎である経済関係のセミナー(テーマはインド貿易)で

講演するために来県されるという、インドの外交官スワラップ氏にちなんで、

氏の著作である「ぼくと1ルピーの神様」(映画「スラムドッグ・ミリオネア」の原作)を。


今回も、各書籍との出会いや感想を語りつつ、

最近知り合った人の話や、仕事の話や、テレビ番組の話やあれやこれや、

おもしろくてめくるめくトーク合戦だったから、詳細まで覚えてない・・・(汗)

宮崎県内に、東南アジアの国々の舞踊ができる人が何人もいる、っていうのがすごく興味深かったです。

舞踊のステージとかワークショップとか、おもしろそう!



さて、オーガニック&ベジタブル料理が本当においしいチャゴですが、

ばんばん食べながら、話しながらだったので、食べかけの写真になってしまいました・・・

刻みオリーブを乗せた冷や奴や、生春巻き、大豆グルテンの唐揚げ、

オリーブの味が効いているトマトソースのパスタ、ベジタコライスなどをいただいて

最後にアップルハニーケーキでしめました。

卵や乳製品、魚介類、肉は使われていないけれど、なんておいしいんでしょう~。

3人で舌鼓を打ちまくりでした。


今回借りた本たちは8冊。うち4冊はマンガですよ。

もっと借りたかったのですが、図書館からも4冊借りているので、

1か月のうちに読み終えるかかなり心配で控えめにしました。

・「坊ちゃんの時代」第1、2、4、5部  関川夏央・谷口ジロー 作
・「くらしの仏教語豆事典」上・下巻  辻本敬順 著
・「秘術としての文法」 渡部昇一 著
・「もめん随筆」 森田たま 著

最後の本は古書で、写真の中央右に移っている、朱色×象牙色の格子柄の装丁が美しい本です。


図鑑

2012年06月29日 | 
子供のころ、図鑑ってうきうきしませんでしたか?

こんなにいっぱい、いろんな種類のお魚(植物、動物、鉱物・・・)がいるんだな、すごい!

なんて見ておりました。

世界の犬、とか、宝石図鑑とか好きだったな~。

地図も、辞書も好きです。

同じですよね、地図は世界中の国が載っているし、辞書はあらゆる言葉が載っているんですから。

昨日、県立図書館に借りていた本を返しに行ったら、

バーンとカウンターの横で存在感を放っていたこの図鑑。

「世界の古代帝国歴史図鑑」 柊風舎

13,000円ですよ! 買えないし、借りるしかないでしょう!!

テレビで放送中の大英博物館特集を見て、久しぶりに古代エジプト熱が上がってきているので

グッドタイミング!です~。

カラーの写真が満載で、解説文を読まずとも、写真を見るだけで楽しめる図鑑です。

古代エジプト、ヒッタイト、バビロニア、アテネ、ローマ帝国などメジャーな古代帝国に加え

ちゃんとペルシアや南アジア・東アジア(中国)も入っています。

インカ、マヤあたりも入っていてしかるべきと思うのですが、そこは残念。

2週間、じっくり見ます!

トマトを使って

2012年06月27日 | FOOD


穫れたてをそのまま生でいただくのが一番オイシイ!ですが

トマトを和風で食べてみたくて、調理してみました。

(1)トマトとなすの和風サラダ

   トマトは1~2センチの角切りに。
   なすは半月切りにして塩揉み。
   しぼったなす、トマトを混ぜて、塩、ごま油、和風だし、からしを少々。


(2)トマトうどん

   昆布とかつおぶしから取っただしに薄口しょうゆ、酒、砂糖、塩を入れて味を整え、
   さらに、甘辛く煮ておいた薄揚げとねぎ、しいたけ、角切りトマトを加え、
   ゆでておいた稲庭うどん(乾麺)を入れて一煮立ち。


カンタンな料理ですが。

ゴキゲンになるおいしさでした!

トマトを調理するときって、すぐイタリアンにしてしまうけど、和風が合うなあ~。

トマトうどんはカレー粉を入れたり、冷麺にしたりといろいろ試そうと思っています。

(いただきものの稲庭うどんの消費期限が近いから、というのもある 笑)

ちなみに、サラダの方は酸味があってさっぱり味、

うどんの方は酸味はほとんどなく、うまみが増す感じです。




大英博物館

2012年06月25日 | Weblog
ぜひとも一度は訪れてみたい場所のひとつ、大英博物館。

イギリスにあまり興味がないのですが、ここは何としても見学したい~!

昨日からスタートしたNHKの特集「知られざる大英博物館」を見ました。

「エジプト」「ギリシア」「日本」の3本立て。

特集の放送に先駆けてあった、2時間でめぐる大英博物館ガイドも見ました。

2時間と言わず、数日かけてじっくり見たい!

今年の秋に、福岡市美術館で「大英博物館古代エジプト展」があるそうです。

行かねば。




今週の本

2012年06月20日 | 
先週末に県立図書館で借りた本たち。


「イエスの言葉 ブッダの言葉」マーカス・ボーグ編 大東出版社

神の子イエスと、目覚めた人ブッダ。
言わずと知れたキリスト教の開祖と仏教の開祖です。
ふたりの生きた時代は異なるのですが(ブッダの方が500年程早い)、共通点が多いという視点から、ふたりの教えをそれぞれの聖典から抜粋して紹介した1冊です。

個人的には共通点が多くてアタリマエ、と思います。
ふたりともある「真理」をつかみ、それを人々に伝えた訳です。
伝える相手や布教したエリア、文化が違うこともあって、同じことを言っていても表現方法が違う。
例えば、多くの漁師や農民を相手に説法したイエスと
王や貴族などの知識階級にまで広く教え伝えたブッダの言葉の表現は異なって当然でしょう。

そんなことはさておき。

左ページにイエス、右ページにブッダの言葉を並べて掲載されていますので
その比較もおもしろいし
改めて「いいこと言うなあ~」「深いわ~」「これ、私を戒めてるよね・・・」などなど
日々の格言として読むのもいいかも。


「神話から読み、知る日本の神様」 加来耕三著 アスペクト

古事記に関しては、そのストーリーは十分理解したので
このように「神様別」にそのご利益や祀られている全国の主な神社などが分かるよう
まとめられている本は、視点が変わっておもしろいです。

こういう理解の仕方だと、ご利益に効果的に参拝できそうですよね。

神様にも階級というか、
「天の神様」「地上の神様」「神使」「人の神格化」などいろいろジャンル分けがあるし。

真剣に何かを祈願するなら、ご祭神とその意味を知った上で
できれば力の大きな神様に、そして総本社に!と思いませんか~?

この仕分け方で、宮崎県内の神社をリサーチしたい衝動に駆られています。


「古事記を旅する」 三浦佑之著 文芸春秋

著者が、古事記にゆかりの地を訪れています。学者視点の紀行文です。

皇紀2600年(西暦1940年。神武天皇即位から数えて2600年目)に、
日本が神の国であることを観念づけるために記念行事が行われ、
そのころに整備された「ゆかりの地」は多いそうです。
詳細な調査がされて「ゆかりの地」とお墨付きが付いたのではなく、
古事記に出てくる神様の名前やエピソード、地名に似た場所が探されて選定されていたり・・・。

著者はそういう場所に行って
「いかがわしい伝称地」と表現していて、非常に現実的。

宮崎に関する記述でいうと、
日向三代(天孫ニニギノミコト、山幸ホオリノミコト、神武天皇の父ウガヤフキアエズノミコト)の
陵墓は古事記への記載がなく、はっきりしないのに
明治政府で力を持っていたのが薩摩藩出身者だから
鹿児島県内に陵墓とされる地が選定されたんだそうで。
そんな理由?・・・あんぐり。

「パワー」とか「スピリチュアル」「信仰心・畏怖」という視点なしに
古事記の学術検証に忠実に、古事記ゆかりの地を訪れ、レポートしているという、
これまたおもしろい1冊でした。


今読んでいる最後の1冊は・・・
「落日の剣」ローズマリ・サトクリフ著 原書房

アーサー王物語の大人向け版。
神話的な雰囲気はなく、伝記のような感じ。

うーん、おもしろさが分からない(笑)
イギリスの歴史や文化にあまり興味がないからなのか・・・
でも「指輪物語」とか「嵐が丘」は楽しめるから、イギリスだからという理由はないなあ。
人物描写に魅力を感じないのかもしれません。

でも、アマゾンなどのクチコミ評価は高いようです。

困ったな、下巻・・・どうしよう(笑)






天地明察

2012年06月19日 | 
「天地明察 上・下」(冲方丁 著:角川文庫)、読了しました。

ときは、江戸時代。第4代将軍のころ。
碁打ちの名家に生まれた春海。

囲碁だけでなく、算学や暦学への情熱と才能を持っている彼は、

生涯をかけて、それまで800年も使われてきた暦が「ずれている」ことを証明し、

新しい暦をつくり、朝廷に改暦させるのです。

優れた洞察力に感心し、あふれる情熱と努力で仕事に打ち込む姿が「清々しい」のひとこと。

それにしても、なんて人に恵まれた人物なんだろうとうらやましく思います。

理解があり、協力を惜しまない上司(ときの権力者)と同僚たち。

目標でありライバルである算学の天才。

明るく、芯の通った妻。

みんなが「清々しい」です。

プロジェクトを進める上で、彼は挫折も体験するし、多少の邪魔も入るのですが

悪意のある人物が出てこないんですね。

そういう人の描写が少ない。

だから最初から最後まですうっと読めるし(いい意味で)、

読みながらずっと爽やかな気持ちがするのです。

春海の20代~70代が描かれていますが(20~40代が描写の中心)、

彼の「青春」を綴ったような気さえする小説です。

台所完成~♪

2012年06月19日 | Weblog
やっと、普通の日常に戻り始めました。

今日から、新しい台所が使える!!

スムーズに料理できる!!!


このときから10日間、食事はリビングで。

レンジやトースターや炊飯器もリビングに置いて、モノが多い様子が嫌だったんです。

食卓や食器は表の間(仏壇の間。普段は父の彫刻作品が飾ってある)に置いてあり、

これまたモノが整理されていない様子に落ち着かない心持ちで過ごしておりました。

部屋の様子は心の様子って、本当ですよ!

片付いてると、心が清々しいですもん。

そして、ジャジャーン!!!今日から、この台所です。

明るいーーー!

壁紙や天井も張り直してもらったので、すごく明るい。

機能的なキッチンです。

食器、調理器具、冷蔵庫、流し、コンロ・・・1カ所にまとまっているだけで、本当にラク。

動線を考えるのって、本当に大切ですね~。

快適、快適~(^o^)p


インゲン豆

2012年06月17日 | FOOD
父が菜園で収穫したインゲン豆!

柔らかくて、甘みがあって、おいしいんです!

ゆでてサラダ~

ごま和え~

カボチャと煮物にする~

天ぷら~

あーーー、どれもおいしそうだなーーーーーー、はぁぁぁぁ(-o-)


キッチン工事中で調理ができないときだからこそ、

おいしくて栄養バランスのとれた、野菜いっぱいのおかずを妄想してしまう。

だってこの1週間、食事が簡素なんだもの。

お茶漬けとか、卵かけご飯とか、お弁当やカップ麺とか(T-T)

あと数日で新しいシステムキッチンが使えるようなので、

思いっきり料理するぞ!と思うのでした。

オーガニックアルガンオイル

2012年06月16日 | My Favorite
最近すごく気に入っているアイテム!

SPA檜(東京)発のオーガニックのアルガンオイル。

アルガンオイルは、モロッコで何百年も使われてきた天然植物オイルです。

抗酸化成分が豊富で、皮膚を活性化する効果があるということです。

このオイルは、顔にも、身体にも、髪にも使用できます。

いろんなメーカーの製品と比較して、良心的な金額・エコサート認証・無臭という点で、選びました。


○個人的な使用感

 さらっとしていて伸びがよい(顔は1プッシュで十分)。
 髪がしっとりつややか(シャンプー→タオルドライ→アルガンオイル1プッシュ→ドライヤー)。
 無臭で使いやすい。

 お風呂上がりに顔・髪・ひじ・かかと・手に使用しています。
 翌朝、皮膚がしっとりもちもちしています。


入浴中の蒸気や、蒸しタオルを使うのも効果的だそうです。

乳液やクリームに混ぜると保湿効果がUPするとのこと。

いろんな使い方ができそうです。


詳しくは SPA檜のWEBSITEでどうぞ。

皇宮屋

2012年06月15日 | Weblog
宮崎市下北方町にある皇宮神社、通称「皇宮屋(こぐや)」に行ってみました。

けっこう有名らしいのですが・・・私が知ったのは最近です(汗)

平和台病院の北側の、小高い丘にあります。


だれもいなくて、静かでした。

雨が降った後だったので、うっそうとした木々に囲まれたしっとりしたお社に感じました。

ここはカムヤマトイハレビコ(後の第1代神武天皇)が東征前まで住んでいた、皇居だった場所だそうです。

神武天皇誕生の地は狭野神社(高原町)で、

少年時代~45歳くらいまでは宮崎平野に住まわれたという伝説です。

お参りの後、社殿をじっくり見学しました。

「鰹木が5本、千木が外削ぎだ~。男性の神様だもんね~」などなど、

神社検定を受けた後ですから、覚えたことを復習?しながら、ヒトリゴト(笑)

そうしている間に、地元の方でしょうか、一心にお参りする女性の姿が。

どんなご利益ご加護があることで信仰を集めているお宮なのでしょうか~、気になる!!



参拝場所に置いてあった略記をいただいて帰りました。

開けてみると、「皇宮屋」の朱印を押した御札のようなものが!

それから略記を読んで、なんだかおもしろいことに気付きました。

ご祭神がカムヤマトイハレビコノミコト(神武天皇)なのは当然なのですが、

一緒に祀られているのがアイラヒメ、タギシミミノミコト、タケヌナカワミミノミコト。

アイラヒメは日向国出身、神武天皇の側室です。

タギシミミは神武天皇とアイラヒメの長男。

タケヌナカワミミは正妃イスケヨリヒメと神武天皇の息子。

「古事記」によると、

神武天皇の死後、タギシミミは第2代天皇の座を狙い陰謀を企てます。

それを知ったタケヌナカワミミがタギシミミを倒し、第2代天皇になったのです。

異母兄弟、それも後継者争いをしたライバル同士を一緒にお祀りしているなんて

どんないわれがあるのでしょうか・・・気になる!


皇宮屋は、宮崎神宮のウェブサイトでも紹介されています。