BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

商売は「ひと」が大事

2007年08月30日 | Weblog
おいしいというウワサのカジュアルなイタリアンレストラン。
そんなに混まないとも聞いていたので予約をせずに行きました。早い時間だったせいか、着いてみると店内はがらがら。
店内に座ってメニューを黒板に書いていたオーナーさんに声をかけると、「今日はほかにお客さんはいないけど、予約がないならダメです。料理が食べたいんだったら必ず電話してください。今日は店はもう閉めます」。
私たちが予約をすればよかったことなんですが、上からものを言う態度がなんだか尊大で威圧的で「そこまで言わなくても」という気持ちになりました。今度は予約して来よう、という気になりそうにありません。


さらに数日後、仕事帰りに食事に行ったときのこと。
料理は本当においしかったのです。そしてリーズナブル。窓から見える景色もすてきですごく満足して、食事の後もコーヒーを飲みながらゆっくりしていました。
気づくと店内は私たちだけ。時刻は22時。閉店は22:30と書いてあったのでもう少しだけ、と思っていたら、店員さんに「そろそろ…」と声を掛けられたので席を立ちました。
調理場を見ると、どうやら早く片付けてしまいたかったようで店員さんの視線が冷たいような…。「ごちそうさまでした。おいしかったです」と言って店を出ましたが、何の返答もなく、さらにもう駐車場の電気が消されていて真っ暗。びっくりしました。
まして私が一緒にいたのは妊婦さんで、見た目にはまだ妊娠していると分からないでしょうが、暗いせいでもし彼女がつまづきでもしたら、と思うと腹が立ってしまいました。

商売では無論、商品のよさも大事。お値段も重要。でもなにより「人」で決まるんじゃないかと思います。もし笑顔で「また来てくださいね」「気をつけてお帰りください」という言葉があったら。
人が温かいお店が増えることを願います。

アーモンドの実

2007年08月28日 | FOOD
ついについに、アーモンドが食べられるまでになりました!

以前このブログで庭にアーモンドに木を植えたことを紹介しました。まだ細く小さな木は、かわいらしい桃色の花を咲かせた後すぐに、3つの実をつけ、みずみずしい緑色の葉を生い茂らせてすくすくと大きくなっていました。
実がなってもう半年近く。一体いつになったら実は熟すんだろう??と待ちくたびれるほどでした。

そしてついに先日、1つだけ実が熟して地面に落ちていたのです。
そして実をむくと、梅干の種に似た種=写真左=が3つ。アーモンドはこの種の中に入っています。
種があまりに硬くて、なかなか割れずにうなっている私を見て父がさっそうとペンチを取り出し、バチン!中から見事なアーモンドが飛び出してきました!おお!
家族全員、拍手喝采!!

1粒ずつ試食。
おいしい!かむとほんのり甘いんです。そして杏仁のような香りが鼻を抜けていきます。
しかし、もしかして本来は炒って食べるのでしょうか。何も考えずに生をカリカリ食べてしまいました。おなかが痛くなりませんように…

早くあと2つも熟してくれないかな~。楽しみです。

革巻きボールペン

2007年08月26日 | My Favorite
仕事柄でしょうか、書く道具が好きです。
集めているわけではないし、特にこだわりがあるわけでもないですが、文房具店に入ると、鉛筆やペン、いろんな種類の紙、鉛筆削り、インクなどに見入ってしまってあっという間に時間が経ちます。

KYOTO DESIGN HOUSEで見つけた革巻きボールペン=写真=は一目ぼれして思わず買ってしまった一品。
ボールペンに、天然染料で染めたイタリア製の牛革が巻いてあります。
鮮やかだけどどこか落ち着いた色と柔らかい手触り。
赤を愛用していますが、派手な感じはせず、シックです。
友人にプレゼントしたからし色も好評でした。
ベーシックな色では白、黒、こげ茶や深い緑色などもあり、男性が使ってもすてきだと思います。
1本945円とリーズナブルなので、何色かそろえても楽しいですよね。
(ちなみにインクが切れたら、文房具店で売っている普通のボールペン用インクと取り替えるだけらしい)

このペンを持ち歩くだけで、ちょっとうきうきしてしまうのです!




生活を楽しむ Arne

2007年08月26日 | My Favorite
Arne(アルネ)という雑誌を知っていますか?

イラストレーターの大橋歩さんがひとりで取材、編集、発行しているこの雑誌は、ほのぼのとした雰囲気で、日常生活の楽しみがたくさん詰まっています。

例えば、手仕事や道具、家事などすべての人の日常にあるものにスポットが当てられ、丁寧に生きること、日々を楽しみながら過ごすことがとても大切で幸せなことだと気付かせてくれます。

インタビューでは柳宗理さんやよしもとばななさんらが登場します。大橋さんが「会いたい!」と思った人に話を聞くそうで、これまた楽しそうないい雰囲気が伝わってきます。

穏やかな毎日が続くと「たまには刺激が欲しい!」「たいくつ!」と思ってしまいがちですが、外国や都会に行かなくても、家から出ることさえなくても、自分のすぐ近くに楽しいことはあるんですね。そしてそれは、心地よくてちょうどいい感じ。

そういうことに気付くと、一日一日を丁寧に過ごすようになれるのかもしれません。
「今日は忙しくて、でも特に何もなかったな」っていう日より「庭に植えていた花につぼみがついた」とか「ボタンを上手に付け替えられた」とか「ごはんがおいしく作れて家族が喜んでくれた」とか、小さな喜びにいくつも気付ける日々は、きっとすごく幸せなんじゃないでしょうか。


■Arne
 季刊年4回(3,6,9,12月)
 52ページ オールカラー B5変形
 525円
■イオグラフィック (Arneも購入できる大橋さんのHP)
 http://www.iog.co.jp/contents.html
  

夏はまだまだ続く

2007年08月23日 | Weblog
全国的に猛暑が続いています。

関東地方より宮崎のほうが気温が低い日もあって、例年との違いにちょっとびっくりですが、それでも今日、とある旅行者から「日差しが焼け付くように強くて、宮崎のほうが暑い気がする」と言われました。まだまだ残暑厳しい日々が続きそうです。

宮崎に住んでいると「秋が短いなあ」と毎年思います。
10月初旬までは夏、という感覚。で、いきなり寒くなります。
だから服装も、タートルの半そでニットなんかは切る機会がまったくありません・・・。

写真は宮崎空港周辺の道路脇に咲き誇っていたハイビスカス。南国です!
今日は空港内のバリ雑貨店の香りと、バリ製家具のデザインに癒されました~。
暑さをしのぎに空港に行ってみるのもいいかもしれませんね。

こっこちゃんと友達に

2007年08月23日 | Weblog
最近仲良くなったこっこちゃん(雌鶏)=写真=。

いつもは小屋の中にいるのですが、朝夕だけ台所にやってきます。
朝は決まって6:30。お弁当を作っている私をじーっと「ごはんちょーだい」という顔で見つめます。夕方は散歩がてらこれまた「なんかあれば、ちょーだい」とねだります。

話しかけると、左右に首をかしげながら近づいてきて、かわいいのです。
でも、写真は目つきが怖いね、ごめんね、オンナノコなのにかわいく撮れなくて…。

好物はごはん。しかも固め。ぜいたくなニワトリです。

以前は4,5羽いたのですが、ヘビやイタチに襲われたようで、彼女は一人(正確には一羽と言うべきか)残されてしまったのでした。

寂しいのかなと思いきや、案外楽しんでいるようで、庭中を散歩しまくります。本人(本鶏と言うべきか)は「パトロールしてあげてんの、どや、えらいやろ」と言いたそうな態度です。

それにしても、最近、動物にやたらモテるなあ。おいしい食べ物をくれそうなにおいでもかもし出しているのでしょうか…謎です。

必見 青のミイラマスク

2007年08月17日 | Weblog
待望の「早大エジプト発掘40年展」が来月21日から、宮崎県総合博物館で開催されます。
本当に待ちに待ちました。昨年夏から待っていたのです。実はエジプト好き、ミイラ好きなのです。

この世に生まれたからには、人生に1度はピラミッドを見なければ、と思っています。なぜか魅かれるピラミッドと遺跡たち・・・。「エジプト展がある」と聞けば福岡までも出かけていってしまうのです。どうやら普通の人は気味が悪いようで、一緒に行ってくれる人は少ないのですが・・・。

「早大エジプト発掘40年展」は早稲田大学エジプト調査隊が発掘した約250点もの貴重な遺物が公開されます。中でも2005年に発見された、青いミイラマスクは必見!3800年前の行政官セヌウのミイラにかぶせられていたものです。写真を見ただけでも、色の鮮やかさに驚きます。

期間中は吉村作治さんも数度来場し、講演会などを開くそうです。私はすでに前売券を2枚購入!(無論、2回見るため。ペア券ではない・・・)みなさんもぜひぜひ会場に足を運んでくださいね。


■早大エジプト発掘40年展
 9月21日~11月18日(火曜休館)
 宮崎県総合博物館
 大人1,200円(前売1,000円) 小・中学生600円(同400円)

トらやんに会いに行こう

2007年08月11日 | Weblog
現代美術家・ヤノベケンジさんの講演会が宮崎県立美術館でありました。
残念ながら、私は仕事で行けなかったのですが、職場の先輩から「おもしろかった~」と講演内容を紹介されました。どうやら、たびたびの爆笑で盛り上がったようです。

ヤノベケンジさんについては全然詳しくないのですが、初めて「トらやん」を見たとき、胸を打ち抜かれました!つぶらな瞳にちょびひげ、バーコード頭・・・なのにこの人形、すごく愛くるしいんです。

「トらやん」はもともと、ヤノベケンジさんのお父さんが腹話術で使う人形なんですね。
ある日帰省した息子に腹話術を披露する父。人形はかわいらしいのに、父の声はだみ声。それを指摘すると、次に帰省したときに人形は髪をむしりとられ、まるでおじさんだったそうです。そう、お父さんはだみ声にあわせて人形をオッサンにしてもうたのです・・・。

このお父さん、普通のサラリーマンだったらしいのですが、やはり関西人のDNAなのか、おもしろいんですね。ベタなんだけど笑えるという。見た目は由利徹かい!?という感じだし。

う~ん、トらやん、1体ほしい。デスクの上に置いておいたら、腹が立っても忙しくてパニックになっていても、笑えそう。

そんなトらやんに会えるイベントが鹿児島県・霧島アートの森で開催されます。行くべし!


■ヤノベケンジ アートワークス
 http://www.yanobe.com/

ゆかたdeパーティー

2007年08月10日 | Weblog
すてきなイベントのお知らせです。

毎年夏の恒例イベント「ゆかたdeパーティー」。
今年は宮崎観光ホテル1階の「花はな」を貸しきって、食事やお酒を楽しみながらのゲームや浴衣コンテスト、抽選会など盛りだくさん!当日は大淀河畔で「みやざき夏の夜祭り」もあり、花火が見られることでしょう。

主催者は私の高校の同級生で着付の講師。ラジオやローカル誌にもたびたび登場していて、とてもがんばっているカワイイひとなんですよ。

浴衣や着物を着て楽しめる、いい機会。興味がある人はぜひ参加してみて!


■とき   2007年8月19日(日) 18:30~21:00(受付18:00~)
■場所   宮崎観光ホテル1階 花はな
■料金   【前売】女性3,500円 男性4,000円
       【当日】女性4,000円 男性4,500円
■装い   浴衣、夏着物
      ※無料着付サービスあり
      ※浴衣レンタルあり。1,500円。要予約
■主催   ゆかたde和風実行委員会
      (問い合わせ たつみ流着付教室 0985-52-2777)
 
  

次の旅はフィンランド!?

2007年08月09日 | My Favorite
もう5年くらい、私の中でフィンランドブームが続いています。
とにかくありとあらゆるデザインがすてきなのと、素朴でいい感じなのと、ちょっとおばかなイベント(例えばエアギター選手権とか携帯電話を放り投げる大会とか)を楽しんでいるところがほほえましくて。

ほぼ毎日のように眺めているのが、フィンランド政府観光局が発行している「トラベルノート」=写真=と雑誌「TORi」。とにかく雑誌のつくりがすてき。文字のポイントや書体、レイアウト、色使い、どれをとってもセンス抜群。さすがです。

ホームページも充実していて、(妄想で)旅行の計画を立てたりと楽しめます。冬はオーロラやウインタースポーツ、サウナが楽しめますが、ものすごく寒がりな私はやっぱり夏の旅。工芸の村フィスカルスやデザインツアー、バルト海クルーズ・・・気付くとにんまり・うっとりしているのです。


トラベルノート(なんと無料!)や「TORi」(500円)はHPで申し込むと郵送してくれます。


■フィンランド政府観光局のHP
http://www.moimoifinland.com/