BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

ファンクラブ

2009年02月25日 | Weblog
ついに入会してしまいました。
そう、阿修羅ファンクラブに。

来月末から東京国立博物館で開催される「国宝阿修羅展」公認のファンクラブで、会長は、そう、見仏記でおなじみのみうらじゅん氏です。会員にはモデルのはなちゃんや、見仏記パートナー・いとうせいこう氏、なぜかアルフィーの高見沢さんも。

これが入らないでいられましょうか!


会員特典は「特製 阿修羅バッジ」がもれなくもらえるのに加え、「ボーナストラック付き音声ガイド」「抽選で海洋堂の阿修羅フィギュアが当たる」「会員限定・夜の展示見学」っていうのがあるんですよ!


夜な夜な、阿修羅くんグラビア(図録ともいう)を眺めながらニヤニヤしている私。そんな姿を見た母が一言「お願いだから、人ならぬものに恋はしないでね」。むぅ。鋭い。

しかし職場にはファンクラブ会員があと2人います。
そしてお互いに、阿修羅くんに会うのがどれだけ楽しみかという心情を述べ、それぞれの「私が恋する仏像ベスト5」などを披露し、共感する始末です。・・・恋ですね。

阿修羅くんと、秋篠寺の伎芸天くんと、東寺の帝釈天くんと、興福寺の緊那羅くんと…ああ、数え上げたらきりがない。ジャニーズより、美形が多いですよ。仏さまのほうが。

サムライJapan

2009年02月17日 | Weblog
WBC日本選抜チームの宮崎合宿がスタートした16日、仕事の時より早起きしてサンマリンスタジアムに見学に行きました。

朝8時すぎに到着。
混雑はしていませんが、すでに200~300人は入口に並んでいました。

ずっと夏日が続いていた宮崎ですが、気温が下がり、しかも海に近いために強い風!念のために車に積んでいたダウンジャケットとひざかけが役に立ちました。

9時半すぎに続々と選手が登場。
おお!あれはイチロー選手!!!大歓声に包まれるスタジアムです。

私の後ろにいた人たちは県外の人みたい。
駐車場にも大分や鹿児島や群馬ナンバーの車がありましたからね。

たまたま座った場所は選手たちのウオーミングアップやキャッチボール、走塁練習がよく見えてラッキーでした。私は熱狂的ファンではないけれど、有名選手ばかりで興奮しました。

途中、歩いて昼食に出て球場に戻ったら、ものすごい人だかりと黄色い声が。
「なんだ、なんだ!?」と駆け寄ると、練習を終えて帰る選手の出待ちをしているファンと大勢のマスコミでした。

タクシーに乗って次々に出ていく選手たち。
わっと囲みこむテレビカメラ。
手にデジカメや携帯電話を持って声をあげるファン。
熱狂的です!
あれよあれよといううちに、なぜか一番前に来てしまった私と友人。イチロー選手がバスに乗り込むところがはっきりと見えて思わず「キャア~~~!」と叫んでしまいました。

すると、近くにいたテレビ局からマイクが!
なんとそれはフジテレビの「めざましテレビ」遠藤玲子アナウンサーでした=写真。
花粉症で大きなマスクをしていた私は、両目しか出ていないので遠慮して、友人が答えました。「早朝から待っててやっとイチロー選手を近くで見られました!かっこいい!」。
遠藤アナはたくさんのファンにインタビューしていました。中には札幌から来たという男性もいてびっくり!

感動

2009年02月17日 | Weblog
仕事で追いかけていた演劇公演が終わりました。

九州各地の役者さん9人が集まって稽古をしながら作品をつくっていき、宮崎県内で5公演するという企画。

私は日々の稽古の様子などをブログにアップしつつ、県内外の媒体に呼びかけたり、取材のコーディネートを担当しました。

試行錯誤の稽古も、演出家の一言で次々にアイデアを出しながら演技を変貌させていく俳優の力も、本番の高揚感もすべてが刺激的で、仕事であることを忘れそうなくらい楽しい1ヶ月間でした。

全公演が打ちあがって、胸がいっぱいのキャストさんたちの言葉には本当に感動しました。もらい泣きしてしまいました。

役には立たなかったかもしれないけれど、かかわらせてもらった私にとって貴重な体験、そしてすてきな出会いでした。


公演が終わって撮影で楽屋に入った時、思いがけず、女優のみなさんからプレゼントをいただきました。
「いつも笑顔に励まされました。ブログも楽しく読みました。ありがとうございました」とのお手紙つき。こんなにうれしいことはありません!私の方が、みなさんに元気をもらいました。

BGM

2009年02月14日 | Weblog
部屋でひっきりなしにかけている、映画MAMMA MIA!のサウンドトラック。

朝にかけると元気が出て、しかも着替えや支度がテンポよく進みます。
夜、寝る前に聴くと、仕事の夢にうなされません。(にぎやかな夢を見ます)
おお!素晴らしい。

メリル・ストリープ、歌がこんなに上手なんて。
コリン・ファース、かわいく歌ってます。
ピアース・ブロスナンの、下手ではないがうまくはない歌もかわいい気がします。

ソフィ役のアマンダ・サイフリッドの歌がすごくいいです。
伸びやかな歌声。
見た目もかわいいんですよね。
広くて丸いおでこ、ぱっちり大きな瞳、長い手足…アムロちゃんに似ています。

彼女が歌う“Thank you for the music”が特にお気に入り。
仕事中もよくハミングしてます。

祖母の味

2009年02月12日 | FOOD
思い出す祖母の姿はいつも、ほうきを持って庭や室内を掃除しているか、料理をしています。遊びに行くといつも、ちゃちゃっと料理をしておやつやご飯を食べさせてくれたものです。

そんな料理上手な祖母の味のひとつがこれ。
「とじこ豆」というおかし。

調べてみたら、熊本県菊池・鹿本エリアの郷土料理で、もともとは保存食だったそうです。

小麦粉と黒砂糖を練った生地に、炒った大豆(祖母はピーナッツで作っていた)を混ぜ込んで竹の皮で包んで蒸したおかしです。もっちりした食感と、ほんのりした甘味、豆のカリッとした歯ごたえが、なんとも美味!とにかく、私好みの食べ物です。

名前の由来はそのまま「豆を閉じ込めた」ところからきているそうです。

母のつくるとじこ豆は、祖母のとは少し違う気もしますが、おいしい。
叔母(母の妹で、母の実家をついでいます)によると、手作りする家庭は減ってきているとか。でも祖母の味としてずっと作っていきたいよね、と一族みんなで話しています。

ときどき無性に祖母のごはんが食べたい時があります。
しっとり卵焼き。
山菜の混ぜご飯。
根菜とわらびの煮物。
マカロニと魚肉ソーセージがいっぱい入ったサラダ。
馬肉のしぐれ煮。

真似して作るのに、同じ味にできあがらないんだなあ…。

バレンタインなので

2009年02月11日 | FOOD
もちろん、チョコレート。

今年は、甘さでもたれないもの、そしてお世話になっている方に職場でぱくぱくバリバリ食べてもらえるもの、という基準でROYCEのポテトチップチョコレートを購入しました。
(配る前からブログに載せてしまいましたが)

チョコの甘さとポテトチップスの塩辛さが絶妙でおいしいです。
ポテチは普通のものよりやや厚めに感じます。

ラブリーさには欠けますが、おいしさには勝てません。

それに、宮崎では北海道物産展かバレンタイン特設コーナーでしか手に入らないし。


実は昨夜、家族で食べました。

私「お父さ~ん、はい、これ。バレンタイン」(と箱を見せる)
父「おっ!もうバレンタインか~」
私「ううん、それは土曜なんだけど、もう渡しとくと(私が食べたいから、と心の中でつぶやく)」
父「…開けると?」
私「へへ。開けようよ! お~!これね、すごくおいしいとよ!ほら、食べんね?」
母「うわ~、まうごつおいしか!」
私「そうやろ? おいしかやろ?」
母「これ、いっぱい買ってこよ!友達にもあげるとよかたいね~」
私「ほら、お父さん、食べんね!」
父「…お父さんのやろ?むむぅ。…あ、おいしかねー」

そうして父のバレンタインは終わったのです。まだ2月10日だというのに。

藻塩キャラメル

2009年02月08日 | FOOD
最近の仕事の友「藻塩キャラメル」。
宮崎市のスーパー・フーデリーで出合いました。

ちょっとのどが痛いかな、というときにつまむと、なんだかいいような気がしています。塩が効く(?)

藻塩って、海藻についた海水塩のこと。ヨードやミネラルが豊富なんだそう。
甘さと塩辛さのバランスが絶妙です。


狐狸庵先生

2009年02月05日 | 
学生時代から社会人になりたてのころにかけて、遠藤周作の小説を読みふけっていました。

初めは「沈黙」「深い河」「海と毒薬」などの純文学作品を。それから次第に狐狸庵の名で書かれたエッセイ集を。

狐狸庵先生は本当にユニークで、こわい大作家というイメージが180度変わりました。いたずら好きで、劇団やコーラスをやり、さまざまな職業の人たちと交流し、若い人(特に女性)に優しくて。


昨日立ち寄った書店の新刊コーナーに、狐狸庵先生の「狐狸庵人生論」(河出文庫 714円)があり、迷わず購入しました。


狐狸庵先生の作品を読んだのはかなり久しぶりなのですが、読んでいて「あっ!」と気付きました。彼は少なからず、私に影響を与えてきたようです。


自分のやりたいことや将来に迷ったり不安に思ったり、どうやら少し変わっているらしい自分の性質をどう扱っていいのかわからなかったりした、10代後半~20代前半のころ。
狐狸庵先生のいたずらに大笑いしながらも、知らず知らずですが「これでいいんだ」「こんなふうに考えてみることもできるんだな」と思ったんでしょうね。狐狸庵先生の性質と少し似ているところがあったし。

●生活のマイナス(例えば病気や仕事の失敗)は人生のマイナスじゃない、人生ではプラスにもできる。

●この道ひとすじ、はすごいことだけれども自分には不向き。好奇心のチャンネルをたくさん持って、いろんな楽しみを持つ、友達を持つことが人生の幸せ。


そういう言葉を、あらためてかみしめました。


お会いしたことはないけれど、本当に私の「先生」だったんだなあ。


このエッセイ集で、リヨン留学時代の友人との思い出と友情を書いた小品は、じーんときます。興味があったらぜひご一読を。

Mamma Mia!

2009年02月03日 | Weblog
映画「マンマ・ミーア!」を見てきました。

ストーリーうんぬん、じゃなくて、とにかく元気になれました。
最近めっきりストレスフルだったのが解消できた気がします。

懐かしのアバの曲満載…といっても、全部知っているわけではないのですがノリがいい曲ばかりだし、ギリシアの風景がきれいだし、みんな楽しそうに歌い踊っているし。

パワフルな叔母さんトリオも、渋いおじさんトリオも、なんだかかわいらしくて笑えました。

子どものころから案外、ミュージカル映画を見ているなあ。
そしてそんなに違和感なく楽しんでいるような。
いきなり歌いだしても。ストーリーが分かり切っていても。
つい一緒に踊りだしたくなります。
次のマイケル会で、みんなで歌いたいなあ。