先日このブログでも紹介した、ヴァイオリン&ピアノデュオ「ミール」のミニコンサートに出かけました。
会場は高鍋町にある古い民家「野の花館」。江戸末期に高千穂町にあった民家を移築したそうで、土間と広い板間、縁側がある、なんだか懐かしくて落ち着ける空間。暑かったせいもあるのですが、広い庭にとんぼがたくさん飛び交っていて、ときどきサアッと雨が落ちてくる景色も楽しもうと、雨戸が全部開けてありました。
コンサートのテーマは「雨に寄せて」。ミールの二人が曲にまつわるエピソードなどを紹介しながら演奏が進んでいきます。
椅子に座って。板間に座布団を敷いて。赤ちゃんと一緒に―。30人ほどがみんな思い思いの姿勢で、耳を傾けていました。とてもリラックスした様子で、温かい雰囲気。子どもたちも間近で見る楽器やテクニックに興味しんしんの様子でした。
ドビュッシーの「沈める寺」「ダンス」、ショパンの「雨だれ」、ブラームスの「雨のうた」。仲がいい人による演奏は、普段聴くのと違って、うれしさも感動も倍増!あらためて、こんなに心に響く演奏をするすごい二人だったんだな、と感じました。ほかのお客さんも、優しい表情で大きな拍手を送っていました。
するとミールの二人がアンコール曲を披露。まず、私も大好きな「タイスの瞑想曲」。そして最後にクライスラーの「中国の太鼓」。どちらも素晴らしく、もっとたくさんの人に聞かせてあげたいと強く思いました。
帰るころにはすっかり地元の子どもたちと仲良くなって、一緒に写真を撮ったり、野の花館の庭になっているすももを食べたり。特にこの写真中央の男の子は小学校2年生なのに、すごくしっかりしていて、しかも話す言葉が大人びておもしろい!「~なわけですよね」「ボクが理解するには…」などなど。どこで学んだ言葉なんでしょうか・・・。
ミールの二人は帰るお客さんひとりひとりと言葉を交わしていました。こぢんまりとしていても、時には赤ちゃんや子どもが騒ぐことがあっても、演奏家と聴衆の距離が近くて、温かい。そんな雰囲気の中でリラックスして聴くクラシックは、確かに上流階級のものでもなく、敷居が高いこともなく、身近な音楽として私たちをいやしてくれるものだな、と実感しました。
■次の演奏会
7月16日(月・祝)15:00から
野の花館(高鍋町南高鍋)
入場料 1,000円
乳幼児同伴OK
ぜひお出かけください!
会場は高鍋町にある古い民家「野の花館」。江戸末期に高千穂町にあった民家を移築したそうで、土間と広い板間、縁側がある、なんだか懐かしくて落ち着ける空間。暑かったせいもあるのですが、広い庭にとんぼがたくさん飛び交っていて、ときどきサアッと雨が落ちてくる景色も楽しもうと、雨戸が全部開けてありました。
コンサートのテーマは「雨に寄せて」。ミールの二人が曲にまつわるエピソードなどを紹介しながら演奏が進んでいきます。
椅子に座って。板間に座布団を敷いて。赤ちゃんと一緒に―。30人ほどがみんな思い思いの姿勢で、耳を傾けていました。とてもリラックスした様子で、温かい雰囲気。子どもたちも間近で見る楽器やテクニックに興味しんしんの様子でした。
ドビュッシーの「沈める寺」「ダンス」、ショパンの「雨だれ」、ブラームスの「雨のうた」。仲がいい人による演奏は、普段聴くのと違って、うれしさも感動も倍増!あらためて、こんなに心に響く演奏をするすごい二人だったんだな、と感じました。ほかのお客さんも、優しい表情で大きな拍手を送っていました。
するとミールの二人がアンコール曲を披露。まず、私も大好きな「タイスの瞑想曲」。そして最後にクライスラーの「中国の太鼓」。どちらも素晴らしく、もっとたくさんの人に聞かせてあげたいと強く思いました。
帰るころにはすっかり地元の子どもたちと仲良くなって、一緒に写真を撮ったり、野の花館の庭になっているすももを食べたり。特にこの写真中央の男の子は小学校2年生なのに、すごくしっかりしていて、しかも話す言葉が大人びておもしろい!「~なわけですよね」「ボクが理解するには…」などなど。どこで学んだ言葉なんでしょうか・・・。
ミールの二人は帰るお客さんひとりひとりと言葉を交わしていました。こぢんまりとしていても、時には赤ちゃんや子どもが騒ぐことがあっても、演奏家と聴衆の距離が近くて、温かい。そんな雰囲気の中でリラックスして聴くクラシックは、確かに上流階級のものでもなく、敷居が高いこともなく、身近な音楽として私たちをいやしてくれるものだな、と実感しました。
■次の演奏会
7月16日(月・祝)15:00から
野の花館(高鍋町南高鍋)
入場料 1,000円
乳幼児同伴OK
ぜひお出かけください!