BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

2010年03月31日 | Weblog
去る者あれば、近づく者ある。


大切な友達数人が転勤で県外に飛び立って行きました。
そうしたら、
仲よしの我が弟が、東京→福岡に転勤!

距離が近くなってうれしい!

大学入学以来ずっと東京で生活してきて、友達もたくさんいてさぞ名残惜しいであろう~。
でも、昨年は期待していた異動がなくて、精神的に苦しんだようなので、とにかくはればれとよかったなあ、と思うばかり。

福岡に行く楽しみが増えました!ふふふ。

そして友達のみなさん。
奈良にも、大分にも、長崎にも行きますのでよろしく。

2010年03月30日 | Weblog
さわやかな快晴、思い立って朝から、かれこれ12年来の友達の美容室へ行ってきました。

懐の広い、あたたかい女性です。
何でも話せる。
何を話してもきっと受け止めてくれるし、大事なことをちゃんと言ってくれる。

後になって彼女からもらったメール。
「ゆかり姉(←私のこと)がどんな方向に進もうが、ゆかり姉が決めて、キラキラしていれば私はただただ嬉しいし、応援するまでです」


すごくうれしかった!
それに、驚いた!
だって、最近奈良に旅立った別の友達から、最近届いたメールが
「どちらを選んでも、ユカが幸せなら、それが一番なんだからね」だったから。


私の選択を、尊重してくれること。
へこんでるときに、笑い飛ばしてくれること。
いつも励まして、友達でいてくれること。

本当に友達にも、家族にも恵まれていて、幸せ者なんです、私。
あらためて、大切なことを実感できるいい春になったなあと実感。

私も、みんなが笑顔で過ごせる毎日を祈ってるよ!


そして、今日、敵が敵じゃなくなりました。友、とまではいかないけれど。
その人には驚くような意地悪を何度かされて嫌な思いをしましたが、その人も自分を守るために必死だったんだなぁ。ある意味、被害者でもあったんだな。
その辛さや、上司との関係の悪さが、その他の対人関係に影響したのでしょう。
涙ぐむ姿を見て、少しだけ、理解できるような気がしました。


そんなわけで。
私も。
私の家族も。
友達も。
仕事仲間も。
苦手な人も。
まだ会ったことのない人も。
みーーーんな。
幸せな気持ちで満たされる春になりますように!

お花見@自宅

2010年03月29日 | Weblog
いいお天気です。
おだやかで、明るくて、キラキラしています。
春のこんな日は、やっぱりお花見がしたい!

で、花見ランチ@自宅の庭です。

自宅は静かで、全然車の音とか近所の生活音とかが聞こえないんです。
鳥のさえずりと風のさらさらいう音ばかり。
気持ちいい~。

それに、両親の趣味でたくさんの木や花が植えられていて、本当にきれい。
先週は寺社の立派なお庭をたくさん見学して感動しましたが、
自宅の庭のような、人の手が加えられず自然のままにしてある部分もある庭もいいものです。ツツジやパンジーにまじって、野の花もたくさん咲いています。

それで、家から出たくなくなっちゃうんですね。
愛犬とふたり、芝生に座っておひるごはん。
それをじっと見ているふうの、毎年来るツバメちゃん夫婦もかわいい。
はー、幸せ~。
ここ3ヶ月の悩みやもやもやが取るに足りないことに思えて、すっきりと切り替えられそう。大丈夫、大丈夫。春が来たから。

最終日は買い物

2010年03月28日 | 
寺社仏閣めぐりは、これでおしまい。

2日目の夜は西大寺駅ちかくの近鉄百貨店で友達と夕食。
彼女とはしばらく会えないから、すごく寂しい気持ちでいっぱいに。でも、また来るからね~!と笑顔でお別れ。

最終日はお昼過ぎの飛行機で帰宮だったので、
ホテルを遅くチェックアウトしておみやげを買いに四条~三条を散策。
古い建物を見学させてもらったり、おいしいお菓子を試食して買ったり。

1月の旅とは違って、あまりたくさん計画をしていなかったから、気ままにのんびり。
次は夏かな。
大神神社、飛鳥・斑鳩に行きたいな!


写真は、初日に行った南禅寺の三門からの眺め。
桜もちらほら、いいお天気で、さわやかでした。

奈良へ

2010年03月28日 | 
2日目の午後は奈良へ。
今年2回目の奈良。友達が奈良で仕事をすることになったので、今年はあと1~2回は来られそう。楽しみ。


近鉄奈良駅で待ち合わせ。
バスに乗って、佐保路へ。
この時期限定で秘仏が公開されるお寺があり、今回の旅のメインイベントです。

まずは法華寺。
光明皇后がモデルといわれる十一面観音を拝観。赤い唇、優しいお顔、はすの葉とつぼみを模った光背。エキゾチックで、美しくて、見とれました。
仏頭や聖徳太子像もお参りできました(これらは通常も拝観可)。
境内のあちこちにはたくさんの花が植えられていて、やさしい雰囲気。この日は雨でとても寒かったけど、これが春の陽気の中だったら、ずーーーっといたいかも。


次は海龍王寺。
法華寺から200メートルくらいしか離れていません。
入り口は、申し訳ないけど荒れ寺といった雰囲気なんだけど、境内は静かで、素朴で、こぢんまりとしていて、とても居心地がいい!
秘仏の十一面観音は、金色が美しく残っていて、衣の模様もはっきり見られるし、優雅なお顔。相当美形です。こちらは、さっきのよりもずいぶん後、鎌倉時代の制作だとか。愛染明王なども近くで拝めます。

そしてここで、大発見!
なんと奉納されていたお酒のビンに巻かれた熨斗に、みうらじゅん氏の名前があるじゃないの!
そうだ、「見仏記4」に書いてあったわ。
このお寺がすごく好きで、ごろ寝したりして長い時間を過ごすって。

私の行くところ、すべてみうらさんの踏んだ道、ってことですね。むう。


それにしても奈良のお寺のいいところは、すぐそばまで近づいて拝観できること。
触れなければ、かなり近くまで寄っていいんです。秘仏でも。
これはちょっと驚きでしたね。
そして手を合わせたり、座ったり立ったりしながら眺めたり、ずいぶん長い時間を過ごすことができます。
それに、正直言って「秘仏公開」なんだから観光客・仏マニア殺到かと思いきや。私たちのほかに常時2~3人程度しかおらず。ゆっくり堪能できるのが、古都・奈良の魅力なんじゃないだろうか。
素晴らしいの一言。

月読神社

2010年03月28日 | 
松尾大社のそばにある、月読神社。

その名の通り、月読命がご祭神。
月読命は天照大神の弟です。
小さな境内には安産の石があったり、聖徳太子が祭られていたり(聖徳太子は月読命を崇敬していたらしい)。

雨の中、しんとした空気とともに手を合わせました。


京都の旅で嵐山に出掛ける方は多いと思うのですが、嵐山に近い、この桂~松尾エリアもすてきな場所がたくさんあって、おすすめ。
今回私が訪れた華厳寺、松尾大社、月読神社以外にも、通称“苔寺”の西芳寺(世界遺産。拝観は要事前申込)や桂離宮(こちらも要申込)、“竹の寺”と呼ばれる地蔵院もあります。
また行こうっと。

松尾大社

2010年03月28日 | Weblog
阪急嵐山線・松尾駅を出ると、目に飛び込んでくる大きな鳥居。
ここは京都最古の神社・松尾大社。
2回目の参拝。


4世紀ごろに、渡来系の秦氏がこの地域に住みついて、松尾山を仰ぎつつ開拓したそうです。701年に現在地に神殿が建てられて、明治時代の初めまで秦氏の子孫が代々神職を務められたそうな。平安遷都以来、「賀茂の厳神、松尾の猛神」と称され、崇められていたとか。

前日に下鴨神社(賀茂御祖神社)に行って、2日目にここにお参りしたのは偶然ですが、平安時代にとても重要とされた神社に続けて行けて、実に感慨深い。いまの自分に、とても大切なことだったのかも、と思いました。


前回は気付かなかったけど、霊験あらたかに見えるお山を背にしている神社ですね。恐れ多い感じがします。松尾山は12万坪もあるらしい…。
境内の雰囲気は、人が少ないせいもあって静か。この古さが心地いいです(平安神宮は色彩が鮮やか過ぎて、ちょっと疲れる)。

境内にはたくさんの杓子が。「すくわれる」という意味だそう。ありがたいわ。

酒樽がたくさんあるのも、圧巻。ここ、醸造の祖神とされていて、全国の酒造店のみなさんがお参りに来ることで有名。


実は熊本の祖父宅のそばにも「松尾神社」がありまして。
この松尾大社の分社なんです。祖父がよくお参りに行っていました。
縁を感じるなあ。






華厳寺

2010年03月27日 | 
鈴虫寺、と言うと「あれっ?聞いたことあるかも」という人が多いかもしれません。鈴虫寺は愛称、銀閣寺や金閣寺と同じ仲間の、華厳寺が正式名称です。
愛称の通り、一年中鳴いているスズムシと、願いをかなえてくれるワラジをはいたお地蔵さまで有名。

“願いがかなう”からこそ、若い女性のグループ(恋の願いね)や若い夫婦(子宝の願い)、学生さんの集団(修学旅行で立ち寄るらしい。やっぱり志望校合格願いかな)、老夫婦などなど、いつもたくさんの人が並んでいます。
200人くらい入れる境内で、お茶とお菓子をいただきながら聴くご住職の説法は、おもしろくて笑えます。お参りの仕方も丁寧に教えてくださるし。お寺でいいお話を聞くと、素直に体にしみこんでいくようです。結構笑うけどね。


実はもう、3~4回目の拝観。
今回は、前回いただいた厄除けのお札をお返しに、そしてお礼参りに訪れたわけです。


このお寺、お庭もすてきです。
いろんな種類の竹があって、こぢんまりとしていながら、優しくすがすがしい雰囲気に包まれています。お寺に似つかわしくないギャルの集団にもまれながら散策しました…。いいえ、ギャルでもいいんです。だれでも、仏様にお願いをし、救いを求めるのが本来の姿なんだから。

初日の夜は

2010年03月27日 | 
ひとり旅で唯一、ちょっとつまらなく感じるのは夜が長いこと。
ひとりで飲みに行ってもねえ…。

それで、下鴨神社参詣のあとは河原町あたりを散策しながら、夜食を探すことに。
結局、ホテルにわりと近い大丸さんの地下で、おいしそうなお惣菜やお菓子を購入。

18時ごろ、そうそうに部屋に引き揚げてのんびりモード。
ニュース見て。
日記をつけて。
お風呂に入浴剤を入れて、脚をマッサージしながらゆっくり温まって。
顔に美容液パックをし。
翌日のハードな観光に備えて10時就寝!


それにしても、結構ここちよいホテルでした。
ホテルマイステイズ京都四条。
部屋もベッドも広いし。できてまだ新しいので、きれい。
アメニティが歯磨きセット以外にないけれど、とくに必要ないから、この立地・値段を考えると、十分満足です。
次はちょっとリッチにモントレ京都か日航プリンセス京都に泊まってみたいわ。

下鴨神社

2010年03月26日 | 
正式名を賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)というそうな。葵祭りで有名ね。
ずっと行ってみたかった神社です。
祭神は玉依姫命(鵜戸神宮の玉依姫とは別人のようです)。創建は紀元前90年ごろとも言われているらしい!古い!恐れ多い!


さわやかな青空の下、参道・糺の森を歩いて、境内へ。
澄んだ気が体に入ってくる感じ。

河合社という、鴨長明ゆかりのお社にもお参りし。
相生社という、縁結びで有名なお社にもお参りし。
(ここは連理の賢木という、2本の木が途中でくっついて1本になっている木がある。お参りの仕方は、絵馬に願い事を書いて、女性は右から3回まわる。まわるごとに正面に来たら、絵馬をかざしてお願いをして、3回まわり終わったら絵馬をかけるのが正式らしい)
相生社のそばで、今日が結婚式というすてきなカップルの写真撮影をやっていました。花嫁さんは豪華ですてきな引き振袖を着ていて、とってもかわいかった!おお。あやかりたい。


どっしりとした、落ち着いた雰囲気で、なるほどパワースポットと言われるのも分かる気がするなあ。
最近の自分を振り返って反省しました。そしてお願いばっかりじゃなくて、日ごろ無事に生活を送れていることや、優しい家族・友達に恵まれていることのお礼を述べてきました。


何百年も、日本に住まう人たちがこうして神社仏閣にお参りする習慣が続いているのは、こういうことなんだなと実感。自分のことはもちろんだけど、大切な人の幸せを祈ったり、幸せな日々に対して感謝をしたり、反省したり、気持ちを新たにしたり。
そういう心の整理を、素直にできる場所なんだなあ。