BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

当たった☆

2012年02月28日 | Weblog
応募したのをすっかり忘れていましたが、当たりました。



集英社「しゃばけ」シリーズ特製竹しおりセット!

確か、「しゃばけ」シリーズ文庫新刊の「ころころろ」(畠中恵 著)の帯についていたクーポン1枚をはがきに貼って応募したような記憶が・・・ぼんやりと。

この1年、ちょっとした懸賞に当たります。化粧品サンプルとか商品券とか。ふふふ。

さあ、宝くじよ、当たってくれたまえ!

ところで、集英社文庫は私が持っている文庫本の半数近くを占めています。

表紙カバーについている三角のマークを貼ってキャラクター商品(パンダ)の応募をする「YONDA?」キャンペーンも、いつか出そうと応募用紙が封筒にまで入れてありますが、まだ出していません。集英社文庫が増え続けるから、どんどん三角マークが増えるんだもん。

書類

2012年02月26日 | Weblog
書類と縁があった(?)一週間でした。

・確定申告
 よし、e-taxをやってみようと思い、国税庁のHPにアクセス。
 カンタンです。計算してくれるし。
 ただ、住基カードを読み取るカードリーダーを持っていないので、
 結局、作成した書類を印刷して郵送するという・・・
 便利なんだかよく分からなかった(笑)
 カリーノの確定申告会場は平日でも混んでいるそうなので(父・談)
 時間短縮には自宅で作業した方がいいかもしれませんね。


・卒業証明書交付申請
 ちょっと必要になって、申請書を作成・送付。
 出身校の大阪外国語大学が大阪大学に統合されたので、
 申請手続きがめんどうなことになっているんじゃないか!?と思いましたが、
 大阪大学外国語学部となっている箕面キャンパスに申請書等を郵送すればOKとのことで
 スムーズでした。
 卒業以来、行ってないな~。
 関西によく行くので、大阪大学のそばを通り過ぎることは多いのですが。


・リスト作成
 友達とある企画をやってみたくて、ざっくりとした企画書みたいなものを作成。
 久しぶりに脳みそが活性してめっちゃ楽しかった!

 それから、年に1、2回書くのだけれど、「やりたいことリスト」の作成。
 仕事でやってみたいこととか、
 ○○に旅行に行きたい!とか
 ○○の話を聴いてみたい!とか
 思いつくものをとにかく書く。
 実現可能かどうかは別にして、それをするのに理想的な場所とか、だれとしたいかも書く。
 さらに、それをしているとき自分がどんな気持ちで、どんな表情かも想像して書く。

 これ、かなり楽しいです。
 2年くらいやっているんだけど、案外、実現できたものがあります。
 書いて、それを目にして、自己暗示っていうのもあるかもしれませんし、
 書いたことを口にしたり、情報を仕入れるアンテナを立てたりすると
 周りに情報や人が集まる、というのもあるかもしれません。

ほかにももろもろ、現実的~なシビア~な書類も作成しました。

ペンだこができそう。





  

あうん

2012年02月14日 | FOOD
高校時代からのお友達と、宮崎市霧島の「あうん」で会いました。


これは1050円のランチ。
天ぷら(えび、なす他)・カンパチとマグロのお刺身・ふろふき大根・海老しんじょ・春雨のすき煮・なすの揚げ出し・ごはん・お味噌汁。食後にバニラアイスとコーヒー。

ひと品ひと品は少なめですが、お腹いっぱいになりましたよ。

予約をしていたせいか、個室で気兼ねなくゆっくり過ごせたのもよかった!

話が弾みました。

彼女とは年末に会って以来でしたが、

わずか1か月半の間にいろんな変化、それも大きな変化が起こっていて

すごくアクティブに行動しているのに感嘆しました。

彼女にとっては人生の大きな転換期なのでしょう。

とってもすてきな女性なので、ぜひともハッピーになってほしいです☆

そういう彼女を見てちょっと焦る自分もいますが、私も頑張らなきゃという気持ちももらえました。

前向きな話もできたし・・・近い将来、一緒に何かできたら、と思います。

想像するとワクワク!


実を言うとここ数日は、情けない自分を厳しく責める、おちこむ日々が続いています。

迷う自分、行動できない・しない自分、変化を望みながら変化を恐れもする自分、家族や友人の心配や励ましを知りながらこたえられない自分・・・そのだめさ加減に、くやしくて涙する始末です。

そして泣いてもなんにもならないのに泣いてしまう自分をまた律する。

というところをグルグルまわっているような。

人って、仕事があってもなくても、家庭を持っていても持っていなくても、何歳になっても、悩み迷うものなんですね~。ぐるぐるぐる・・・。

そうだった、そんなとき有効なのが深呼吸、瞑想、ヨガでした。

気を入れ替えて、顔を上げよう。








素朴でするどい疑問

2012年02月12日 | Weblog
先日、東寺を訪れたときのこと。

講堂で立体曼荼羅を見た後に、金堂を拝観したのです。

金堂には東寺のご本尊・薬師如来とその脇侍・日光&月光菩薩、そして眷属である十二神将がいらっしゃいます。
(※如来・菩薩・天部の組み合わせは基本的に決まりがあります。チームワークで衆生を導き救うのです!)


連れが「真言宗って、大日如来の教えでしょ。なのになんで本尊が薬師如来なの?」と。

うーん、するどい!

確かに、なんでだろうか。なんで本尊は大日如来じゃないんだろう。

その場で私がたてた仮説

 創建当時(平安時代)は祟りや自然災害、飢饉、病で人々は貴賤を問わず苦しんでいた
   ↓
 現世で人々をあまねく救う薬師如来が必要とされたのではないか
  
 さらに、官営で鎮護国家としての役割を担う寺であるので、上記の意味が強く込められたのではないか

粉雪が舞う中、ふたりでうなりながら論議したのでありました。


最近、本やネットで調べてみたところ・・・

真言宗の寺院の本尊が薬師如来というのはけっこう多いらしいのです。

理由としては、

 「真言宗では、

 すべての仏は宇宙の真理の象徴であり、大日如来が姿を変えたものとする観念があるからだろう。

 本尊として薬師如来だけでなく釈迦如来や不動明王を置く寺院もある」とのこと。 

む~、そうか。納得できたような、そうでないような。


余談ですが「薬師如来」と言えば、

人々を病から救い、寿命を延ばし、災いを滅し、衣食住を満たしてくれるという、

現世利益を与えてくれるありがた~い仏様ということで

奈良時代から現代まで、日本で最も信仰されてきた仏様のひとつですよね。

(ちなみに南九州にかなり多い浄土真宗の本尊は阿弥陀如来。極楽往生へ導いてくれる。)


どうしてそのお寺の本尊がその仏様になったのか・・・

今後の見仏の調査テーマが増えました。ふふふ。


' cafe' Lilian

2012年02月11日 | Weblog
神宮にあるすてきな美容室Lilianで開催されたイベントに足を運びました。

LilianのWEBサイトはこちら

ピアノとヴァイオリンのデュオによる演奏+バレンタインにちなんでチョコアイスやチョコパン、生チョコ、ホットチョコレートをいただきながらの歓談というイベントでした。

演奏は、耳慣れたクラシック曲シューマンの「トロイメライ」、ドビュッシーの「月の光」、バッハの「G線上のアリア」や、映画音楽からモリコーネの「ニューシネマパラダイス」「愛のテーマ」などなど。それから、オリジナル曲「祈り」も披露されました。


「月の光」は高校生のときから、ことあるごとに聴く大好きな曲です。

それから、モリコーネの「愛のテーマ」は思い出の1曲。じーんとしました。


ホールではないので音響がいまひとつで、残響の余韻にひたることはできませんでしたが、

ピアノの流れるような優しい音とヴァイオリンの暖かみのある響きがここちよく、

また演奏の間に挟まれたおふたりのトークからは、優しい人柄が感じられて

とてもいい空間でした。

実はちょっと落ち込んでいたので、心に栄養をもらった感じ。感謝です!



演奏後にはおふたりとお話もできたし、

チョコづくしでお腹もいっぱい。


誘ってくださったなべくらさん、本当にありがとうございました~。


この時間、くつろぎながら、あたたかい心持ちで思ったのは、

美しいもの、人の笑顔につながるもの、頑張っている人たちを応援すること

やっぱり、そういうことにかかわる仕事がしたいな、ということ。

気持ちを切り替えて、少しずつ前進して行きたいと思いました。

かぜ

2012年02月06日 | Weblog
あの寒い京都ですら元気に過ごしたのに、宮崎で風邪をひくなんて!

この冬いちばんの冷え込みの日ではありましたが。

周りに風邪ひきさんもおらず、思い当たることと言えばちょっと買い物に出かけたくらい。

人ごみでもなかったのですが・・・油断したかな。

軽い鼻かぜ+頭痛で、3日間じっと寝ていたらずいぶんよくなりました。

熱も出ず、のども痛くならず。

油断大敵、今日・明日のうちに治すぞ!と気合いを入れて横になっています(笑)

風邪をひいて気付いたこと。

それは、食べたいものがはっきり自覚できること。

日ごろは割となんでもいいんですね。好き嫌いはそんなにないし、

かと言って「どうしても今日はこれを食べたい」というほど食に対する執着がない。

でも今回は自覚しました。食べたいものと、食べたくないもの。

食べたいものは、不思議と、普段ほとんど食べないものでした。

  ヨーグルト、果物(りんご、みかん、いちご)、野菜の浅漬け

食べたくないものは、いつも好んで食べているものでした。

  ごはん、煮物、麺類、肉・魚

こうやってバランスをとっているのかなあ~。

身体が欲しているものをはっきり感じて食べていることを自覚したのは、初めて。

身体っておもしろいなあ、としみじみ思った3日間でした。

 


冬の京都6 東寺

2012年02月01日 | 
教王護国寺、通称「東寺」・・・何度足を運んでいることでしょうか。

今回は「冬の特別公開」で五重塔初層内部と観智院が公開されていて、

五重塔内部はまだ拝観したことがなかったので、粉雪が舞う中、うきうきと訪れました。

五重塔は徳川家光による再建。

何度も火災で焼失したのだそうです(地震による倒壊はないらしい。すごい建築技術!)。

高さ55メートル、国内最高の木造の塔。京都のシンボルでもありますよね。

内部は・・・極彩色!きらびやかで鮮やかなところが、さすが密教ですね!!

中心にある柱が大日如来に見立てられ、その周辺に金ぴかの金剛界四仏の像が置かれています。

壁には、密教をインドから中国を経て日本に伝えた8人の祖師の姿が描かれています。

 ・龍猛(りゅうみょう)菩薩  インド人。「金剛頂経」を流布させた
 ・龍智(りゅうち)阿闍梨   インド人。800歳生きたとされる
 ・金剛智(こんごうち)三蔵  インド人。密教をインドから中国に伝えた
 ・不空(ふくう)三蔵     中国人。経典を中国語に翻訳
 ・善無畏(ぜんむい)三蔵   インド人。「大日経」をインドから中国に伝えた
 ・一行(いちぎょう)禅師   中国人。経典を中国語に翻訳
 ・恵果(けいか)和尚     中国人。密教を空海に伝授
 ・空海            唐から日本に密教を持ち帰り、流布させた

金剛智三蔵からは実在した人物と言われています。


・・・と、こんなうんちくを嬉々としてしゃべる私に、連れが苦笑しておりましたが、

途中で「そんな真実かどうか信じがたい伝来の経緯を空海から伝えられた当時の天皇家は、

すんなり信じたかなあ? いくら祟りに悩まされていたからって、アヤシイと思わなかったのかなあ?」

などと、するどいツッコミを投げかけ、ふたりで議論になりました(笑)

通常公開中の食堂、金堂、講堂でもじっくり見仏。

きゃぁ☆お久しぶりにお目にかかります、帝釈天殿~。ご機嫌麗しう~。

そして勝手に自分の守り神だと思っている持国天にもごあいさつ。

いつ会っても、勇ましくかっこいいですねー。


そして2度目の拝観、観智院。

東寺の塔頭のひとつです。

すぐそばに名門・洛南高校があり、生徒さんたちがこの寒い中、ランニングを頑張っておりました。

がんばれ、若者よ~!

観智院には、空海が唐留学に向かう船旅での逸話を元に作られた庭園があり、

水神としての「龍」に見立てた石組みがありました。

書院造りの座敷や、千利休以前に立てられたという茶室(茶道確立前なので、今と造りが違う)も見学し、

そうです、メインの見仏は五大虚空蔵菩薩坐像&愛染明王!!!

虚空蔵菩薩は平安時代に中国から渡ってきたものだそうで、

それぞれガルーダ(東南アジアに伝わる鳥の姿の神)、クジャク、馬、象、獅子の背に乗っています。

凹凸の少ない細面の顔に、あまり表情がうかがえない目元・口元。肉感のない体つき。

百済観音にすこし似ています。

日本で造られた仏像でないことが一目瞭然なのです。

そして愛染明王は、江戸時代の作だそうですが、赤黒い体躯にきらりと輝く玉眼がなまめかしく、

迫力のある強面ながら、どことなく優しさを感じる仏像。

じいっと見つめていると、いいんだよ、大丈夫だよ、と言ってくれているような・・・(妄想)。

ここでも座敷に座って、ガイドさんとじっくりお話しし、

お寺のお話以外にも京都情報まで聞くことができました。ありがとうございました!

春・秋にだけ公開される宝物館もスバラシイです。みなさんも、ぜひ。


☆東寺の公式サイト(すてきですよ)はコチラ