海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

新日向市駅 彰国社 日本図書館協会選定図書に

2009年07月09日 16時10分10秒 | まちづくり・ボランティア


新日向市駅

4月に発行した「新日向市駅」彰国社が、日本図書館協会選定図書に選定されました。

選定図書とは、全国の各種の図書館・読書施設が、図書を選定、購入するときの参考となるように、日本図書館協会の図書選定委員会(その主題の専門家約 50名に委嘱)によって、選ばれる。日本図書館協会によると、毎年、全新刊出版点数の平均15%が選ばれるという。2001年のデータでは、 52,567冊の新刊本の内、8,058冊(15.3%)しか選定図書に選ばれなかったという狭き門だそうです。

良い本ですから、是非、お近くの図書館にリクエストしてください。


日本サムスン㈱の研修 弊社の現場見学

2009年07月08日 22時49分29秒 | まちづくり・ボランティア


サムスンが公募して選抜されたデザイン系の学生さんの研修で弊社の現場を見学してもらいました。



次の日は、この材料を作ったところ、加工したところに行きます。



この金物が特注の金物です。



宮崎の杉がこのように使われていること知っていただければ、幸いです。


日本サムスン㈱の研修

2009年07月07日 19時07分46秒 | まちづくり・ボランティア
日本サムスン㈱の合宿が日向であった。

サムスンと言う会社は、本当に人を大切にする会社だということが、社員の方からも良くわかる。



日向の合宿の仕上げは、「とんちゃん」カウンターの席には、入りきれずに道端まで…。

そこで学生さんが自分でデザインしたTシャツでワイワイやっていた。

50作品くらいあるそうだ。

「全部、時系列に並べて、個展ができるよ」と言ったが、なかなかのアイデアマンだった。

失礼!

なかなかのTシャツデザイナーだ。

大学生の研修に

2009年07月05日 17時52分39秒 | まちづくり・ボランティア
韓国の企業ですが、サムスンのデザイナーの方から研修のアレンジを依頼されました。

海杉の知人Wさんからの頼みですから断るわけにはいきません。と言うか、ようこそ、選んでいただきました。

サムスンは、デザインを志す大学生を支援しているようで研修もその一環だそうです。

今回訪問されるメンバーは、日本サムスンデザインセンターがデザインを学ぶ学生と毎年行っている恒例のプロジェクト「SAMSUNG Global Design Project 2009 」の合宿に参加する学生と、プロジェクトを指導している同社メンバー。メンバーは大学生6名、サムスンの社員3名で、男性6名、女性3名。


テーマ
デザインするテーマは「愛着について」。これからの私たちの生活の中で私たちはどんなものに愛着を持って生活していきたいのか?それに対して人は企業は社会は何をすべきなのかをデザイナーの視点から提案したい。今回は提案先がサムスン電子なので、デザインするものは電子関連の製品やサービスになるが、最初からあまり具体的な電子機器のデザインを考えるのではなく、これからの社会が元気になるためにデザインに何ができるか考え、その大枠の考えの中で具体的な電子関連の製品やサービスのデザインをしたい。8月末まで、この6名のメンバーで力を合わせていろんなことに取り組む。

なかなか前向きな会社ですね。

短い時間ですが、海杉の建設中の建物も見ていただこうと考えています。

木材と物流

2009年07月04日 15時19分11秒 | 木材


弊社で製作した鳥居を関東へ運ぶ。

どうだろう。総重量350kgだろうか?

今日、運送屋さんが来て、みてもらった

大きさに驚いたみたいだが、何とか運んでもらうことになりそうだ。やはりその道のプロだろう。

運送屋さんの話だと取り扱い高が少なくなっているそうだ。

景気のせいもあるが、木材の物流システムをもう一度見直さないと生き残れない。

平成2年の物流2法で、4万社あった運送会社が6万社に増えたそうだ。淘汰の時代だ。

生き残るためには、何でもしなければ、ならない。

トラックによる交通事故を減らす。CO2の排出を削減する。さまざまな問題を解決するためにJRは、新幹線の路線に貨物を考えているそうだ。

そうなると関東と関西を結ぶ大動脈は、トラックでは、太刀打ちできなくなるだろう。リニアができること前提なのだろうけれど…。

建築 特殊金物 脚部

2009年07月03日 07時50分17秒 | 建築関連


現在、工事が進行中の「HOUSE GTY」の柱の脚部金物だ。

小澤丈夫氏の作品には、構造でVの字がみられる。「延岡ホテル」にもコンクリートのV柱がある。

「HOUSE GTY」も木では、あるが、V柱がある。その金物がこのような形になっている。この金物は、実際に製作するにあたってのモックアップだ。

大阪の構造設計家に模型を送り、アドバイスを受けた。



溶接の部分の指摘を受けた。

全てがそうであるとは言わないが、建築家が設計した建物の施工では、図面、模型、検討と実施するまでに通常の建築では行なわないようなこともやらなければならない。多くの施工会社は、めんどくさいのか、やりたがらない。でも、海杉は、こんな仕事が大好きだ。

海杉自身、アトリエ系の建築家の作品をいくつか施工させていただいた。その建築家の代表作となる作品であったりすると施工屋、冥利につきる。

楽しいし、とにかくワクワクするのだ。

今、現場で「HOUSE GTY」担当のN君は、緊張感のあるいい仕事をしてくれている。

建築金物

2009年07月02日 20時16分08秒 | 建築関連


コレが、今回の新築に使う特殊金物の実物大の模型だ。



基礎が出来上がり、いよいよ、上棟となるが、はじめに、足場を架け、金物をセットしなければならない。

特殊金物は、亜鉛めっきされたもので、今日出来上がる。

この建物にも早くも注目が集まるだろう。

東京や大阪から見学者が来るだろう。そんなすごい建物だから!!

担当のN君も気がぬけない日々が当分続く。

頑張れ!!

地域材利用開発支援事業

2009年07月01日 07時16分11秒 | 木材
今年の目玉の補助事業で10分の10という画期的なものだったが、自己負担が入るかもしれないと言われ、ちょっとがっかり。

まあ、それは前提とせず、プレゼンテーションに臨んだ。

持ち時間は10分。

お題は「大和葺き」だ。

分かりやすく説明すると木製の瓦「大和葺き」を製品化したいということだ。

この製品が世に出れば、日本の建築のファサードが一気に変化する恐ろしい製品なのだが、プレゼンでは、あまり、強調せず、淡々と読んだ。

原稿を書いて10分きっかりに読み上げた。

この製品は、理解してくれる設計者がいれば、一気に広がるだろう。

建築家で難波和彦氏の仕事を20数年前にしたとき、ガルバ材を用いて外壁から屋根まで銀、銀にした家を建築した。

新進気鋭の住宅作家たちは、ここぞとばかりに使っているが、難波氏がその走りだったと記憶している。

そんな、ポストガルバ材の材料が、「大和葺き」だ。外装が、屋根、外壁、建具と全て木製になる日も近いかもしれない。

町並みで全て木製に統一された建築群は、ある意味すごい吸引力があるだろう。