海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

地域材利用開発支援事業

2009年07月01日 07時16分11秒 | 木材
今年の目玉の補助事業で10分の10という画期的なものだったが、自己負担が入るかもしれないと言われ、ちょっとがっかり。

まあ、それは前提とせず、プレゼンテーションに臨んだ。

持ち時間は10分。

お題は「大和葺き」だ。

分かりやすく説明すると木製の瓦「大和葺き」を製品化したいということだ。

この製品が世に出れば、日本の建築のファサードが一気に変化する恐ろしい製品なのだが、プレゼンでは、あまり、強調せず、淡々と読んだ。

原稿を書いて10分きっかりに読み上げた。

この製品は、理解してくれる設計者がいれば、一気に広がるだろう。

建築家で難波和彦氏の仕事を20数年前にしたとき、ガルバ材を用いて外壁から屋根まで銀、銀にした家を建築した。

新進気鋭の住宅作家たちは、ここぞとばかりに使っているが、難波氏がその走りだったと記憶している。

そんな、ポストガルバ材の材料が、「大和葺き」だ。外装が、屋根、外壁、建具と全て木製になる日も近いかもしれない。

町並みで全て木製に統一された建築群は、ある意味すごい吸引力があるだろう。