海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

日本一の肉牛・種牛の秘密

2007年12月20日 08時49分07秒 | 地元のこと
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20071014039.html

宮崎県の牛さんが日本一の栄冠に耀いた。「第九回全国和牛能力共進会」は、14日、グランドチャンピオン内閣総理大臣賞の種牛と肉牛の2部門に、いずれも宮崎県産が選ばれた。

生産者の努力はもとより、多くの人たちの技術力の支援があったに違いない。


海杉は、この牛さんの住処にも注目したい。宮崎県は、地元の杉材を使った牛舎に補助金をだしている。この牛舎が、日光も良くあたり、快適な環境を生み出す。宮崎の牛の敷き藁は、稲わらが多く用いられるが、ウッドチップ(バーク材)なども多用される。諸塚の牛さんは、杉山に放牧されるそうだ。

近頃は、飼料にバーク材を混ぜて、ダイエット飼料なるものも開発されているそうだ。

林業県ならではの取り組みが、畜産県のベースになりつつある。

東大名誉教授の有馬氏によると木箱のマウスとコンクリート箱のマウス、鉄箱のマウスでは、断然、木箱のマウスが長生きしたそうだ。子どもを育てる環境でもその差は、歴然としたもので、木造の牛舎がどれだけ、牛に良い環境かは、牛に聞かなくても判るはずだ。

牛の柵は、弥良来杉の出番だろう。通常は、栗の木を使う。糞尿や水分に弱い木だとすぐに腐ってしまうからだ。その点、弥良来杉は、無公害だし、腐る心配がない。柵の入り口は、開けておいて、手前に杭を並べて打ち込むだけで、牛は、出ない。牛は、くの字に背骨を曲げて通ることをしないそうだ。
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