海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

海野建設株式会社???

2007年12月09日 12時57分38秒 | 建築関連
海杉の仕事を紹介

海野建設の仕事は、主に土木・建築です。
最近、仕事が減っています。公共工事の減少が、一番の原因ですが、海杉が、あまり、営業をしていないことが本当の原因だと思って反省しています。

宮崎県の入札制度が大きく変わっています。これは、地元の業者には、大変なことです。物事の考え方が変わると言うことは、会社の組織自体も換えなければならなくなりました。

そこで、多くの建設会社は、民間の工事を受注しようと考えるのですが、土木は、ほとんど民間の工事はありません。やはり民間の工事の主力は、建築です。

我が社は、建築も出来ます。この点が実は大きいのです。フットワークの良い建設業者は、少ないのでさまざまな依頼が我が社には来ます。

例えば、「タイルの下地に超高強度のセメントを使いたい」と言う依頼がありました。普通の市販タイルを歩道で使うという話です。ここのポイントは、コンクリートとタイルの間に空気を入れないことと「超高強度のセメント」は、どこにあるのかということですね。

タイルとコンクリートが一体になれば、コンクリートと同等の強度が得られます。上手くいけば、歩車道に鮮やかなタイルが出来るでしょう。

今は、昔と違って石を薄く切る技術も開発されています。大きな薄い御影石コンクリートの躯体に貼り付けられれば、価格も安い大きなものもできるでしょう。ここでのポイントは目地をどこに持ってくるか、どのようにすれば、コンクリートと御影石を一体に施工できるかと言う点です。

噂が噂を呼んで、屋外木部にタイルを張るにはと言う質問と見積が来ました。屋外の木製の塀にタイル貼る話です。

実験とか、試作の依頼は、結構あります。この手の見積は好きです。人のやらない仕事は、楽しくて仕方がありません。でも、これは、あまり、会社の儲けにならない見たいです。きちんと見積をしているつもりですが、見積になかった点がたくさんでてきます。しかし、やる以上は、満足できる成果を残したいと我が社では進んで行なっています。いつか、この経験が仕事につながるからです。

以前、話題になった、グッドデザイン賞受賞 グリーンベンチ工法の施工実験も我が社でやらせてもらいました。

これは、海野建設が木も鉄もコンクリートもほとんど気にしない点にあります。一番大切なことは、さまざまな分野の会社と良いお付き合いをさせていただいている点です。ちょっとの無理を快く利いて頂ける点は、信頼関係ですね。有り難いことです。

写真は、日向市の駅舎キャノピーの工事です。組み立て施工を当社で行なっています。10年近くこの計画に何かと参加させていただいて、初めて海野建設として依頼を受けました。