海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

現場見学会

2009年08月13日 00時59分02秒 | 建築関連


現在、弊社が施工中の建物で構造見学会があった。



「あった」?

実は、コノ見学会は、弊社主催ではなく、地元の建築士会の主催で行われたもので、弊社や設計の建築家は、協力と言う形だった。

この建物で使用されたヒノキの集成材は、県内第一号の新製品だ。とは言っても、県外ではヒット商品でその評価はかなり高く全国レベルで人気の製品なのだ。日南の集成材メーカーの方にも協力していただいた。



海杉が、特に印象に残った言葉が、建築家である小澤氏が見学後のセミナーで「数年前に延岡の地でホテルを設計した際は、地元で反応がなかったのに・・・。(ホテルを)施工した会社が大手のゼネコンだったから?」と言う言葉だ。

弊社にとっては、ありがたい言葉だ。しかし、今回の反応は、あのホテルがあったからこそ、地元の建築関係者から注目を浴びているのだと考える。それだけ、インパクトのあるホテルデザインだ。

悲しいことに建築家は、実際に作品を作らなければ、評価されない。施工会社である弊社も同じことだ。弊社の施工技術が世界的な建築家たちから評価されても、技術生かすためには、実際に施工しなければならない。机上の空論では、意味がないのだ。

とは言っても、営業のように宣伝することは、海杉のポリシーに反する。今回は、ある意味意義のある見学会だったと思うし、それだけ注目を集めている素晴らしい建物だと言うことには間違いない。


コメント (2)
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