海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

育成型入札制度 2

2008年12月25日 21時44分07秒 | 建築関連
結構、調子が良いのでまた書きますね。

入札制度の改革のポイントは、いったいなんだったのでしょう?

おさらいです。

公共工事は、その発注をめぐり、贈収賄などの不正行為が後を絶たない状況でした。そこで、入札の透明性・競争性・公平性を向上させるための改革でした。

インターネットによる入札は、透明性を飛躍的に高めました。指名競争入札から一般競争入札も資格さえ合えば誰でも参加できる公平性を確保できたのです。

しかし、競争性に歯止めが掛からず、低入札・価格競争(設定していた最低落札価格で落札)になってしまったのです。

当初、マスコミなどは、安い価格で落札し、今までの積算や予算が不当に高く設定しているような報道をしていました。しかし、地方の有力建設会社が次々と倒産していくく状況と中山間地域での雇用の確保や災害等の初動力などを失ってしまい、代替企業がない状況も浮き彫りになってきました。適正な価格での落札をするために新しい入札制度を模索しています。

そのひとつが、育成型入札制度です。

どこかの自治体の制度の焼き直しが多いのです。

既成の名前(育成型入札制度)に頼るのではなく、やってみようかなあと思わせるネーミングがほしいところです。例えば「自立支援型入札制度」と言う制度は、どうでしょう。

公共工事にばかり頼っているから、悪しき習慣が蔓延ってしまったのです。公共工事だけでない自立を目指す建設業が優位に落札できる制度にしたらどうでしょう。

経営コンサルタントの先生と話をした時に建設業の方は、まったく考えないし、アイデアをだしても、動こうとしないそうで「建設業はダメです」とレッテルを貼っていました。

地域主義的=閉鎖的な修正制度よりも前向きな制度だと思います。生き残る建設業は、自立を何にすべきか考える企業ではないでしょうか!!

カッコの良いことばかり言っていますが、海野建設はまだまだ、ダメですね。がんばらないと!!


育成型入札制度

2008年12月25日 20時57分26秒 | 建築関連
育成型入札制度とは、宮崎県内の建設業の受注機会の確保、雇用の維持を目的としています。

いろいろなやり方があるのですね。

今日は、この制度についての説明会に行ってきました。135社対象の説明会だそうですが、30社くらいでした。

県のネコの目制度についていけないというのが本音でしょう。来年、5件発注するそうです。大切な説明会に来ていないということは、あまり、興味がない、諦めているということなのでしょうか?

いくつか、意見を述べさせていただきます。

小さな建設業を救おうとこの入札制度ができた状況はわかりますが、このことをきちんと説明してくれる専門の方がいません。はじめに、協会や組合に出かけて話をすべきでした。

建設業の団体は、ほとんどがAクラス、特Aクラスの会社のためにあるようなもので小さな会社には、上手く伝わらないのです。(県の方は、その辺がわからないようです)

建設業協会に加盟している弊社でさえ、FAX1枚で事前の説明はまったくありませんでした。

制度自体に目新しさや宮崎独自という工夫がなかったように思えます。この判断は、様々なところで話をしていますが、ひとつは、マスコミのフィルターに引っかからなかったということです。

海杉は、判断材料にマスコミの嗅覚を置いています。まあ、事前のこの状況は、仕方がないことと思います。仕掛けができない行政のつらいところがあります。良い制度も悪い制度も同じ扱いにするのです。建設業は、日陰者扱いのような気がしました。

小さな建設業の方が数は多いし、その影響は、計り知れないのですが、日々の仕事の方が優先で情報収集には、疎いのです。

もう一度言います。そんな余裕がこのクラスの企業にはないのです。

135社対象で5件の発注では、状況はよく見えないと思います。と言うのも県の土木事務所のエリアが旧市町村で1市2町5村、現在が1市2町2村5件がそれぞれにあるとは言えないもどかしさがありますね。海杉が、担当なら、「必ず、ひとつは、エリアにだすので、1度チャレンジして欲しい」と言いますね。

最後に、肝心なことですが、このくらいの下駄では、あまり意味がないように思えました。1点で9000円だそうで、この制度で他のエリアの参入が防げるようにも思えませんね。というか、他のエリアからこの2000万円以下の工事で低価格で落札して上手く行くはずがないように思えます。昔からこの価格帯は、利幅の少ないところでしたから・・・。


ブログのコメント 派遣切り

2008年12月25日 06時28分46秒 | ビジネス
ブログにコメントがいただけると嬉しいものですね。

逢って話をすると「ブログ毎日読んでます」とかなりの方に言われるのですが…。
コメントをいただけるのとちょっと違います。

コメントありがとうございます。

まあ、独断と偏見に満ち溢れたブログですが、そんなのものです「ブログ」ですから!!

さて、本題ですが、今の製造業の人員削減は、この金融不況を予想しての手法だったと思ってもいいですね。

安くていつでも切れる雇用関係は、経営者にとって都合の良い安全弁ですね。