海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

正念場の雇用対策!

2008年12月19日 17時31分16秒 | 経済・社会
リストラ、失業、解雇、派遣者切など新聞だけでも見ても状況が一変した。

5年前に大分のワークショップで起業家セミナーを受けたときのアイデアだ。20年前現場監督時代に考えた多能工育成プログラムの応用だ。

5年前のセミナーでは、失業者に訓練と住居を一度に賄えるシステム作りを提案した。

住まいのない失業者やホームレスに土地と材料を提供して自宅を作ってもらう。

もちろん、講師はつける。

設計図は、こちらで用意する。あくまでも多能工を養成するスクールだ。

今のワークスクールは、どうしても専門的になりやすい。そうなると就職先がうまく見つからない。そこで木造住宅を一軒作らせるのだ。

基礎工、大工、屋根工、左官、建具など水道、設備もすべて一人でやるプログラムだ。一つ一つは実は難しくない。

完成すれば、自分の住居として、もらえるシステムとなっている。

定住先が見つかれば、何か仕事ができる。家を一軒作った実績もある。

何もかも自分で作るのだから時間が掛かるが、学ぶ時間だ。問題はない。

自治体は、定住者が増えるし、多能工から3kと呼ばれる建設業に職人になる道が開ける。

地元で建材は売れるし、一番は、失業対策ができる点だ。

まだ上級を学ぼうと考えると自分の造った家を転売して、さらに大きな家を作ることも可能だ。

このシステムのポイントは、必ず木造であると多能工養成であるということ。

6ヶ月で実践で学ぶのだ。

技術さえ身に付ければ・・・・。

過疎に悩む自治体にとっては、定住政策にもなる。多能工だから、どんなことでもできる。

施設を作らなくて講師だけいればすむ。この講師の育成が難しいのだが、理論ではなく実践的な方の方が良いだろう。

かなりハードな訓練だろうが、三方良の雇用対策だ。

もっと詳しく聞きたい人!はいるだろうか。