海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

まずは、雇用対策だ!! 海杉流

2008年12月12日 21時21分48秒 | 経済・社会
政府から雇用対策が出てきた。

「陳腐」の一言。

雇用対策の基本は、一時しのぎでは、だめだと言うことがまだわかっていないようだ。

雇用する側と雇用される側の両方の意見を聞いているとどちらも立てる曖昧な制度しか出来ない。この際、まったく無視をするのだ。

過去の日本が雇用対策や不況対策をどのようにしたか。もう一度見直すのも良いかもしれない。真似しろとは言わない。しかし、海外移住や地下資源の確保、近隣の植民地化など国内で処理できない問題(不況)を自国以外の国に求めた事例を良く検証しなければならない。このようなときだからこそ。

自国の都合で他国を侵略したこと国民自体が認識しなければならない。

しかし、行うことは同じだ。自国の領土内で雇用を創出し、地下資源を確保する。そして、領土を広げるのではなく、領土を開発するのだ。

公共事業がいくら予算をつけても企業の利益になってしまい国民まで回る事がない。公共工事自体のシステムが、企業利益体質型に成っている。山奥の村でベンツやBMWに乗っているのは、決まって建設会社の社長だ。それ以上に太ってしまっているのが、外郭団体だ。いわゆる天下り先がブクブクと太ってしまうシステムを長年築いている。合法的に利益が集まる仕組みだから誰も悪く言えない。公共工事が景気対策に成らなくなってしまったのは、こう言った蓄積が、血管の内部に蔓延り、流動性を損ね、血管自体を弱くしてしまっている。脳や心臓に血液が上手く行かないものだから、血液を入れないというバカなヤツも出てきてしまった。

海杉流の雇用対策は、官僚や行政職員が現場に出て作業をするのだ。まずは、3分の1職歴等級の上から下まで平均をとって、強制的に公共の現場に行く。そのかわり、3分の1には、省や役所が新しく3分の1雇用する。キャリアアップの出向というものではない。楽な仕事はまったくない。これを3年続けるとまったく新しい日本が生まれると思う。そのかわり、3年間一生懸命、働いて現場にいた官僚や職員は、昇進するのだ。雇用は、行政官僚職員数の倍は、膨れ上がるが、優秀な人材が、日本中に広がる。もちろん新しく雇用した人材が役立たずであれば、即、首だ。全てが3年間勝負になる。

ある席上で行政幹部が、県民を前に「不況で税収が減る、国からの交付税も減った。これは大変だが、元気を出してがんばろう」と言っていた。

公務員は、不況に影響されないのだ。冷ややかな声があちこちから聞えた。

アフリカの子どもが飢餓で苦しんでいる番組でテレビの前で食事をしながら、「がんばれ!」と叫んでいるのと同じだ。本人は、悪気があるのではない。そのこと自体何もならないと言う事を自覚できないでいるのだ。

何兆円も資金があるなら、優秀な人材の採用チャンスと現在の官僚・行政マンのスキルアップが出来る海杉流の雇用対策はどうだろう。