海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

林研グループとの交流

2008年07月18日 08時42分50秒 | 森林
林業の方と交流をした。

何気なく、テーブルに木片を置いておく。

一番分かりやすい、一番関心のある話だ。林業の方の現状をどんな方法で打開するか。何処の馬の骨とも分からない海杉の話を聞いてもらうためには、少々、演出が必要だ。

今回は、海杉が、立方当たり、1200万円の木材を売りたい話をしたい。もちろん、杉コレクションの参加、協力してもらうための話だ。

林業の方の立方当たりの金額は、7000円から10000円でざっと1000倍の開きがある。驚くのは、当たり前。

「コレは何ですか?」興味を持ってもらう。

手にとって、触ってもらい、不思議そうに尋ねていただければ、「いくらだったら買いますか?」と尋ねる。

「えっ」

「これを3000円で売ろうと思っています」

「3000円ですか?」

「高いですか?」

「1000円なかどうでしょう?」

「いいかも…」

「この木片、3000円の時、立方12000万円で1000円のとき立方400万円です」

「げっ!!」

「木材って価格が分かりづらいですよね」

林業者の方の価格の意識と消費者の価格の意識の違いを木片と価格で話してみると皆さん、同様に驚かれ、なぜ、なのかを海杉に聞いてくる。

聞いていただく状況ができたとき、はじめて、海杉論を展開するようにしている。まあ、しゃべるしゃべる!!!

話のつかみを捕らえないとどんないい話でも聞いてもらえないと考える海杉があみ出した演出方法だ。

価格を決まるのは、主導権を持った人で、相手を知り尽くした人でなければならない。一般のユーザーの動向が気になるところだ。そのためには、イベントを通じて消費者の気持ちを掴み取る訓練をしてほしいと言うわけだ。

林業の方が何をするのかイベントが、イベントでは、終わらないためにやるべきこと目的を掴んで欲しいと願う。