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南アフリカに行ってきました(2)ケープタウン

2013-03-02 11:54:31 | 旅行

(ケープタウンのシンボル、テーブル・マウンテン)

シンガポールから12時間余り、ケープタウンに到着。
暑い。
地元の人もびっくりする猛暑日にあたってしまいました。
でもカラッとしてます。

レンタカーをピックアップして出発しようとしたら、ナビがない。
オフィスに戻って聞いたらナビは別にレンタルするらしい。
いろいろ国によって違うんですね。

よし、オールセット。
取り敢えずテーブルマウンテンまでレンタカーを走らせる。
おお、この急勾配。
登ってみたくなりますよね。



ところが、ケーブルカーは長蛇の列。
南アは真夏のツーリスト・ピーク・シーズンなんですね。
待つこと45分。
殺人的に強い日差し。
実はここに来る間、ケープの空港から街に入る道が事故渋滞。
そして炎天下の45分待ち。
幸先悪いなあ。
でも、これが今回の旅行のどん底でした。
短い。



このケーブルカー、片道行くうちに360度回転する。
絶景を堪能。
眼下に見えるライオンズ・ヘッド。
市街地を一望できます。
人口300万人のこの都市には南アフリカの立法府が置かれているそうです。
船舶の中継基地以外にはこれと言った産業はなく、リゾート地といった感じでしょうか。
高層建築はあまりありません。
美しい街です。

17世紀にオランダ東インド会社が持った南アフリカで最初の植民地でした。
ここにオランダ系の農民、ボーア人がどっと入植しました。



テーブル・マウンテンの頂上。
逆の方向には喜望峰も見えました。

南アは山だらけの国。
海底が隆起したのでしょう。
海岸沿いに絶壁が並び立ちます。
その上には裕福な白人の家や、外国人の別荘が見られます。

テーブルマウンテンはケープにあるからシンボルですが、この手に山はごろごろ転がってます。



さて2時間ほど南下して、はるばる来たぜ、喜望峰。
大西洋とインド洋が交わるところ。
15世紀にポルトガルのディアスが発見。
ポルトガルの影響も多少残っているようです。
喜望峰、インドのゴアそしてマレイシアのマラッカ、さらにはマカオ。
ポルトガル海上帝国ですね。
そのせいでマレイシア料理店もケープには多いとか。

南アフリカを最初に植民地にしたのはオランダで、二度のボーア戦争を経て完全にイギリスのものとなりました。
現在もイギリス連邦加盟国です。



行きは東海岸を南下しましたが、帰りはナビもあきれて沈黙するほど思いっきり西海岸沿いをドライブ(地図の左側)。
道は概して非常にいいです。
左側通行だから気が楽。
標識も英語だし。



この西海岸ドライブが素晴らしい。
チャップマンズ・ピーク・ドライブを経てハウト湾。
絶景の連続です。
この辺から、眠気も取れてテンション急上昇。



夕方に近いとあって、人々が夕日の見えるスポットに集まり始めていました。
しまった、ケープタウンでなくて海岸線に泊まるべきでした。



そうこうしているうちにケープタウン帰着。
お宿はマウントネルソンホテル。
今回の旅行では一番部屋代が高かった。
でもびっくりするほどではないです。
コスパは非常に高い。



ホテルのプラネットというレストラン。
立派な作りで広々としている。
あまり期待していなかった南アの食事ですが、今回の旅行では意外と美味しいものに出合いえました。
さすがワインの国。
食文化もなかなかのものです。
中年のウエイターたちのサービスもフレンドリーでユーモアにあふれていました。
西欧と同じですね。
東洋にはあまりない。
日本のサービスは丁寧だがマニュアルっぽくって退屈ですね。
給仕人が若くて会話も未熟です。

当地ではホテルの黒人ポーターたちも楽しかった。
着いたときのチップは少なすぎると言われ、帰るときに奮発したら多すぎると言われた。
なんでも冗談にしてしまうんですね。
失業に悩み、人口の12%しか税金を払っていない国らしいけど、明るいなあ。



選んだのはスプリング・ボックというガゼル。
脂身の少ないヘルシーな肉ですが柔らかくて味もいい。
ハマナスのピノ・ノアールとの相性も良かったです。
後日、ゲーム・リザーブで見かけたスプリング・ボック君。
ごめん。

繁殖力が強く、いろいろな動物の餌となる様です(言い訳)。



ホテルは低層。
部屋から見るプール。



朝食はガーデンレストラン。
花が咲き乱れ、美しいことこの上ない。



ゆっくりと満喫。
旅ならではのいい時間です。



食事後はホテル内を散策。
このホテル、もとは植物園だったそうで広大な敷地です。



出発前にショッピングセンターが立ち並ぶウオーターフロントへ。
今回の旅行ではあまり買い物に付き合わされなかった。



アフリカン・テイストのお土産を物色。



名残惜しいがワインランドに向け出発です。

続く。







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